2007年08月05日

エアリアルオペレーター



 エアリアルオペレーターは毒島花華(ぶすじまはなか)のガスマスクの武装錬金。毒島花華については過去記事で一度取り上げたが、原作では極度の人見知りでけして人前でエアリアルオペレーターを外さない。勿論、本編でも登場して以降最終回まで一度も外すことはなかった。最終回で大戦士長の武装錬金マスターバロンを月へ飛ばすために力を発動した時はゴーグルの隙間から美少女らしい瞳をのぞかせた。最終回エンディングではエアリアルオペレーターを外した姿を披露している。
 エアリアルオペレーターの特性はあらゆるガスを発生させ操ること。直接攻撃的ではないが結構活躍している方だと思う。マスクを通したくぐもった声ばかりを聞かされたが、外した時の声もききたいものだ。


81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日は新旧問わず、アニメ・特撮番組について語り尽くす2時間。
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2007年08月04日

嘆きの壁



 「聖闘士星矢冥王ハーデス冥界編後章」、「聖闘士星矢」ファンならご覧になられたとは思いますが、僕もやっと見ることができました。メインキャラクターのオリジナル声優さんたちが交代したことで大きな波紋を呼んだ「聖闘士星矢冥王ハーデス冥界編前章」ですが、前章を見る限り聞きなれた声でないという違和感は別として、それほど大きな作品としての異質感はなかったです。ところがこの後章に至ってネット上にある批評はネガティヴなものが圧倒的です。偉大な原作があり、特にこの章の感動の「嘆きの壁」の前での場面は最大の見せ場です。確かに演出にパワーを感じませんね。「聖闘士星矢」の演出はちょっと臭いくらいオーバーな青銅聖闘士達のセリフやふるまいと敵役のこれまたオーバーなリアクションがちょうど良い塩梅になっているんですね。それが控えめに描かれることで「聖闘士星矢」らしくなくなってます。映像は時代が進むにつれて進化していき大変きれいなのに残念なことです。原作を再現しただけ、映像がきれいなだけではアニメ作品の価値・評価が決まらないということでしょう。
 それでも「聖闘士星矢」ファンとしては黄金聖闘士が十二人揃うというかつてない感動の場面に涙なしでは見られません。童虎の言葉に重みが足らない、などと言うのは笑止千万。一輝と黄金聖闘士の活躍に95点は出したいなぁと思います。

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2007年08月03日

聖母主義(マドンナプレイ)



 いくつか推定少女の歌う主題歌をご紹介してきたが、最後にこの曲を。2002年TBS系列で放映された「体育王国」の中で放映されたCGアニメ「GOLD MUSCLE」のテーマソングが「聖母主義」。実は曲は知っているのものの中身を全然見たことがないので公式ページの紹介文をそのまま引用させていただくと、


「西暦2036年。人類はバイオテクノロジーの飛躍的な発展によって、無限の可能性を手に入れた。それは、人類の飽くなき記録と勝利への夢を追求するスポーツ界において、新超人アスリートたちの登場をみるに至った。
彼らは最強のアスリート、“ゴールドマッスル”を目指し、次々に記録を更新していた。
・・・勝利を追求することによって将来起こり得るスポーツ界の出来事を風刺的に取り扱った新しい世界観のアニメに、毎週目が離せない!」

とのこと。一旦自然消滅したそうだが、復活して放映されたということで、それだけファンがいたのだろう。解説を読んでいるだけでも食指が動く。

 さて、「聖母主義」は推定少女絶頂期の作品。“聖母主義”を「マドンナプレイ」と読ませるあたりから始まり、ジャケット写真のある意味奇抜な発想と趣向を凝らしたものとなっている。曲の仕上りも上々。作詞は野口圭、作曲はクリヤ・マコト。推定少女人気の一曲。僕の好みから言うと「E'S OTHERWISE」のオープニング「情報」の方が主題歌的で好きなのだが、音楽的には「聖母主義」もひけを取らない。
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2007年08月02日

訃報〜阿久悠さん

 作家の小田実さんの訃報は大荒れの選挙速報にかき消されたような感じだったのですが、昨日流れた作詞家の阿久悠の訃報はさすがに日本を代表する作詞家ということで今朝の朝刊も各紙がとりあげてました。朝日新聞では一面と三面欄に記事がありました。多くの歌謡曲を手がけてこられ、ヒット曲も数知れない阿久悠さんですが、アニメや特撮、ドラマ主題歌も多く手がけておられます。朝日新聞では「宇宙戦艦ヤマト」を挙げていましたね。特にアニメ・特撮では今のイメージ的な曲とは違い、その番組の作品内容をちゃんと理解した上で主人公の名前や必殺技を連呼するが多いです。十分資料等々に目を通して歌詞を書かれているということがわかるものばかりです。常々僕は阿久悠さんに「天才」という形容をつけて記事を書いてきましたが、その天才阿久悠さんもとうとうこの世をお去りになられました。心からご冥福をお祈りしたいと思います。

☆今までご紹介した阿久悠さん作詞関連記事
「スーパーロボットマッハバロン」
「太陽の子エステバン」
「ウルトラマンレオ」
「ウルトラマンタロウ」
「ピンクレディ物語栄光の天使たち」
「ファイヤーマン」
「宇宙船サジタリウス」
「ワイルド7」
「星の王子さま☆プチプランス」
「ザ・ウルトラマン」
「ミクロイドS」
「ミュンヘンへの道」
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2007年08月01日

「会いたい」



☆8月の番外編

 僕はテレビの主題歌、アニメも特撮も含めてのことですが、映像と一緒になってこそ価値があるものと思っています。通勤途中でよく聞くのですが「魔法少女リリカルなのはA's」の挿入歌で水樹奈々さんの歌う「BRAVE PHOENIX」などは、曲を聞く度に流れたシーンが甦ってきます。
 ところが、たくさん集めた主題歌の中で目を閉じて聞いた曲があります。1990年テレビ朝日系列で放映された「トゥナイト」のエンディングテーマ「会いたい」です。物語は全部見ていないのでストーリーを書くことは避けておきますが、同級生の「死」にスポットが当てられています。曲は恋人同士、元同級生の彼が死んでしまい、振り返りまた先を見つめて「会いたい」という気持を歌っています。やはり「死」は重いです。目を開けて聞くことのできない残酷さが漂う歌でもあります。作詞は沢ちひろ、作曲は財津和夫、歌は沢田知可子さん。沢田さんの代表曲でありベストセラー。

posted by KAZU at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編