2006年03月31日

めぐねえさん〜那羅王レンゲ〜



 **咲羅館通信**のreginaさんによると3月30日は声優の林原めぐみさんの誕生日だったそうです。林原めぐみさんは僕と同年代というと怒られるかもしれないけど、ひと回りも違わない。「ロストユニバース」では声だけでなく主題歌も歌って若手で歌う声優のさきがけみたいな人でした。
 「プロジェクトA子」ではB子のとりまき、あさ、いね、うめ、真理の1人うめの声を演じていたそうですが、それはさすがに端役で気がつきませんでした。勿論今なら「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイですね。それ以前の作品ではミンキーモモも有名ですが、僕的には「天空戦記シュラト」の那羅王レンゲです。
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2006年03月30日

「スカイヤーズ5」

 「スカイヤーズ5」は1967年TBS系列で放映されたスパイが主人公のアクションアニメ。原作は「少年ブック」に連載された石橋喬司原作・川崎のぼる作画の漫画。制作はエイケン、モノクロ、全12話。さらに1971年にカラー作品として登場。基本設定は同じで初回はリメイクで続くエピソードはカラー版オリジナルだそうだ。こちらは全26話。
 実は初回放送の時には見ていない。ハードボイルドなストーリーに年齢的についていかなかったのか、裏番組が「仮面の忍者赤影」だったという情報もありますが。小学生よりも中学生くらいが見た方がおもしろいかもしれない。記憶にあるのはカラー版の方(たぶん)。家のテレビが高校2年まで白黒テレビだったのでカラー作品だと言われてもわからなかったから。
 主人公隼太郎は“死の商人ゴースト”のせいで母と妹を失い、それがきっかけで日本国際秘密警察スカイヤーズに志願して参加し、ゴースト打倒のために戦う。コードネームはS5。仲間にキャプテン(S1)、ポルカ(S2)、ユリ(S3)、サムソン(S4)と愛犬ピーター。
 キャストは隼太郎に仲村秀生、キャプテンに真木恭介、ポルカに和久井節緒、ユリに栗葉子、サムソンに神山卓三、ゴーストに高塔正康、他。
 オープニングは「スカイヤーズ5」で赤坂三平作詞、すぎやまこういち作・編曲、歌はハニー・ナイツ。カラー版のテレビサイズでは2番の歌詞を使っている。
 エンディングは「スカイヤーズマーチ」で赤坂三平作詞、司一郎作曲、歌は上高田少年合唱団。
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2006年03月29日

「正義を愛する者月光仮面」

 仕事が忙しいもので、ついつい手持ちの資料だけで記事を書いてしまうので、1970年代の作品が続きますが、ご了承ください。

 「正義を愛する者月光仮面」は1972年に日本テレビ系列で放映されたヒーローアクションアニメ、全39話。1958年にKRTV(現TVS)で放映されたテレビドラマ「月光仮面」のアニメ化作品。実写版の初回放映はさすがに見ていない。見ていたとしても記憶には残り得ない年齢だった。再放送で何回か見ることができた。アニメ版はかなり忠実にオリジナル版を再現していると思う。制作はナック。実写版のテロップで月光仮面が「?」になっていたところは、アニメ版でも同じく「?」になっていた。視聴者には誰が月光仮面かはわかるのだが本編では絶対に明かさないというスタンスは崩していない。
 月光仮面は絶体絶命のピンチにバイクで颯爽と現れ、決して負けない二丁拳銃の超人的ヒーロー。アニメ版の最大の特徴は月光仮面がバイクで現れるとオープニングの「月光仮面は誰でしょう」のメロオケが流れ、バックが風景から幾何学的な模様に変わること。作品は賛否両論だったが実写版を知らない世代には人気が高かった。ただ再放送が殆どされていない。僕の主題歌の音源も初回放送の時のもの。
 キャストは祝十郎に池水通洋、シゲルに丸山裕子、綾子に菊地紘子、八五郎にはせさん治、ドラゴンの牙に納谷悟朗、他。
 オープニングは「月光仮面は誰でしょう」であの有名な実写版の歌詞をそのままに三沢郷氏が現代的な曲に乗せている。川内康範作詞、三沢郷作・編曲。歌はボニージャックスとひばり児童合唱団。この歌詞は紹介するまでもないでしょう。
 エンディングは「月光仮面のうた」で同じく川内康範作詞、三沢郷作・編曲、歌もボニージャックス。こちらはボニージャックが静かにしかし力強く月光仮面を歌い上げる。

 月の光を背を受けて
 仮面に隠した
 その心
 わが名は月光
 月光仮面

追記:上の歌詞はテレビサイズです。フルバージョンではもっと長い歌詞が着いています。その頭の部分とお尻の部分だけを使ったのがテレビサイズ。

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2006年03月28日

「紅三四郎」

 講道館四天王の一人として恐れられた父が謎の片目の男に敗れ死亡する。息子紅三四郎は真紅の柔道着をまとってその男を追うというもの。この紅流が流儀を問わないところがすごいなぁと思った。何しろ柔道、剣道、空手、フェンシング、拳銃と全く流儀を越えていて、さらにマサイの戦士、猛獣など超越した戦いを挑む。この型破りなところのみが記憶に残っている作品。
 梶原一騎原作、九里一平作画による作画による漫画を、吉田竜夫・竜の子プロが制作、1969年フジテレビ系列の放映、全26話。
 キャストは紅三四郎に西川幾雄、けん坊に雷門ケン坊、犬のボケに大竹宏。そんなに古い作品でもないのに殆ど記憶がない。主題歌ももうひとつ。ただけん坊とボケだけが妙にくっきりと覚えている。
 この作品の以上に有名なのがオープニングの「紅三四郎」、堀江美都子さんのアニメデビュー曲として名高い。堀江版オープニングは関沢新一作詞、和田香苗作曲、歌は堀江美都子とコロムビアゆりかご会。他に男性の歌うバージョンがあったらしい。そちらの作詞は丘灯至夫さんと資料にある。少々資料不足なのでご存知の方、ご教示ください。

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2006年03月27日

「ジェッターマルス」

 「ジェッターマルス」は1977年にフジテレビ系で放映されたアニメ。「鉄腕アトム」のリメイクということだそうだ。原作は勿論手塚治虫、制作は東映動画、全27話。
 「鉄腕アトム」は7つの力を持つ正義のヒーローという確固たる位置があるのですが、マルスは力戦闘用ロボットと心を持つロボットとして人間のように悩み成長する。この設定は手塚アニメらしいといえばらしいし、時代の要請というのもあったと思うが残念ながらファンに受けいられたとは言い難いと思う。小さい子供にはそれなりの人気はあったようだが。
 科学省の長官である山之内博士が少年型アンドロイドを組み立てるが自ら開発した電子頭脳に問題があり、川下博士に電子頭脳の開発を依頼する。生まれたロボットがローマ神話の軍神の名を負うマルス。山之内博士はマルスを軍事用に利用しようとするが、川下博士は勇気や力だけでなく、愛や涙も必要だと反対する。葛藤するロボットの物語。この作品のテーマはここにあります。
 キャストはマルスに清水マリ、美理に松尾佳子、川下博士に勝田久、メルチに白石冬美、山之上博士に納谷悟朗、ヒゲオヤジに富田耕生、タワシ長官に八奈見乗児、ほか。
 実はまともに見たのは第1話のみ。しかしながら主題歌はちゃんと抑えたので歌える。オープニングは「マルス2015年」で、伊藤アキラ作詞、越部信義作・編曲、歌はスチーブン・トートとこおろぎ'73。テーマに合わせて勇ましさは全くない。エンディングは2曲あり、第一期は「少年マルス」で伊藤アキラ作詞、越部信義作・編曲、歌はスチーブン・トートと大杉久美子。第二期は「おやすみマルス」で伊藤アキラ作詞、越部信義作・編曲、歌大杉久美子。第一期エンディングは作品のテーマをよく表している。


81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日はアニメ・特撮・ゲームについて語り
アニメソングをかけ倒す(?)120分です。
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2006年03月26日

「戦え!ポリマー」



 「破裏拳ポリマー」は同時期の「新造人間キャシャーン」などタツノコプロの他作品と比べると、若干作画が雑な感じがしますが、キャシャーンが人間の内面を見つめた作品であるのに対しポリマーは外へ発散するタイプ。作品の評価は別にしてどっちがカッコイイかと問われると僕はキャシャーンよりポリマーですね。
 さて、オープニングは「戦え!ポリマー」、鳥海尽三作詞、菊池俊輔作・編曲、はささきいさお&コロムビアゆりかご会歌唱。かなり曲は気に入っていたにもかかわらずレコードを買いそびれました。レコード店で手に取ったこともあるのに…。最近になってネットオークションで捜しましたが意外とマイナーで出てきません。やむを得ずコロムビアレコードの「テレビまんがアクションシリーズ」を落札。このシリーズは楽曲の間奏の間にドラマの音声が挿入されているもので音の資料としてはおもしろいものです。
 今聞いてみるとかなり短い楽曲です。テレビサイズでも一部を繰り返してました。
 一番に幻影破裏拳、二番に真空片手独楽、三番に反転三段蹴りと必殺技の名前をもりこんでいる。映像では「幻影破裏拳」のところで実際に幻影破裏拳を使うシーンが入っておりここが一番好きでしたね。
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2006年03月25日

「破裏拳ポリマー」

 「破裏拳ポリマー」は1974年に現在のテレビ朝日系で放映されたSFアニメ。原作は吉田竜夫、制作はタツノコプロ・萬年社、全26話。
 人一倍正義感の強い鬼河原武士は国際警視庁長官である父・鬼河原虎五郎と「悪」への戦いの方法で対立、とうとう勘当されてしまう。名前を鎧武士と変えて車探偵事務所で見習い探偵として働く。ここの探偵長はヘッポコ探偵・車錠、彼の愛犬は元警察犬の老犬の男爵。この男爵の主人を馬鹿にしたふるまいがおもしろい。しかし車探偵は国際警察の無線を傍受して情報を得ることにかけては天才的。これが破裏拳ポリマーが事件のある所に現れる裏の理由となっている。他に車探偵事務所の入っているビルのオーナー美少女・南波テルが花を添えている。
 物語は重化合物“ポリマー”を発明したオレガー・スッテル博士が犯罪結社鬼トカゲ団に襲われることから始まる。鎧武士は臨終のスッテル博士から彼が開発した「ポリメット」とその秘密を託される。この「ポリメット」は身体を覆って6つの形態に転身するシステムで、鎧武士はこれを使って破裏拳ポリマーとなり、得意の格闘技で鬼トカゲ団と戦う。この秘密を知っているのは男爵一人(一匹)だけだ。
 第1話で鬼トカゲ団はスッテル博士の研究所に押し入るが全ての資料は燃やされていたが、燃えつつある最後の1枚をかろうじて読む「転身時間46分1秒?」。ポリメットの転身可能時間は46分1秒で、唯一の弱点。
 銃弾を身に受けてもびくともしない不死身性、怒りにまかせて悪人どもをぶっぎる姿がきわめて爽快。いつも国際警視庁に盾をついて、カッコ良く敵を倒すポリマーだが、最終回に正体を明らかにして父親とも和解する。
 キャストは鎧武士に曽我部和行、車錠に青野武、 南波テルに落合美穂、鬼河原虎五郎に雨森雅司 、男爵に立壁和也。
 オープニングは「戦え!ポリマー」で鳥海尽三作詞、菊池俊輔作・編曲、歌はささきいさおとコロムビアゆりかご会。エンディングは「転身ポリマー」で酒井あきよし作詞、菊池俊輔作・編曲、歌はささきいさお。主題歌については改めて書くことにする。
posted by KAZU at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション