徳川家康の少年時代を描いたアニメが「少年徳川家康」。「一休さん」と同年1975年に東映動画の制作でテレビ朝日系列から放映された。原作は山岡荘八。家康の少年時代竹千代を小宮山清、母・於大の方を増山江威子さんが演じている。
この作品はオープニング主題歌の前に内海賢二氏によるナレーションが入る。曲以上にこの部分が印象に残っている。
「人、血に汚れた戦国の世を鎮め、以後三百年にわたる太平の世をもたらした偉大な武将、徳川家康。これは、若き日の家康、竹千代と、常に彼を支えたその母、於大の方との、波乱に富んだ、涙と感動の物語である。」
オープニングは「少年徳川家康」で伊丹亮一郎作詞、渡辺岳夫作曲、小谷充編曲、歌はニュー・スタジオ・シンガーズ。
東にときの声あがり
西にくつわの音高し
いま戦国と人の言う
こらえて生きて十余年
ああ世も末の乱世に
羽ばたけ竹千代 時来る
エンディングは「いつか春が」で制作・歌唱はオープニングと同じ。
しかし、徳川家康の話ということでオープニングは聞いたが中身は全く見ていない。残念。
