2008年01月31日

「太陽戦隊サンバルカン」の主題歌



 1998年に放映された「救急戦隊ゴーゴーファイブ」までの「スーパー戦隊シリーズ」の中で唯一シングルレコード(CD)を持っているのがこの「太陽戦隊サンバルカン」。そして僕にとってはゴーゴーファイブより前では最後の戦隊シリーズということになります。サンバルカン以降はテレビから録音することはありましたが見ることは全然ありませんでした。やはり頭の中で子供(幼児)向けというジャンルであったことと、一番の原因はマンネリ体質ですね。いくら主人公や敵役、設定を変えても、戦隊と悪の軍団との戦いのパターンだけは避けることはできないですから。
 さて「太陽戦隊サンバルカン」は1981年の放映、原作は八手三郎、製作はテレビ朝日と東映、音楽担当は渡辺宙明、全50話。この作品の最大の特徴は戦隊のメンバーが初の3人だったこと。空・海・陸をかけるイーグル・シャーク・パンサーをかたちどったマスクが印象的でした。また男3人のパターンは唯一のもので、女性隊員がいません。設定上の特徴としては「電子戦隊デンジマン」の続編的要素を持っていること。前作の悪役女王ヘドリアンが復活して登場しています。リーダー格のバルイーグルが途中で入れ替わっているのも異例のひとつ。また嵐山大三郎長官を岸田森さんが演じています。 岸田さんが癌で亡くなったのが放映終了から1年も満たないということで、岸田さんの特撮出演最後の作品となっているようです。
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2008年01月30日

「電子戦隊デンジマン」の主題歌



 「電子戦隊デンジマン」は1980年の放映で、原作は八手三郎、テレビ朝日、東映の製作、音楽担当は渡辺宙明、全51話。僕は主題歌をテレビから録音しただけで、全く見なかった作品。
 キャストはデンジレッド・赤木一平に結城真一、デンジブルー・青梅大五郎に大葉健二、デンジイエロー・黄山純に津山栄一、デンジグリーン・緑川達也に内田直哉、デンジピンク・桃井あきらに小泉あきら。そして見てなくてもこれは有名ですが、ヘドリアン女王に曽我町子、ヘドラー将軍に香山浩介、ミラーに美川利恵、ケラーに湖条千秋、バンリキ摩耗に大前均、松尾千恵子巡査に酒井ゆきえ、中井友子巡査に日高久美子、デンジ犬アイシーの声に京田尚子、ナレーターは大平透。
 主題歌はオープニングが「ああ電子戦隊デンジマン」。小池一夫作詞、渡辺宙明作・編曲、歌は成田賢。放映当時は全然気がつきませんでしたが、成田賢さんはこんな歌も歌っていたんですね。この作品の主題歌の特徴は一度聞いたら耳に残るリフレインでしょうか。オープニングの場合は「デンジマン デンジマン デンジマン デンジマン」。この音の刻みに愛着を覚えるくらいです。

戦いの海は 牙でこげ こげ
かなしみの海は 愛でこげ アー
小さな命を 守るため
愛と勇気の 炎を燃やす

 エンディングは「デンジマンにまかせろ」で、こちらも小池一夫作詞、渡辺宙明作・編曲、歌は成田賢。エンディングの繰り返しはサビの部分の「どうする どうする どうする 君ならどうする」です。この後に「まかせるんだ おれたちに 電子戦隊デンジマン」と続きます。

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2008年01月29日

「バトルフィーバーJ」の主題歌

 「バトルフィーバー」については先日ご紹介しましたので主題歌のみを。
 まず、オープニングは作品タイトルと同じく「バトルフィーバーJ」。「ジャッカー電撃隊」がある意味失敗したということで、がらっとスタッフを変えてきました。作詞は山川啓介。もっとも作曲と編曲は音楽をずっと担当することになる渡辺宙明さんですが、歌はMoJo、コロムビアゆりかご会、フィーリングフリー。この曲の特徴は何と言っても“掛け声”と“お返事”ですね。

バトル・フランス 「Oui !」
バトル・コサック 「Da !」
バトル・ケニア 「ndiyo !」
ミス・アメリカ 「Yeah !」
バトル・ジャパン 「Oh !」

 1979年(昭和54年)の放映ですが、この当時はまだまだ外国語の知識が足りなかったですから、フランス語は勉強していたのでともかくとして、バトル・コサックとバトル・ケニアが何て言っているのか全然わかりませんでした。
 エンディングは「勇者が行く」で、八手三郎作詞、渡辺宙明作・編曲、歌はMoJo。「他人には言えぬ 怒りを胸に」という言葉がストーリーに合っています。もっとも余り繰り返して聞かなかったので記憶は薄いです。

走れ! 地獄のジャングルを
決めろ! とどめの鉄拳を

たたけ! エゴスの陰謀を
決めろ! 怒りのフィニッシュを

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2008年01月28日

「ジャッカー電撃隊」の主題歌



 人気も視聴率も高かった「秘密戦隊ゴレンジャー」の後番組が「ジャッカー電撃隊」。1977年に放映が開始された。原作は石ノ森章太郎、テレビ朝日と東映の製作、音楽担当は前作と同様渡辺宙明。オープニングにも歌われているように4人のサイボーグが主人公だった。生身の人間が変身しない唯一の「スーパー戦隊」だそうだ。残念ながら視聴率が取れなかったようで、途中から5人目のビッグワン(宮内洋さん)を登場させたものの35話という中途半端な話数で終わっている。僕は主題歌をテレビから録音したくらいで、内容は殆ど見ていない。顔面にトランプの4つのマークがあるなぁ、と思った程度。
 キャストは桜井五郎(スーペドエース)に丹波義隆、東竜(ダイヤジャック)に吾羽七郎、カレン水木(ハートクイーン)にミッチー・ラブ、大地文太(クローバーキング)に風戸佑介、鯨井大助長官(ジョーカー)に田中浩、番場壮吉(ビッグワン)に宮内洋、姫玉三郎に林家源平、7号に工藤くるみ、8号に引馬厚代、9号に高瀬夕子、10号に芹沢道子、アイアンクローに石橋雅史、ナレーターに大平透。
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2008年01月27日

「秘密戦隊ゴレンジャー」の主題歌



 記念すべき「スーパー戦隊シリーズ」の第1作目として名高い作品ですが、前にも書いたように未だ「シリーズ」としての認識はなかったものです。それよりも今まではヒーローものというと1人であったものが、5人になったというところが実に斬新的で、1975年4月に放映が開始されて1977年の3月まで84話も放映されました。原作は石ノ森章太郎、音楽を担当したのは渡辺宙明、オープニング1曲、エンディング2曲をいずれもささきいさおさんが歌っています。
 主題歌をご紹介する前に少しだけキャストをご紹介しておきましょうか。アカレンジャー・海城剛を誠直也、アオレンジャー・新命明を宮内洋、キレンジャー・大岩大太を畠山麦、ミドレンジャー・明日香健二を伊藤幸雄、モモレンジャー・ペギー松山を小牧りさ。キレンジャーは途中で入れ代わってますね。見ていた割にはストーリーに記憶がありません。やはり幼児・小学校低学年向けでしたから、スッと流してみていたのでしょう。
 オープニングは「進め!ゴレンジャー」で石ノ森章太郎作詞、渡辺宙明作・編曲、歌はささきいさお、堀江美都子、コロムビアゆりかご会。ささきいさおさんと堀江美都子さんのデュエットが印象的です。「真っ赤な太陽」「青い空」「黄色い砂塵」「ピンクの頬」「緑の明日の風」と歌詞に5人の戦士の色を取り入れたところがいかにも子供向けの感じがします。
 前期エンディングが「秘密戦隊ゴレンジャー」。八手三郎作詞、渡辺宙明作・編曲、歌はささきいさおとこおろぎ'73。「バンバラ バンバンバン」の繰り返しで始まるこの曲が作品タイトルと同じ「秘密戦隊ゴレンジャー」というタイトルの曲。勘違いされている方が結構いたりします。
(Rea More につづく)


81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日は新旧問わず、アニメ・特撮番組について語り尽くす2時間。
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2008年01月26日

野乃七海



 以前にも少し記事に書いたことがありますが、「忍風戦隊ハリケンジャー」のハリケンブルーを演じた長澤奈央さん、週刊誌の記事のタイトルで“戦隊ヒロイン最強の美女”と呼ばれたこともありました。
 さて、このハリケンブルーこと野乃七海は公式ページの言葉をそのまま借りると、疾風流忍者学校「忍風館」水忍科、第507期生。得意の忍法は“水流波”。ハリケンジャーは3人の戦隊、後半にはプラス2が加わって実質5人になりますが、ブルーはその紅一点。街中で芸能マネージャーにスカウトされて演歌歌手としてデビューする。まだまだ街頭での歌にCD販売という地道な芸能活動中にハリケンジャーとしての仕事もこなす。歌うのは忍び恋」。
 長澤奈央さんは。確かに整った顔立ちですが、僕の好みではないです。誰も聞いてないって(笑)。
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2008年01月25日

片平真由美



 「スーパー戦隊シリーズ」と「平成仮面ライダーシリーズ」の両方に出演されている俳優さんはゲスト出演を含めるとかなりの数いらっしゃるとは思うが、一方がレギュラーでもう一方も準レギュラーとなるとぐっと少なくなる。僕が真っ先に思い出すのが「仮面ライダー555」のホースオルフェノク・木場勇治の元恋人の森下千恵。演じるのは「未来戦隊タイムレンジャー」のユウリを演じた勝村美香さん。
 森下千恵については過去記事で取り上げているので、今日は「仮面ライダーアギト」で葦原涼の恋人だった片平真由美を取り上げてみましょう。葦原涼は城北大学の水泳選手で将来を有望視されていたのだが、バイクの事故が原因で身体に変調を起こし、やがては仮面ライダーギルスへと変身を遂げる能力を得る男。演じるのは奇しくもタイムピンク勝村美香さんの夫である友井雄亮さん。この葦原涼のガールフレンドが片平真由美。アンノウンに襲われた真由美をかばってその目前で変身したこともあって真由美は涼の前から去っていく。“わがままで弱虫な涼が好き”という実にかわいい女性を演じたのは福澄美緒さん。この福澄さんその後は一転して「忍風戦隊ハリケンジャー」の女幹部、暗黒七本槍の一人、四の槍ウェンディーヌで登場する。僕は随分後まで真由美とウェンディーヌが同一人物だと気づかなかった。余りにイメージが違っているもので・・・。

posted by KAZU at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮