
1998年に放映された「救急戦隊ゴーゴーファイブ」までの「スーパー戦隊シリーズ」の中で唯一シングルレコード(CD)を持っているのがこの「太陽戦隊サンバルカン」。そして僕にとってはゴーゴーファイブより前では最後の戦隊シリーズということになります。サンバルカン以降はテレビから録音することはありましたが見ることは全然ありませんでした。やはり頭の中で子供(幼児)向けというジャンルであったことと、一番の原因はマンネリ体質ですね。いくら主人公や敵役、設定を変えても、戦隊と悪の軍団との戦いのパターンだけは避けることはできないですから。
さて「太陽戦隊サンバルカン」は1981年の放映、原作は八手三郎、製作はテレビ朝日と東映、音楽担当は渡辺宙明、全50話。この作品の最大の特徴は戦隊のメンバーが初の3人だったこと。空・海・陸をかけるイーグル・シャーク・パンサーをかたちどったマスクが印象的でした。また男3人のパターンは唯一のもので、女性隊員がいません。設定上の特徴としては「電子戦隊デンジマン」の続編的要素を持っていること。前作の悪役女王ヘドリアンが復活して登場しています。リーダー格のバルイーグルが途中で入れ替わっているのも異例のひとつ。また嵐山大三郎長官を岸田森さんが演じています。 岸田さんが癌で亡くなったのが放映終了から1年も満たないということで、岸田さんの特撮出演最後の作品となっているようです。
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