2005年12月28日

「北上夜曲」

 「宇宙戦艦ヤマト」はご存知のように視聴率の低迷で予定していた放映を短縮して終結しています。テレビシリーズの良いところは各キャラクターにまつわるエピソードを詳しく語ることができるところにあるのですが、そういう意味で今考えると本当に惜しいことをしたと思います。そういう事情のせいかもしれませんが、設定、キャラクターの家族構成や名前などが続編とは一致していない部分が多いです。余りそういう細かいところはどうでもいいじゃないと飛ばしてしまえればいいのですが、重要なキャラクターの場合、最初の作品と続編で設定に一致を見ないと違和感も大きいです。徳川機関長や沖田艦長などねぇ。
 しかしいくつかのエピソードではキャラクターを細かく描いていて見応えがあります。第19話「宇宙の望郷!母の涙はわが涙!!」は相原通信班長を描いたエピソード。
 相原義一通信班長は体調がおもわしくなく佐渡先生に診てもらう。極度の精神疲労ということで森生活班長を訪ねてホログラム治療を受けるように言われる。生活班長を訪ねた相原はホログラム治療を受ける。
 「相原くん、音楽は?」
 「北上夜曲」
 西暦2200年の宇宙を航行する青年がリクエストする曲としては余りに古過ぎないか?さすがにメロディだけで歌は流れませんでしたが。
 ドメル司令がヤマトの後方に通信衛星を置いたためにヤマトと地球の通信が突如回復する。地球のヤマト作戦本部からは皆がヤマトの帰りを待っているという連絡が入る。しかし相原は自宅に置いた自作の通信機を使って家族と許可されない通信を繰り返す。地球では食料不足から暴動が起き、父親が食料を調達するために大怪我をする。その様を見聞きしての精神疲労だった。沖田艦長に問いただされ、現場を古代に見られた相原はとうとう宇宙へ宇宙服を着て飛び出してしまう。森雪が「あたし、本を読んでいて窓の外をふと見ると相原くんが…」と古代に知らせる。この時の雪の姿も話題になりましたね。すけすけの黒の夜着でした。夢みる相原は地球が目の前に見えそこに飛び込んで行くと、それは通信衛星だった。そこで相原はふと気付く、ガミラスの通信衛星であることを。相原を発見した古代が、彼を回収、通信衛星を爆破する。ドメルのヤマト乗組員への陽動作戦は失敗する。いや成功したと言っていいのかも。

 匂いやさしい 白百合の
 ぬれているよな あの瞳
 想い出すのは 想い出すのは
 北上河原の月の夜

posted by KAZU at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション