2006年10月17日

「珍豪ムチャ兵衛」



 「珍豪ムチャ兵衛」は1971年にTBS系で放映されたアニメ。最後の白黒アニメとして名高いが、制作は少し前らしい。原作は森田拳次の同名漫画、制作は東京ムービー。夕方の帯番組として月曜から金曜まで短編2話ずつを26回、49話放映している。短期間だったということと、年度末の放映だったということで有名な割に「見たよ」という人が少ない。内容はギャグというよりも“ナンセンス”といわれる、ともかくムチャクチャな設定。一応江戸時代に設定されているがトランシーバーで会話したりする。
 江戸城下の長屋にひっそりと住んでいる浪人(ムチャ兵衛)は元豊臣家の家臣で豊臣家復興を夢見て、傘張りの仕事をしながら、豊臣家の忘れ形見ボケ丸を育てていた。しかしながらムチャ兵衛の計画とは全然噛み合わない頼りないボケ丸に振り回される。さらに徳川方の隠密がうろうろし始め、事は緊迫。ナンセンス、ギャグをふんだんに取り入れそれでいて実現不可能な努力を続ける哀愁のある作品。物語は緊張感がなかったが、中に秀でた脚本があってその小話はファンに高い評価を受けているとのこと。
 キャストは主人公ムチャ兵衛に雨森雅司、徳川家の若殿ボケ丸に曽我町子、徳川隠密カブレズキンに滝口順平ほか。
 主題歌はオープニングに「珍豪ムチャ兵衛」。東京ムービー企画部作詞、広瀬健次郎作曲、歌は声優の熊倉一雄さん。エンディングは「ボケ丸子守歌」で同じく東京ムービー企画部作詞、広瀬健次郎作曲、熊倉一雄歌唱。帯番組だった上にこの手の作品は余り見ないもので、主題歌の記憶がまるでない。みなさんはいかがでしょうか?

posted by KAZU at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション