島で育ったキッドは父が死ぬ間際に、本当の父親は海賊キャプテンモーガンであると打ち明けられ、父の船(ハリケーン号)に乗り、父の形見の短剣を持って冒険の旅に出る。キッド、モーガンの元手下のクラップ、クラップの孫娘パール、シャーク、カトル、オクトバス、モンク(猿)、フィン(海豚)、バド(カモメ?)と言葉を喋る動物キャラクターたちもいて、海賊なのに海賊稼業を営まない、真に冒険と人助けの正義感あふれる物語だった。敵役は虎フグで、片目・義足・義手の悪徳海賊。なかなか狡賢いやつだった。
キャストはキッドに古谷徹、パールに坂倉春江、カトルに和久井節緒、クラップに寄山弘、オクトパスに加藤修、バドに立壁和也、虎フグに永井一郎ら。
オープニングは「海賊王子」で吉野次郎作詞、服部公一作曲、歌は上高田少年合唱団。作詞が飯島敬となっている資料も複数存在するが、この時代はテレビ版、レコードとソノシートで歌詞がちがったり、歌手も違ったりするケースが多いので全て正しい可能性が高い。上に挙げたのは東映のホームページからの記述。これはテレビのものに間違いないと思うのだが。
エンディングは「海賊稼業はやめられない」で、浦川けんじ作詞、宮崎尚志作曲、歌はヴォーカルショップ。オープニングは殆ど覚えていないにもかかわらず、このエンディングは印象が深い。「ガハハハ ガハハハ ガハハハハ」

81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日はアニメ・特撮・ゲームについて語り
アニメソングをかけ倒す(?)120分です。