
この写真は撮影時のスチール写真ですね、マグマが小さい(笑)。
「マグマ大使」を呼ぶ笛にまつわる話をひとつ。
「マグマ大使」の第1話でいきなり登場したゴアが村上一家をジュラ紀へ招待した後、東京へ出現、円盤からの光線で東京タワーを狙う。それを熱線で阻止したのがマグマ大使。ゴアとマグマ大使の最初の邂逅だ。この初戦の後、マモルを乗せたマグマはアースの待つマグマ基地へ向かう。マグマが人を乗せて飛んだのはこの時と、もう一度は戦いで傷ついたガムを乗せて帰った時の2度きりだと記憶している。マグマとモル、二人のロケット人間の夫婦はマモルを見て子供が欲しいと言う。アースは「夫婦がいて子供がいないのは寂しかろう」とマモルをモデルにガムを作る。
マグマ基地からマモルを家に送り届けたのはガムだった。この時にアースはマモルにマグマ達を呼ぶための笛を与える。1回吹けばガムを、2回吹けばモルを、3回吹けばマグマが駆けつける。
マモルの母が人間モドキに拉致され母に化けたルゴス2号が笛を吹いたためにガム、モル、マグマの3人が一度に呼び出されてマモルの家にやってきたことがあった。この間違いにガムは「ここまで飛んでくるのに大変なエネルギーが要るんだぞ」と文句を言っている。このことでマグマ達を呼ぶ仕組みがゴアに知れてしまうが、マモル以外の者が笛を吹いても微妙な吹き方の違いで悟られるために、笛を奪おうとしたのは初期の頃だけだった。最後の戦いでゴアがマグマを罠にかけるためにマモルを拉致し、笛をマモル自身に吹かせてマグマをおびき出しマグマの電子頭脳を狂わせることに成功している。
さてシリーズでマグマ達を呼ぶのに信号弾を打ち上げるピストルが使われたのを覚えておられるでしょうか。音波怪獣フレニックスは「音」を吸い取ってしまうために、笛を吹いても音が出ない。そこでアースはモルにピストルをマモルの元へ届けさせている。1発撃てばガムが、2発撃てばモルが、3発撃てばマグマが飛んでくることは同様。殆どつかわれなかったけど。
“パパはマグマだ笛を吹け”一番多く呼ばれたのはガムだろう。一番少ないのはモル。僕の記憶ではマモルがモルを単独で呼んだのは1、2度だったと思うのだが。
アースが生んだ正義はマグマ
世界の子供とママのため
パパはマグマだ笛を吹け
SOS SOS
カシーン カシーン カシーン
とび出せ行くぞ大地をけって
今日もマグマは空を飛ぶ