2007年03月11日

「最終兵器彼女」〜オープニングの仏語〜



 「最終兵器彼女」のTV版オープニングの映像はキャラクターが殆ど登場せずにイメージ的な映像が続く。そして何故か知りませんが映像の間にフランス語が挿入される。何度見ても全部拾えなくて、今回はDVDを借りたので可能な限り拾ってみた。それでもちょっと見えない部分があったりする。一人称が女性の文章なので一応ちせのセリフだとして訳してみた。実際に本編中でちせがしゃべった言葉だ。

J'ai envie de me regarder.
わたしを見つめていたい

Je suis sa petite copine.
私は彼女だから

Il a été décidé par tout les deux.
2人っきりで...決められたから

(Read More へつづく)

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2007年03月10日

「最終兵器彼女」



「最終兵器彼女」は2002年に中部日本放送・ファミリー劇場等で放映されたSFアニメ。原作は高橋しんの同題名の漫画。深夜放送枠で放映されたためにそれほど知名度は高くなかったが、昨年は実写による劇場版が製作されたり、オリジナルビデオアニメが作られたり、あるいはゲーム化されたりと最近話題の作品群。テレビアニメの英題は邦題の直訳的タイトルで「She, The Ultimate Weapon」。製作は「サイカノ」製作委員会(東映ビデオ、東北新社、小学館、CBC)、アニメ制作はGONZO。全13話。
 この作品は主人公のシュウジの目を通して語られていくが、一部シュウジが関わらない場面ではヒロインのちせの目を通して描かれている。最大の特徴はシュウジとちせのラブストーリーに焦点を当てていて、戦争やその背景、あるいは経緯、ちせが最終兵器として改造されたことについて全く触れられていないこと。普通SF作品に限らず、当然ストーリーの進行と共に明らかにされていく背景設定が全く語られず、ただシュウジとちせの精神に的が絞られていて、それでいて視聴者がそれを追求する強い欲求を感じないのは原作者の見事な演出効果だと思う。舞台は北海道、設定では主人公たちの暮らす町は小樽ということだ。本州のことを内地と呼び、方言を話す。僕は北海道の方言はよく知らないが、テロップによると方言指導の方が着いており、聞いていて不自然さは全然ない。(Read More へつづく)Read More
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2007年03月09日

ヒメムラサキ



 歌う声優さんというと今はたくさんおられます。40年前でも例えば水垣洋子さん、白石冬美さんや大山のぶ代さんがキャラクターの声で歌ってられました。でもレコードじゃなくて時代的にはCDを出して歌手活動もする声優さんとなると僕にはめぐさん(林原めぐみさん)の印象が強いですね。前にもご紹介しましたが「ロストユニバース」のオープニング「〜infinity〜∞」が代表的です。で、じゃあ今歌う声優さんというと僕は一番に水樹奈々さん。声優さんとしてもメジャーで歌も上手い、でもって更にその歌声は独特の雰囲気を持っています。正に歌い上げるという表現がぴったり。「魔法少女リリカルなのは」シリーズのオープニングはベタほめしたんですが、ややマイナーなところからこの一枚を聞いて頂きたいです。TVアニメ「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」の主題歌、オープニングの「Wild eyes」にカップリングされているエンディングの「ヒメムラサキ」。作詞は水樹奈々さん自身、飯田高広作・編曲です。エンディングらしいもの静かな雰囲気の曲なんですが、水樹奈々さんが熱く歌い上げる秀曲。
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2007年03月08日

IT'S



 「ツバサ・クロニクル」第2シリーズのオープニングは「IT'S」。第1シリーズと同じく歌っているのはキンヤです。野口圭作詞、酒井ミキオ作曲、秋山誠司編曲。楽曲だけを比較すると僕は第1シリーズの「BRAZE」の方が上だとおもうのですが、この曲もイントロを聞くともう「ツバサ・クロニクル」の世界へひきこまれてしまう魅力を持ってます。
 オープニング映像は小狼、黒鋼、ファイが戦う姿、そしてサクラ姫の駆ける姿。その映像に特徴的なのが影です。小狼は小狼の影と、黒鋼は黒鋼の影と、ファイはファイの影と戦います。この作品の一つのテーマを暗示しているような映像です。シリーズには陰で糸を操る敵が存在するのですが、小狼たちの旅は自分たちとの戦いでもあるわけです。それからサクラはサクラの影といっしょに駆ける・・・。

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2007年03月07日

カプセル怪獣アギラ

 ウルトラセブンのカプセル怪獣の中で一番影の薄いのがこのアギラでしょうか。角竜の仲間のように頭部の後ろに盾を持ち、額に角のある小型の怪獣。カプセル怪獣の中では唯一の4足歩行型だが、戦いの途中では後ろ足で立つ姿もよく見せている。頭部の盾は実は角竜のような骨の板ではなくて膜状。戦いの時に興奮するとエリマキトカゲのエリのように赤くなって広がる。
 初登場は第33話「散歩する惑星」で強力な電磁波を放つ小惑星を惑星上で守護している怪獣リッガーに対してダンが向かわせた。この時は小型ながらリッガーに対して正面から食らいつき健闘した。
 2度目の登場が第46話「ダン対セブンの決闘」の時。サロメ星人が作り上げたにせウルトラセブンに対してダンが差し向けたが。ほぼウルトラセブンとご互角の能力を持つにせウルトラセブンに対して防戦一方。演出もコミカルに描かれているために活躍したとは言えず、怪獣の登場しないこの回の遊びに出てきたようなもんである。アギラの劣勢にダンはセブンに変身するが、アギラをカプセルに戻すシーンがなかったように思う。
 僕は恐竜ではトリケラトプス等角竜は大好きなので、本当を言うとこのアギラにはもっとかっこよく活躍して欲しかった。「おとローグ 日々好日!」のあびょん・いとうさんの説によると、ウルトラセブンのカプセル怪獣はM78星雲で流行っていたペットで、セブンはかわいいペット3体をカプセルに入れて地球に連れて来たという。カプセル怪獣たちのこの弱さはペット故、仕方ないですか?

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2007年03月06日

カプセル怪獣ミクラス



 ミクラスは頭部に4本の角を持つ牛を思わせる形のカプセル怪獣。なかなかのパワーファイターだが、電気攻撃に弱いということになっている。これは最初に登場したテレビシリーズ第3話「湖の秘密」でピット星人の放った怪獣エレキングの尾に巻き取られ電気攻撃を食らったことによる。同じ攻撃はセブンには通用しなかったので、電気には弱いということになったんでしょうね。
 次の登場は第25話「零下140度の対決」で地球防衛軍基地をポール星人が襲い、怪獣ガンダーを差し向けた時。基地動力炉を地下から襲ったガンダーに対し低温の上にウルトラアイを雪の中に落としてしまい変身できない。ここでミクラスをガンダーに立ち向かわせる。ダンが気を失っている間、セブンが太陽エネルギーを補給するために離れている間、懸命にミクラスはガンダーと取っ組み合いを続ける。セブンよりも寒さに強いようだ、大健闘。テレビシリーズではこれが最後の姿。
 三度目の登場はウインダムと同様、平成ウルトラセブン「1999最終章」で第6話「わたしは地球人」でのことになる。ノンマルトの守護神怪獣ザバンギの強力なパワーに対してウインダムと共に立ち向かうのだが、最終的には角を折られ前のめりに倒れて目の光が消え機能を停止する。ちなみにテレビ版と平成版とでは若干形状が異なる。僕はテレビ版の方が好みだ。平成版は顔がおもちゃぽくてぬいぐるみのようだ。
 カプセル怪獣はダンがセブンに変身できない状況でセブンの代わりに戦うという設定、当然そんなに頻繁には登場しない。しかしながらミクラスにはもう少し登場してほしかった気もする。

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2007年03月05日

カプセル怪獣ウインダム



 「ウルトラセブン」に登場するカプセル怪獣は、「ウルトラセブン」が基本的にセブンと宇宙人(異星人)との戦いなので怪獣が登場しないため、“さびしい”と脚本家金城哲夫さんの発案で登場することになったとか。そして、第1話「姿なき挑戦者」でいきなりその姿を見せたのがウインダム。
 ウインダムは形状と動きからロボットのように見えるが設定上は生物(怪獣)だそうだ。「姿なき挑戦者」では不時着したウルトラホーク1号でいち早く目を覚ましたダンがクール星人の円盤を攻撃するのに登場させた。大型円盤から飛び立った小型円盤に頭部を攻撃されて敢えなく戻される。次の登場は第24話「北へ帰れ!」。カナン星人の灯台型宇宙船に対して攻撃を仕掛けるが、これまた頭部を光線でやれれる。ものの本によると「電子頭脳が狂わされた」ということだが、これじゃやっぱりロボットかと思われても仕方ない。狂ったウインダムはダンに向かってくる。変身したセブンと追いかけっこをした後、セブンの光線で正常に戻り、セブンの指示でカナン星人の宇宙船に向かって行く。ところが再び頭部をやられて撃沈。三度目の登場は第39話「セブン暗殺計画(前編)」で不審に思ったダンが変身せずにウィンダムを繰り出す。しかしガッツ星人の前には為す術もなく攻撃されて、ダンがカプセルに戻す間もなく、炎の中に消滅する。テレビシリーズではこれが最後で映像を見る限りウインダムは死滅したものと思われる。しかし、平成ウルトラセブン「1999最終章」の第3話「果実が熟す日」にて復活する。カザモリ隊員の姿を借りたダンはレモジョ星系人の罠にはまって崖から落とされそうになる。その時ウインダムを登場させ見事32年ぶりに復活を遂げる。この時のウインダムはなかなかカッコイイ。頭部から光線を出してレモジョ星系人を撃退する。もっともレモジョ星系人は人間の姿をしており巨大化しないので身長40メートル体重2万3千トンのウィンダムには軽い仕事だったと思われるが。更に「1999最終章」第6話「わたしは地球人」にも登場。オーパーツの元へ急ぐセブンはノンマルトの守護神怪獣ザバンギに対してウインダムとミクラスを向かわせる。地球防衛軍基地へ迫るザバンギはウインダム、ミクラス共に撃破して、せっか32年ぶりに復活したウインダムも再び機能停止する。
 平成ウルトラセブンでは勇姿を見せてくれたがカプセル怪獣は概ね弱いですね。それでも3体のカプセル怪獣の中では僕はウインダムが一番好きです。


81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日はアニメ・特撮・ゲームについて語り
アニメソングをかけ倒す(?)120分です。
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