主題歌ばかりをご紹介してきた「NANA」。音楽の魅力を知るには本編も。「もう知ってる」という方も一応おつきあいください。
「NANA」は2006年日本テレビ系列で放映された青春アニメ?。原作は矢沢あいの同名漫画。アニメ制作はマッドハウス、製作・著作は日本テレビ・バップ・集英社・マッドハウス。水曜日の深夜の放送ということで、深夜の割にはよく見た方なのだが、それでも半分も見てなくて、今結末は知りながらも追っかけDVDを鑑賞中。
人気コミックのアニメ化ということで前評判も良く、作品も映像・音響共にきれいに仕上がっていると思う。大崎ナナと小松奈々、ふたりのNANAがそれぞれの目的で上京するのだが、たまたまその上京した列車で隣同士に座ったふたり。物語は二人の出会いと生い立ち、707号室への同居までのいきさつを最初に描く。オープニングの前に物語の終着点から「今」を回想する奈々のモノローグが入って、これが見る人の心を引きつける。
では主要キャラクターを。
・小松奈々/本編の主人公のひとり。恋人を追って上京する。通称ハチ。
・大崎ナナ/本編の主人公のひとり。音楽に賭けて上京する。ブラストのボーカリスト。
・本城蓮/トラネスのギタリスト。ナナの恋人(この作品では恋人という表現は当たっていないが)。元ブラストのギタリストでトラネスに引き抜かれる。通称レン。
・高木泰士/ブラストのリーダー&ドラマー。スキンヘッドの異様な風貌ながら法律事務所勤務で本編中最もまともな人間。通称ヤス。
・遠藤章司/奈々の恋人。東京の美大へ入学。物語序盤で奈々と別れる。
・川村幸子/章司と同じ美大に通う女の子。バイト先で章司と出会い、のちは彼女に。
・高倉京助/淳子の同棲中の恋人。奈々とも友人。章司、淳子と同じ美大に通う。
・早乙女淳子/京助の同棲中の恋人。奈々の親友。
・寺島信夫/ブラストのギタリストで作曲担当。ナナを追って上京。通称ノブ。
・岡崎真一/ブラストのベーシスト。東京での募集でブラストの活動に参加。
・一ノ瀬巧/トラネスのリーダーでベーシスト、アレンジを担当。通称タクミ。
・芹澤レイラ/トラネスのボーカリスト。ハーフの歌姫。
・藤枝直樹/トラネスのドラマー。
・上原美里/ブラストの結成当初からの熱狂的ファン。「追っかけ」でライブにやってきて奈々と知り合う。
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2007年06月30日
2007年06月29日
「約束の場所へ」

僕にとって「カレイドスター」というと印象深いキャラクターは主人公の“そら”以上に“レイラ”。途中で残念なことになりますが、そらを導き最後まで輝いてました。そしてオープニングでは「約束の場所へ」ですね。「カレイドスター」そのものはかじった程度なのですが、それでも「約束の場所へ」のメロディを聞くと華やかな舞台が思い出されます。
誰も探してる夢はきっとある どこかにある
願いがいつか叶うまで ひとりじゃない
・・・・・・・・・・・・
いつだって無茶ばっかで ずっと空回りで
だけど あなたがそばにいた・・・
誰も探してる夢はきっとある どこかにある
願いがいつか叶うまで ひとりじゃないさ
Yes, growin' up. Yes, time for jump!
(米倉千尋作詞・作曲、高山和芽 & aqua.t、歌:米倉千尋)

2007年06月28日
マチルダさん二度目の離婚

今朝、電車の中吊り・女性週刊誌の広告で知りましたが、戸田恵子さんと井上純一さんが離婚されたそうです。何度か記事に書きましたが僕のイメージでは戸田さんは歌手。「機動戦士ガンダム」の挿入歌や「伝説巨神イデオン」のエンディング、劇場版「宇宙戦士バルディオス」の挿入歌など、もともと歌手デビューした戸田さんの熱唱、名曲が多いのです。それから次が声優でしょうか。「機動戦士ガンダム」のマチルダ・アジャンは有名ですね。「宇宙戦士バルディオス」のローザ・アフローディアは僕のお気に入りのキャラクターです。声優戸田恵子の名前を世に送り出した「キャッツアイ」の来生瞳。それから今は何と言っても「アンパンマン」。先日も名前を挙げましたが「ゲゲゲの鬼太郎」第3シリーズの鬼太郎も戸田さんでした。
離婚はプライベートな領域ですから、そこに踏込むことはココの主旨から外れますが、戸田さんは「機動戦士ガンダム」でシャア・アズナブルを演じた池田秀一さんと結婚されました。このことは当時の「アニメージュ」にも掲載されて驚きました。マチルダ・アジャンとシャア・アズナブルは結婚していたのです。でもいつの間にか離婚、16年前に井上純一さんと結婚されていました。井上さんとの結婚を知ったのは最近、それでも7、8年前でしたか、やはり雑誌の記事でした(上の写真です)。ずっとマチルダとシャアは一緒だと思っていたのに・・・。

2007年06月27日
UCC Eva缶

Rei Ayanami

Gendoh Ikari & Ritsuko Akagi
みんな手にUCC缶コーヒーを持ってます。
Gendohさんは思い切り似合いません。
2007年06月26日
死ね死ね団--女性幹部--

ミッチー
レインボーマンの宿敵死ね死ね団・ミスターKの周囲には女性秘書や女性幹部が数多く登場する。初期に登場するミッチーはミスターKの秘書役ながら制服は後まで活躍するキャシーやダイアナと同じだった。物語後半でキャシー、ダイアナ、ロリータがサイボーグ化されレインボーマンに敗れていく中、ひとりいつの間にか消えていったキャラクター。「モグラート作戦」でその指揮を執ったダイアナが非常に目立った存在だが、初期のミッチーとキャシーはイグアナと殺人プロフェッショナルたちの影に隠れて存在がかすんでいる。特にミッチーはレインボーマンに殺された記憶がないので本当に影が薄い。キャシーが美人さんだったので余計かな。演じたのは三枝美恵子さん。
キャシー
ミスターKを取り囲む女幹部のひとり。印象は強いのだが、さてどんな活躍をしていたかと問われると記憶が薄い。主にM作戦の指揮を執っていたのは確かなのだが。後にボーグ博士の手によりサイボーグにされ、レインボーマンに敗れる。サイボーグ化されたことを悲しみオイルの涙を流すシーンは有名。演じたのは高樹蓉子さん。
ダイアナ
シリーズ後半から登場したのかと思っていたが、当時テレビを見ながら取ったメモによるとかなり初期から登場しているのがダイアナ。死ね死ね団の地底装甲車モグラートを使ったモグラート作戦では総責任者として指揮を執った。演じたのは山吹まゆみさん。
(Read More につづく)

2007年06月25日
「Wish」/「Starless Night」(NANA)

このストーリーの展開にオープニングとエンディングが入れ替わる。トラネスのヴォーカリスト・レイラの歌う「Wish」がオープニングに、「Starless Night」がエンディングに。映像の方も一新されて、イメージ的に過去から現在へ。オープニングは流れるようにキャラクターが現れ消える映像に合わせて音もきれいに流れていく。幾分平野綾ちゃん的普段のレイラの声に近い。エンディングは第1エンディング「a little pain」と近い曲想で、より重い雰囲気に仕上がっている。優劣付け難い2曲だが、僕の好みは「Starless Night」かな。
レイラの声を演じるのは平野綾ちゃんだが、歌唱キャストはOLIVIAでこの声のギャップは大きい。ふだんのレイラの声からは想像できない声なのだが、大きな違和感がないのは声の本質が似ているからなのだろうか。いずれにしても見事なキャスティングだと思う。
☆「Wish」/作詞: OLIVIA/Chazne、作曲: OLIVIA/rui、編曲: rui & kansei、歌唱: Olivia inspi REIRA (TRAPNEST)
☆「Starless Night」/作詞: OLIVIA/SPACE CRITTER、作曲: Hideyuki Obata、編曲: Tomoji Sogawa、歌唱: Olivia inspi REIRA (TRAPNEST)
2007年06月24日
「ゲゲゲの鬼太郎」(第3シリーズ)

「ゲゲゲの鬼太郎」はモノクロ版、その続編としてのカラー版の後、間を空けて1985年に制作されたのが第3シリーズ。現代社会、特に都会に生きる妖怪にスポットを当てて、人間の進出(環境破壊)によって住処を奪われた妖怪たちと人間の間に立って活躍する鬼太郎の姿を描いた。本編108話に番外編7話で全115話。
鬼太郎は妖怪を倒すというイメージよりも人間との和解、人間に譲歩を求めるようなストーリーになっている。僕にはどうも納得が行かず、数話見ただけで見るのをやめてしまったが、世間では大変人気があったようで歴代シリーズ一の視聴率を誇る。前作までのレギュラーに加えて準レギュラーもレギュラー化され、ネズミ男、ネコ娘、子なきじじい、砂かけばばあ、一反もめん、ぬりかべがほぼ毎話登場、さらに人間の娘・天童夢子が妖怪と人間との橋渡し役で加わったのが最大の特徴。また敵役にぬらりひょんを据えてレギュラーキャラクター化しており、終盤の鬼太郎対ぬらりひょんの構図が出来上がった。この作品がぬらりひょんに与えたイメージの変革は大きいと思う。旧作の「妖怪百物語」あたりではその他大勢の妖怪のひとつに過ぎなかったぬらりひょん、ちなみに大将は油すましで、僕は今でも日本妖怪の大将は油すましというイメージが強い。この作品ではぬらりひょんはえらい悪役面に描かれていた。
ということで僕自身にとっては余り良い印象のない第3シリーズなのだが、第1、第2シリーズを知らない世代には絶大な人気、特に番外編、夢子と鬼太郎の心の交流は感動的と言われる。全編DVD化されているので興味のある方はご覧ください。
キャストは鬼太郎に戸田恵子さん、今見るとちょっとアンパンマン風の鬼太郎で笑ってしまいます。目玉おやじに田の中勇、ネズミ男に富山敬、ネコ娘に三田ゆう子、天童夢子に色川京子。子なきじじいに永井一郎、砂かけばばあに江森浩子、一反もめんに八奈見乗児、ぬりかべに屋良有作、シーサーに山本圭子。ぬらりひょんに青野武(千葉耕市)、朱の盤に小林通孝、地獄童子に堀川亮、呼子に杉山佳寿子、油すましに小林通孝、閻魔大王に郷里大輔。ゲストを含めるとベテラン若手を含めたそうそうたる声優陣が演じておられる。
主題歌はオープニングにおなじみ「ゲゲゲの鬼太郎」。水木しげる作詞、いずみたく作曲。本作では編曲が野村豊氏で前2作に比べてかなり色の異なるアレンジとなっている。オープニング映像には夜のビル街にうごめく妖怪が描かれて現代風のイメージを強調している。歌は1984年に「俺ら東京さ行ぐだ」でヒットを飛ばした吉幾三さん。エンディングは初めて「カランコロンのうた」を外して「おばけがイクゾー」で作詞・作曲・歌唱が吉幾三さん。本人の作ということでタイトルはシャレている。 編曲は野村豊。こちらは鬼太郎とネコ娘のややレトロな映像で構成されていておもしろい。

81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日は新旧問わず、アニメ・特撮番組について語り尽くす2時間。