
「スーパー・マリオラマ Xボンバー」は1980年、フジテレビ系列で放映されたSF特撮人形劇。原作は永井豪、制作はじんプロダクション、ダイナミック企画。人形制作は竹田座、全25話。この作品の特長は質の高いマリオネット&マリオネーション、それにもかかわらず視聴率が振るわず残念ながら知名度も低いものに終っています。外国人好みのマリオネットで海外で放映された時は大変人気だったと聞いています。「サンダーバード」や「ひょっこりひょうたん島」ではマリオネットの口の部分は顎まで切れ込んでいてその部分が上下に動くのですが、この作品ではそれがなく、口そのものが動く感じ。僕は1980年の土曜日の夕方では家にいることは少なくて殆ど見ていません。しかし主人公のシロー以上にラミアさんがステキでした。
23世紀に冥王星の基地が謎の宇宙船団ゲルマの攻撃を受ける。冥王星基地は自力で防衛が困難であると地球防衛本部に救援を要請する。太陽圏防衛総合参謀本部が密かに進めた「X計画」、そのために「ボンバー隊」が月面基地に結成された。冥王星の危機にボンバー隊を乗せたXボンバーが出撃する。
地球防衛本部のジェネラル黒田、ムーンベースのドクトル・ベン、主人公銀河シロー(古川登志夫)、宇宙飛行士ボンゴ・ヘラクレス(千葉 繁)、宇宙飛行士ビッグマン・リー、少女ラミア(小山茉美)、異生物キララ、ロボットP.Pアダムスキーがメインのキャラクター。一方ゲルマ方にはゲルマ魔王、ブラッディ・マリ、コズロ、その他大勢(エイリアン)が。
音楽はBOW WOWが担当。オープニングは「ソルジャー・イン・ザ・スペース」で藤川桂介作詞、山本恭司作曲、BOW WOW, Bach Revolution 編曲、歌はBOW WOW。イントロ無しでいきなり始まるロック調、英語の歌詞が印象的。英語の歌詞が混じりますが分かりよい単語ばかりで、容易に意味が取れます。
Soldier in the Space
Good-bye, Never never forget my love
エンディングは「銀河漂流」。こちらの方は歌詞は短いのですが、非常に聞きごたえのある音楽で大好きです。オープニングと同じく藤川桂介作詞、山本恭司作曲、BOW WOW, Bach Revolution 編曲、歌はBOW WOW。

81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日はアニメ・特撮・ゲームについて語り
アニメソングをかけ倒す(?)120分です。