2007年11月30日

Number One

 音声多重放送が一般的になり、海外の作品をオリジナル音声で聞くことができるようになったのは大変嬉しいことです。日本語に訳されてしまうと本来の意味やニュアンスが正確に伝えられているか疑問です。前にも何かの機会に書いたと思いますが、アメリカでは職場でも名前で呼ぶのが普通で「スパイ大作戦」の謎の指令は「おはよう、フェルプス君」とは言っていなくて、「グッドモーニング、ジム」と名前を呼んでます。



 「新スタートレック」で一番ひっかかったのが「Number One」という呼称。副長のウィリアム・トーマス・ライカーに対しては日本語では「ライカー副長」や単に「副長」とファミリーネームプラス階級で呼ぶのが多いけれど、英語の方では愛称の「ウィル」や階級の「コマンダー(Commander・中佐)」が多用されてます。その中でピカード艦長だけがライカー副長のことを「Number One」と呼ぶ場面が度々ありました。宇宙艦隊の階級はアメリカ海軍のものに倣っているようですが、この「Number One」は英国海軍の副長を指す言葉だそうです。艦長を除くクルーの中で一番階級の高い人を意味するらしいですが、これなどは英語で聞かない限りわからないことです。
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2007年11月28日

「地獄少女二籠」



 「地獄少女二籠」は2006年に「地獄少女」の続編として放映されたアニメ作品。前作「地獄少女」では最後にあいが地獄少女となった経緯が語られるが、さらに今作では冒頭、その話を継いで人面蜘蛛が語るシーンから物語が始まる。全26話。
 地獄少女の地獄少女たる仕事の内容は変わらないが、あいが渡す藁人形は輪入道とは限らず、一目連や骨女のこともある。また三人があいと共に仕事をすることになる経緯なども語られる。あいが着る着物の柄や決め台詞の調子などに細かい違いはあるが基本的には変わりはない。新たなキャラクターとしてきくり、紅林拓真、飯合誠一、飯合蛍が加わる。柴田親子は登場するもののあいの仕事に対して今回は干渉はしない。きくりは人面蜘蛛の分身としてあいの監視をする。ストーリー的には紅林拓真、飯合誠一、飯合の三人がキーパーソンとして、物語の結末を導く。この作品にもオープニングナレーションが付く。ナレーターは小倉久寛。

ゆらりゆらりと業の影。憐れな定め迷い道。
憎み憎まれひび割れた、合わせ鏡の二籠。
時の交わる闇より来たりて、
あなたの怨み晴らします。

 キャストは閻魔あいに能登麻美子、人面蜘蛛に柴田秀勝、一目連に松風雅也、骨女に本田貴子、輪入道に菅生隆之、あいの祖母に松島栄利子、柴田一にうえだゆうじ、柴田つぐみに水樹奈々、仙太郎に豊永利行と前作どおり。更にきくりに酒井香奈子、紅林拓真に藤村歩、飯合誠一に日野聡、飯合蛍に大浦冬華。
 主題歌はオープニングに「NightmaRe」。作詞は山野英明、作曲にSNoW、進藤安三津、編曲に進藤安三津、藤田謙一、歌は前作と同様SNoW。エンディングは「あいぞめ」で作詞はああ(savage genius)、作曲はTakumi(savage genius)、編曲に西田マサラ、歌はこちらも前作と同様に能登麻美子。
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2007年11月27日

「スタートレック/ディープスペースナイン」



 「スタートレック/ディープスペースナイン」(STAR TREK/DEEP SPACE NINE) はスタートレックシリーズの第3番目のシリーズとしてアメリカで製作されたSFテレビドラマ。「THE NEXT GENERATION」とオーバーラップする形で1993年から放映を開始し、7シーズン全176話が放映された。
 ディープスペースナイン(DS9)はカーデシア人がベイジョー星系に建造した宇宙ステーションで、カーデシア軍の撤退に伴い放置され、ベイジョーが惑星連邦に援助を求めたことから宇宙艦隊が管理することとなった。艦隊から派遣された司令官がベンジャミン・シスコ司令(中佐)。副官がベイジョー人でありベイジョーの臨時政府との仲介を行うキラ・ネリス。カーデシア、ベイジョー臨時政府、惑星連邦との間の複雑な政治色の濃い設定は視聴者が見ることに努力が必要な内容だった。さらにDS9の近くで銀河系の反対側ガンマ宇宙域につながるワームホールが発見され、突如DS9は銀河系アルファ宇宙域とガンマ宇宙域を結ぶ要所となる。陰鬱でどろどろした関係が渦巻くこのシリーズがよくも続いたことだと感心するばかり。僕はとうとう最後まで見ることができなかった。
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2007年11月26日

伊藤かずえさん

 最近はなかなか日曜日の朝のテレビは見られなくて、息子が小さい頃は嫌でもテレビが点いていた時間帯は録画予約でもしない限り見ることはない。たまたま先日は息子の日曜参観のおかげで見ることができた。
 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」でスクラッチ社で特別開発室室長・真咲美希を演じているのが伊藤かずえさん。第一線から退いたとはいえ激獣レオパルド拳の使い手として先日は大暴れしていた。
 伊藤かずえさんというと僕の年代では若手女優として、テレビサスペンス物に多く出演、雑誌のグラビアも飾った人だけに懐かしい。まだ捜せば20年くらい前の雑誌の切抜きがどこかにしまってあるかもしれない。
 伊藤かずえさんが出演した作品で忘れられないのが、ザ・サスペンス「私の愛した女」というサスペンスドラマ。もう20年くらい前になりますか。主演は小野寺昭さんで、伊藤かずえさんは姉との二役を演じていた。下のグラビアはこのドラマが放映された当時のもの。Read More
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2007年11月25日

スタートレック ヴォイジャー(STAR TREK VOYAGER)



「スタートレック ヴォイジャー」はスタートレックの第4番目のシリーズとして制作されたアメリカのSFテレビドラマ。アメリカでの第1話は1995年で以後7年間で172話が制作された。「ディープスペースナイン」が陰鬱としたというかドロドロしたというか、異種族間の抗争がからんでいて人気がなかったのに比べると、スッキリとしたストーリー性、最初のシリーズやTNGのような冒険・探査といったエピソードも交えてなかなか人気も高かった。艦長はケイト・マルグルー演じるキャスリン・ジェインウェイで、スタートレックシリーズ初の女性艦長。
 僕は初めて見たのが日本で放映が始まる少し前、ニュージーランドでチャンネル4が開局してその目玉番組のひとつとして放映が開始された時。当然のことながら英語でこの時に途中から登場するセブン・オブ・ナインを除いてメインキャラクターの本人の声が頭に埋め込まれてしまったため、日本に戻ってから吹き替え版はどうもなじめなくて、いつも英語で視聴していた。
 宇宙船はNCC-74656 U.S.S. Voyager。舞台は24世紀。カーデシアに対抗する地下組織“マキ”の宇宙船が消息を絶ち、その探索にヴォイジャーは赴くが謎の強力な力で銀河系の彼方デルタ宇宙域へ飛ばされてしまう。そこでマキの宇宙船と遭遇、協力して元のアルファ宇宙域へ帰ろうとするのだが、その帰還の道を絶たれてしまい、全速でワープしても70年以上かかるアルファ宇宙域への帰還の旅が始まる。様々な事情が絡み合うのだが7年間の航海の末アルファ宇宙域へ帰還した場面は実に感動的だった。


81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日は新旧問わず、アニメ・特撮番組について語り尽くす2時間。
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2007年11月22日

「SILENTLY」



 テレビ版「サイレントメビウス」の第1エンディング。ネット上で調べたところによると、2クールの作品で20話からエンディングが変更になっているようだが、僕は記憶にない。どうして?と言いたくなる。残りたった数話なのに。
 「SILENTLY」は香港出身の女優・歌手のカレン・モクが歌っている。カレン・モクが出演している映画は余り見たことがないが、役どころがいつもアクの強い個性派キャラで、僕にはこの歌とイメージが合致しない。どういう経緯でこの曲がタイアップされたのか少し興味がある。闇雲那魅や彩弧由貴のような日本の女性が、特に闇雲那魅などは神主の娘ですから日本的な香がするが、けしてアジアンティックな香のある作品ではないが、この曲はカレン・モク自身が作詞をしているし、曲想も思い切りアジア的。最初聞いた時には少々違和感があった。歌詞の内容が香津美・リキュールの心を歌ったものと解釈すると、妙にぴったりはまっているようで納得した。カレン・モク作詞、BIGIN作曲、白井良明編曲、カレン・モク歌唱。

I'm missing you, I'm feeling blue
In the night
With starry skies and starry eyes
Shining bright
Walking in your sleep
With love you come to me silently
Silently you come away
Won't you stay another day
Silently you run away forever and ever
How silently you took my love away
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2007年11月21日

「禁断のパンセ」



 「禁断のパンセ」はテレビ版「サイレントメビウス」のオープニング主題歌。以前にも書いたが、このテレビシリーズが始まった時には日本におらず、帰国して途中から見た。劇場版は1と2で時間の経過が大きくて、原作を知っている者ならば十分理解できるものの大筋だけだったから、テレビシリーズ化はファンとしてはとても嬉しかった。かなりマニアックな部類に入る作品だと思うが、非常に画がきれいで、キャストも若手声優さんに混じって超ベテランが参加されておりすばらしい。

♪人は誰も 生まれた意味をさがして時をさまようの
♪忘れないで ふたつの月が重なり合う時を…

 オープニング映像は未来科学と魔法との融合を描いた作品らしい独特の雰囲気、メインキャラもその力の一部を見せるサービス満点の映像。流れるような戦闘シーンとは裏腹にメロディと歌詞は魔法の部分を強調した印象を受ける。田久保真見作詞、井上大輔作曲、須藤賢一編曲、歌は石塚早織。

♪禁断のパンセ 愛する意味をさがして誰も傷つくの
♪名前もなき堕天使たちよ 祈るように踊れ
♪きっと愛を抱きしめ強くなれる…
posted by KAZU at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション