
サンライトハートは「武装錬金」の主人公武藤カズキのランス(突撃槍 lance)の武装錬金。第2話「ホムンクルスの正体」でカズキ自身が徹夜して名前を考え、「(1)スーパーウルトラスペシャルストロングマッスルDX、(2)トンボ切り2006、(3)シンプルに“槍”、(4)意表をついて“剣”、さあどれ?」と斗貴子に意見を求めたが「そんなもの、更に後でいい!」と怒鳴られる。大鷲のホムンクルス鷲尾との戦いの中で斗貴子はカズキの武装錬金の飾り布から発する山吹色のエネルギー光を見て、第6話「黒死の蝶」で命の恩人となったカズキの武装錬金に「サンライトハート」という名前をプレゼントする。
カズキの攻撃は常に直線的。最初のホムンクルス猿渡との戦いでの突撃一線。その姿勢は最後まで貫き通した。キャプテンブラボーとの戦いも然り、ヴィクターとの戦いでも然り。猪突猛進、ごり押しである。流れる水の如く、しなやかに相手を倒すことは華麗ではあるが、カズキのような情熱と根性で直線的にぶち破る姿は華麗なる戦い方以上にすばらしいと思う。直線的破壊力の魅力、どこか「聖闘士星矢」の星矢に通じるところがある。
