2006年10月23日

「宇宙人ピピ」



 「宇宙人ピピ」は1965年にNHKで放映された実写とアニメの合成作品。原作は小松左京氏、制作はテレビ動画、脚本を平井和正氏がてがけている。全52話。
 ちっちゃな円盤でやって来た、これまたちっちゃな宇宙人ピピが巻き起こす騒動を楽しく描いている。ピピの存在を知っているのはピピと出会った家族だけ。ところがこのピピはそういうことはおかまいなしに円盤で町の中へ出て行く。体の調子が悪くなった時などは病院へ行ったはいいが、頭が痛いのって頭を外して差し出すから、さあ大変。円盤とピピがアニメで実写と合成されている。
 ピピの声を中村メイコさんが演じ、他に北条文栄、安中滋らが出演。 安中滋さんはかすかに覚えているが、ピピの顔と声が強烈な印象で小学生低学年だったこともあって他はあまり覚えていない。
 オープニングに「宇宙人ピピ」。 若林一郎作詞、冨田勲作・編曲、歌は中村メイコとコロムビアゆりかご会。他にも挿入歌などがあったようだが、記憶に残っていない。

ピッ ピッ ピ ピ ピ
ピッピキピ ノ ピッピ
ほら 星くずに
そら のってきた
いたずら坊主の宇宙人
ぼくらと遊びに きたきたそらきた

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2006年10月21日

アニメの中のローマ数字



 今日はちょっと趣向を変えてローマ数字のことを。
 現在神戸市立博物館で開催されている「オルセー美術館展〜19世紀 芸術家たちの楽園」のポスターではフランス語で「Musée d'Orsay -Paradis d'artistes au XIXéme siècle」と記されています。この数字部分はローマ数字。「武装錬金」の津村斗貴子の持つ核鉄には「XLIV」の刻印が、武藤カズキの持つ核鉄には「LXX」の刻印があります。また「魔法少女リリカルなのは」ではストーリーの項番にローマ数字が使われています。更になのはが「ジュエルシード」を封印する時には「レイジング・ハート」がジュエルシードのシリアルナンバーをコールしますが、画面に表示されるのはローマ数字です。
 時計でおなじみなので大体のルールはお分かりだと思います。1は“I”、5は“V”、10は“X”、50は“L”、100は“C”、500は“D”、1000が“M”です。これより大きい数字は実生活で出て来ないので割愛します。というのもヨーロッパの書籍で年号がローマ数字で書かれているケースがよくありますが、大きな数字を扱うのはせいぜい年号くらい。つまり2999まで書いて読めれば事が足りると思います。数は右側に重ねて書くとプラスされ、左に書くとマイナスされるというのが基本ルール。(Read More につづく)Read More
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2006年10月20日

ヴァニラH



 「ギャラクシーエンジェル」も深夜枠に移ってからは随分ごぶさたしています。ナンセンスでかつギャグ色濃いエンジェル隊の物語ですが,深い感銘を受けないまでも心温まるエピソードも散りばめられており好きでしたが。中でもヴァニラH。もしミルフィーユあたりが同じシチュエーションならビエーンビエーン泣いてしまうような場面でもヴァニラは眉ひとつ動かさないですからね。それでいてちゃんと物事の成り行きは把握していて,冷静に周りに対応しているところが好きです。ヴァニラの声を演じるのは,かないみかさん。
 かないみかさんのプロフィールを見て少々驚いたのですが,結構年くってるんですね。最近は声優さんも「歌う声優さん」や「グラビアに登場する声優さん」までいますから,お顔を見る機会もあり,以前のように声しかしらない謎の人というようなイメージはなくなりました。かないみかさんもネット上を捜せばお顔を拝見することができるのですが・・・。もっと若いと思っていました。調べるきっかけになったのは,かないみかさんが山寺宏一さんの奥さんだという話を聞いた時です。女性のプロフィールでは生年は伏せてあるケースが多くてかなり数を当たらないと出てこないことも多いですが,男性の場合は大概どこのプロフィールでも公開されています。山寺さんが1961年生まれ。じゃあかないみかさんといくつ違いなの?と調べてみたわけです。みかさんは山寺さんより3つ下,年代的に僕と変わらない。お二人とも若く見えますね。

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2006年10月19日

深夜アニメ

 60年代の白黒アニメをご紹介してきましたが、まだあと少しご紹介できていないものが残っています。また資料が集まりましたら順次ご紹介したいと思います。

 さて10月の番組入れ換えで深夜のアニメも新しいものが続々スタートしました。深夜の外国ドラマというのは70年代からありました。深夜と言ってもかつては普段はせいぜい午前1時位までで、真夜中にテレビをつけてもザーという音と信号のない斜めの線が走る画面、早朝は無音でテストパターンだけが見える画面でしたね。ですから深夜番組も11時くらいからのものを指していました。今では24時間何かしら放送しているところも多いですからすごいものです。
 深夜のアニメというと僕にとっては「デビルマンレディー」でしょうか。「デビルマンレディー」はビデオアニメとして先に完成しており、深夜にテレビ放映された時はもうレンタルビデオ屋さんに並んでました。録画が嫌なので頑張って起きていて見ていましたが、見落とした回はレンタルビデオも併用して楽しみました。今ではそんなことはないですが深夜に放映されるというと子供が見てはいけないものという雰囲気がありました。「デビルマンレディー」はビーストと人間の関係が性的なそれという場合もあり、そこでは永井豪氏の原作だし多少描写が露骨、というかグロテスクなところもありましたが、家では息子も見てましたしそんな「18禁」というイメージはなかったですね。
 エンディング「REBIRTH」を歌ったのは田村ゆかりさん。リリカルなのはと同一人物とは思えないです。歌う声優さんを印象づけた一曲でした。
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2006年10月18日

「六法やぶれくん」

 「六法やぶれくん」は午後11時10分から僅か5分1話で、タイトルでも分かる通り法曹関係のお話をするという帯番組。勿論大人向けに作られたもので、1969年に110回にわたって放映された。原作は佐賀潜、作画は北原健雄、制作は東京ムービー。名古屋テレビがキー曲になった初のアニメだそうだ。
 残念ながら見た記憶はもとより、大阪で放映されていたのかすら知らない。ただやぶれくんの顔には記憶があるのは、雑誌で見たからか。やぶれくんの声を演じたのは初代が千葉耕市、資料によると後に富山敬、中村秀生が演じたそうだ。短いながら「六法やぶれクンのテーマ」というオープニングが付けられていたそうだ。作詞は東京ムービー企画部、作曲は小山恭弘。やぶれくんの顔だけアップしておきます。ご存知?

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2006年10月17日

「珍豪ムチャ兵衛」



 「珍豪ムチャ兵衛」は1971年にTBS系で放映されたアニメ。最後の白黒アニメとして名高いが、制作は少し前らしい。原作は森田拳次の同名漫画、制作は東京ムービー。夕方の帯番組として月曜から金曜まで短編2話ずつを26回、49話放映している。短期間だったということと、年度末の放映だったということで有名な割に「見たよ」という人が少ない。内容はギャグというよりも“ナンセンス”といわれる、ともかくムチャクチャな設定。一応江戸時代に設定されているがトランシーバーで会話したりする。
 江戸城下の長屋にひっそりと住んでいる浪人(ムチャ兵衛)は元豊臣家の家臣で豊臣家復興を夢見て、傘張りの仕事をしながら、豊臣家の忘れ形見ボケ丸を育てていた。しかしながらムチャ兵衛の計画とは全然噛み合わない頼りないボケ丸に振り回される。さらに徳川方の隠密がうろうろし始め、事は緊迫。ナンセンス、ギャグをふんだんに取り入れそれでいて実現不可能な努力を続ける哀愁のある作品。物語は緊張感がなかったが、中に秀でた脚本があってその小話はファンに高い評価を受けているとのこと。
 キャストは主人公ムチャ兵衛に雨森雅司、徳川家の若殿ボケ丸に曽我町子、徳川隠密カブレズキンに滝口順平ほか。
 主題歌はオープニングに「珍豪ムチャ兵衛」。東京ムービー企画部作詞、広瀬健次郎作曲、歌は声優の熊倉一雄さん。エンディングは「ボケ丸子守歌」で同じく東京ムービー企画部作詞、広瀬健次郎作曲、熊倉一雄歌唱。帯番組だった上にこの手の作品は余り見ないもので、主題歌の記憶がまるでない。みなさんはいかがでしょうか?

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2006年10月16日

「君のこと」



 「涼風(すずか)」の第2エンディングが「君のこと」。最終回のクライマックスを象徴するような歌詞に、これまたぴったりのエンディング映像が付けられて流れた。最終回の本編からシームレスにエンディングへとつながったあたり、最終回だけに使用した方がよかったのではと思う。TOMBOW作詞、宅見将典作・編曲、歌はオープニングを歌うCOACH☆。
 シングルカットされていないのでサウンドトラックのみに収録されている。音源をまだ手に入れていないので、最終話の収録されたDVDを借りて見直した。
 この作品の主人公はタイトルの「涼風」ではなくて秋月大和で、大和の目から見て物語は描かれていく。大和の心の動きは明確で独白も多い。ドジでいい加減な性格は別にすればごく普通の高校生。対して涼風は態度や顔色にその雰囲気や気持ちは垣間見得るけれど、とうとう最終回まで一切独白はなくて心の中を語ることがなかった。最終回の一話前に大和が強引にキスする前、もう少しで喋りそうだったが。実に見事な二人の対比と演出でやきもきしながらも最終回のハッピーエンドへとつながっていく。
 最終話、津田の墓参りに大和をつき合わせる涼風。線香が3/4が灰になるまで一心に掌を合わせる。そして津田に向かって語りかける「ごめんなさい。やっぱり私、先輩と付き合えません。」「朝比奈?」「私、好きな人がいるの。」後ろで聞いている大和の顔が驚いたり、ゆがんだり。「ドジでいい加減でおせっかいで強引で、いつもいつも喧嘩ばかりしているけど、でもその人が好きなの、すごく。」「だからごめんなさい、先輩。」相変わらす素直になれない、でも初めて独白したいや告白した涼風。このシーンを見ていると涼風が主人公だったのかなぁと錯覚させる。
 立ち上がって振り返った涼風は大和を見つめて微笑み「帰ろうか」。
 --多分、その時の朝比名は、今までのどの顔よりかわいくて、そしてきっと今までのどの時よりも俺のことだけを見てくれていたと思う。--
 大和の言葉どおり一番の顔を見せた涼風。高校一年生のひょっとしたら現実にあり得るかもしれない恋愛遊戯のスタートで物語は幕を閉じる。ここまで頑な性格の少女は今じゃいないかもしれないが。最後に二人を見送った早乙女優花が「まあせいぜい頑張んなさい。大変なのはここからなんだから。」と言っていたのがやけに現実的だった。涼風を“朝比奈”と呼ぶ大和、大和を“大和くん”と呼ぶ涼風、このふたりの遊戯が本当の愛情に育つことを祈念して。
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