2007年12月29日

「勇気100%」



 NHKの人気アニメ「忍たま乱太郎」のオープニング。1993年のリリースで2002年のYA-YA-yahカバーの同曲に変わるまで使用された。「勇気100%」は光GENJIがNHKの紅白歌合戦出演曲でもあり、広く知られているだけでなく「忍たま乱太郎」のイメージと合致したアニメ主題歌の名曲のひとつだと思う。尼子騒兵衛のギャグ漫画「落第忍者乱太郎」の原作内容との表現の違いから一部ファンから批判も多いものの、そこはNHKが製作・放映しているから仕方ないかと。松井五郎作詞、馬飼野康二作曲・編曲、歌は光GENJI/光GENJI SUPER5。

がっかりして、めそめそして、どうしたんだい?
太陽みたいに笑う、君は何処だい?

 この歌い出しの歌詞はすばらしい。ちょっと凡人には書けない名文句です。

そうさ!100%勇気。
もうやりきるしかないさ。
ぼくたちが持てる輝き永遠に忘れないでね
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2007年12月27日

dreamのアニメ主題歌



 avexのオーディションから20世紀最後の年、2000年1月1日にデビューしたdreamですが、2008年1月1日でデビュー8周年を迎えます。何といってもバックがavexということでテレビ番組とタイアップした曲が多いですが、中でも「ヒカルの碁」のオープニング「Get Over」は好きな曲で、今でも時々聞いています。「Get Over」が流行っている当時、CMでのイメージソングも多いdreamの大きなディスプレイが小学校の近くの店舗の広告スペースに掲げられていたので毎日のように見ていました。しかしながら、歌っている姿は全く見たことがなくて、最近パソコンのスペックを上げてネット上の動画を見ることができるようになり、先日見た「Music is My Thing」は新鮮でした。移籍してからはアニメ主題歌とは縁がなく寂しいのですが、今年グループ名を“DRM”に改名、これからも頑張ってほしいところです。

「My will」
デビューした年の秋 (2000年秋)に「犬夜叉」のエンディングとして流れた曲。「犬夜叉」の主題歌としても、エンディングとしても、アニメ作品によくマッチした曲だと思う。
♪そっと目覚める・・・
メンバーの松室麻衣の作詞、作曲はy@suo ohtani。
(Read More につづく)Read More
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2007年12月26日

「ダイヤモンド・アイ」(2)

 メインキャストはライコウこと雷甲太郎に大浜詩郎、カボ子に黒沢のり子、五郎に福田悟、海藤警部に玉川良一、早川編集長に久野四郎、雷勝子に菅井きん、大沢山京子に青木英美、大沢山剛造に神田隆、北見八郎に谷岡行二、蘭花(ヒメコブラ)に隅田和世、源海龍(キングコブラ)に南原宏治。ダイヤモンド・アイに熊谷巌・田尻陽一郎、アイの声に池水通洋・野田圭一。ナレーターは中江真司。
 前世魔人はその人間態を演じた俳優さんが声を当てている。前世魔人はキングコブラ、ヒメコブラ、モージンガー、サタンバット、ヒトデツボ、ケラリン、ワレアタマ、ゲララチン、ケロキャット、オニカブトン。キングコブラ(源海龍)は南原宏治、ヒメコブラ(蘭花)は隅田和世、オニカブトン(キルト)は片岡五郎は固有の前世魔人。ゲストの魔人にはウルトラセブンの着ぐるみ俳優の上西弘次さんや、ハヤタ隊員の黒部進さん、アマゾンの魔女の塩沢ときさん、北九州男さん、他が出演している。
 主題歌はオープニングに「ダイヤモンド・アイ」。作詞は原作の川内康範、作曲は音楽担当の池多孝春、歌はヤングフレッシュ。前作「レインボーマン」とちょっと似た曲想だが、使われている言葉が堅い。例によって第1話の時にテレビから録音したのだが、内容を見ていない時点で「前世魔人」は聞き取れなかった。エンディングは「ライコウマーチ」。川内康範作詞、池多孝春作曲、歌はロイヤルナイツ。タイトルどおりライコウを謳った名曲で「ペンが俺の刀だ」と正義のルポライターの心意気を歌っている。本編前半で一度だけフルコーラスで流れたことがあって、その時に必死に書き取った。
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2007年12月25日

「ダイヤモンド・アイ」(1)



 「ダイヤモンド・アイ」は「レインボーマン」の後番組として1973年にNET系で放映された特撮テレビ番組。本編タイトルでは“光の戦士”という文字は見られないが、レインボーマンの「愛の戦士」と同様、最終話のエンディングテロップで「光の戦士ダイヤモンド・アイ」という言葉が使われていることから「光の戦士ダイヤモンド・アイ」と呼ばれる。原作は川内康範、音楽担当は池多孝春、制作は東宝、NET、全26話。
 新聞記者であった雷甲太郎、通称ライコウは汚職事件を追う中、上層部からの圧力で記事を差し止められる。怒り心頭、辞表を提出してフリーのルポライターとなったライコウが“前世魔人”と戦う姿を描く。事件捜査の中でライコウは絶体絶命のピンチをダイヤの神である「ダイヤモンド・アイ」に助けられる。ダイヤモンド・アイは正義のために戦うライコウの姿に「アラビアの王」と呼ばれるダイヤモンドをはめ込んだ指輪を渡し、“私の力が必要になる時が必ず来る”と託して去る。ライコウがピンチに立たされた時に光にアラビアの王をかざし、「アイよ〜」と叫ぶとダイヤモンド・アイが現れライコウのピンチを救う。主人公はあくまでライコウでアイは召喚されて戦う助っ人の役。この点が設定上のおもしろいところ。アイは光のないところでは召喚できないが、一瞬のきらめきでも召喚でき、その後は暗くても戦うことができた。
 敵は人間の姿をした前世魔人で、アイの「外道照身霊破光線」を浴びるとその正体を現わす。アイの「汝の正体みたり」の言葉に前世魔人が「バレたか〜」と返すのが毎回のパターン。当時子供の間ではこの「バレたか〜」のくだりがギャグとして流行った。ライコウはルポライターながら敵ともよく戦ったが、前世魔人を倒すのはアイの役目で杖から出す光線ロイヤルパンチをもってして前世魔人を葬り去る。登場する前世魔人の種類数は少なく一族同類何度も別人の同じ種類の魔人が登場している。またこの魔人のデザインがもうひとつで、「レインボーマン」の後作として期待して見ていたものの半分見たあたりで見るのをやめてしまった。キングコブラ、ヒメコブラが中心となって統一的作戦を挑んでくる後半の方がおもしろかったのかもしれないが。
(つづく)
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2007年12月24日

「電撃!! ストラダ5」(2)

※昨日の続きです。

 キャラクター&キャストをご紹介。
☆ジュピター(高村輝次郎)/いきなりオープニングで指令を出すストラダ5の生みの親。事件を察知あるいは起こった時に無線で召集をかけ、自らも現場に向かう行動派司令官。演じるのは宍戸錠。この人の演技、声は存在感が大きいです。
☆ペガサス(堀田貫介)/ストラダ5のメンバーで、射撃の名手。父親をビッグノヴァに殺されたため復讐心が強く心を閉ざしたままのことが多い。実質上の主人公。普段はレーサー。演じるのは岡崎徹。
☆ルナ(宝木正)/ストラダ5のメンバーで技術担当。ペガサスと違い沈着冷静で爆弾処理などを手がける。普段は自動車整備工。演じるのは小野進也。
☆オリオン(殿村幻次郎)/ストラダ5のメンバーでリーダー。元刑事で化学畑、変装の名人。普段は病院勤務。演じるのは地井武男。
☆アポロ(竹中一念)/ストラダ5のメンバーで肉弾戦担当。おおらかで怪力の持ち主、それでいて頭脳も明晰。普段は寺の僧侶。演じるのは剛達人。
☆アンドロメダ(星カオリ)/ストラダ5のメンバーで紅一点。未来予知とテレパシー能力がある。いきなりアンドロメダが事件を予知する場面から始まるエピソードもあった。普段はファッションモデル。演じるのは山科ゆり。当時はまだ中高生で日活ロマンポルノとは縁がなかったが、この人もポルノ女優だそうだ。子供向け番組に出演とは知っている人はビックリだったろう。
★ミスター・アスモディ/ビッグノヴァの首領でマスクをかぶった謎の男。最初見た時はマスクをかぶったまま飲み(食い)、葉巻を吸ったりもするので、こういう顔の怪人かと思ったが、そうではないそうだ。演じるのは早川五郎、声は悪役の声をやればピカイチの飯塚昭三が担当。
 他にナレーターに丸山詠二、ゲスト俳優に小松方正、高毬子、北九州男、雪丘恵介、伊豆見英輔、大月ウルフ、熊谷巖、北島マヤ、他
 主題歌はオープニングに「電撃ストラダ5」。オープニングではジュピターの無線通信から入ってこの曲が流れ、最後にミスター・アスモディが「さらば、ストラダ5の諸君」とヘリコプターで逃亡するシーンが繋がる。作詞は伊東恒久、作曲は音楽を担当した北原じゅん、歌はチャーリー・チェイ、ヤングフレッシュ。レコードでは「5人のチャレンジャー」(伊東恒久作詞、北原じゅん作曲、チャーリー・チェイ、ヤングフレッシュ歌唱)があるらしいのだが、テレビではエンディングはなかった。

「アテンション ナウ ストラダ ファイブ、コチラ ジュビター
 シュゴウ ポイント エム ワン
 ダッシュ アンド ダッシュ ピリオド」

空に輝く5つの光
平和の戦士だ ストラダ5
秘密捜査の絆も強く
男のダッシュで戦うぞ
ワン ツー スリー フォー ファイブ
レッツゴー ストラダ5

「さらば ストラダ5の諸君。また会おう。」

posted by KAZU at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

「UltrasevenX」終了



 ウルトラセブン生誕40周年記念番組としてスタートした「UltrasevenX」が予定どおり第12話をもって終了しました。終わったところなのでレビューを書くことは控えたいと思いますが、さてウルトラセブンファンの皆様はどんな感想をお持ちになったでしょうか。
 ウルトラセブンの描写としては旧テレビシリーズとは全く異なるもので、僕の中では新作扱いだったのですが、ストーリーの結末、我らのセブン(ダン)とのつながりがあるということは、放映前から公開されていたオフィシャルページのちょっと含みのある文章や、7話以降の展開でそれとなくわかってしまいました。最後の3話でそれは決定的なものとなります。つまりはUltrasevenXと我らのセブンは同一人格であったということです。 記念番組らしく最終回では還暦を迎えたアンヌと中年太りのダンの姿が登場します。
 詳しくは公式ページとひし美ゆり子さんのブログ「あれから40年・・アンヌのひとりごと」で。
posted by KAZU at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ウルトラセブン

2007年12月23日

「電撃!! ストラダ5」(1)



 「電撃!! ストラダ5」は「愛の戦士レインボーマン」、「ダイヤモンド・アイ」と続いた特撮の後番組として1974年にNET系放映された特撮アクションテレビドラマ。怪獣ブームでの日活唯一の怪獣映画「大巨獣ガッパ」と共に日活が手がけた唯一の特撮ヒーローものとして有名。日活ロマンポルノ時代後期の監督さんが手がけ、多数のロマンポルノ出演俳優さんが登場しているそうで、悪役ゲスト俳優さんも筋金入りの迫力があった。前作の「ダイヤモンド・アイ」よりもおもしろくて僕は全話通して見たが、残念ながら人気は今ひとつだったようだ。制作は萬年社・日活、全13話。
 世界的犯罪シンジケート「ビッグノヴァ」のボスで仮面をつけた謎の男“ミスター・アスモディ”がかかわる犯罪に対して、国際警察の高村輝次郎が結成した特殊部隊「ストラダ5」が繰り広げる活躍を描く。アスモディが仮面をつけている以外はヒーロー側も敵側も普通の人間。SF的な要素はストラダ5の面々が着用する強化服とアンドロメダのテレパシーくらいで、移動はもっぱら車両。地味だがシリアスなドラマ展開だった。ストラダ5のメンバーは司令である高村が「ジュピター」とお互いをコールサインで呼び合う。毎回ストラダ5によって失敗を余儀なくされる悪人の親玉は最後に極悪非道・冷酷なミスター・アスモディに処刑される。
 最終回「 ミスターアスモディの仮面をはげ!」ではペガサスがアスモディを追い詰めるのだが、残された1発の弾丸を市民を守るために爆弾の時限装置破壊のために使い、その隙にアスモディはいつものようにヘリコプターで逃亡してしまう。ビッグノヴァ壊滅を見ずして本編は終了している。
(つづく)
posted by KAZU at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮