2006年07月05日

「虹の卵」

 皆さんは竹の花を見たことがあるでしょうか。数十年に1回咲くということで、その花が開くと不吉なことが起こると言われたりします。竹が花を開くと種を着けて、一斉に枯れることから、竹を主食とする野生のパンダの生存に影響するというようなニュースもありました。昭和40年過ぎに120年ごとに咲くといわれるマダケが日本全国規模で開花して、竹林が様変わりしたことがあります。当時僕は小学生でしたが、山里の一軒家だった祖父の家からは竹薮にさえぎられて隣家は見えなかったのですが、開花で竹が枯れてしまい200メートル程離れた隣家が見えるようになってしまいました。
 さて話は逸れましたが、「ウルトラQ」の第18話「虹の卵」はササメダケの花が開くというところから始まる。濃縮ウランカプセルを積んだトラックが山の中を走る。二人の運転手の内の一人が珍しいと竹の花を取る。ところがもう一人が「竹の花は縁起が悪いんだ、捨てろ」と言う。その直後道でがけ崩れ、さらに地中から怪獣パゴスが姿を現わしてトラックは転覆、炎上してしまう。鎖が切れたウランカプセルは転がっていく。
 「その花が咲けば災いの徴。つまり、とんでもない悪い大事件が起こると昔から言い伝えられているササメダケに、真っ白な花が咲いた時の話です」とナレーションが入る。この回のタイトルクレジットは白い玉子が割れて虹というタイトル文字になるというものだった。これもおもしろい。
 足の悪いおばあちゃんと仲良しの子供達たんぽぽ団、そのリーダーのピー子は林の中でさざめ竹の花を見つけて髪に差して飾ります。おばあちゃんは、さざめ竹の花が咲くと不吉なことがおこるということを知っていますが、ピー子たちにそのことを伝えることができずに「ササメダケの花と虹の卵がそろうと、どんな願いごとでもかなう」と嘘をついてしまう。ピー子達はおばあちゃんの足を治すために虹の卵を捜し始める。そしてピー子は巨大な虹の卵を見つける。鎖のついたその巨大な虹の卵は重くて、ピー子はおばあちゃんのために力一杯、鎖を引っ張って持って帰ろうとする。

posted by KAZU at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮