2005年12月22日

「ジャンボーグA」

 「ジャンボーグA」は1973年に毎日放送で放映されたテレビ特撮番組。全50話が一年かけて放映されたことを考えると結構人気の作品であった。実際のところジャンボーグ9の登場は最初から予定されていたのかと考えると、マンネリ化を建て直す意味もあったのかなあと今振りかえって思うところ。しかしながら、「ジャンボーグA」の名はかなり忘れられた名前であることも確か。みなさんはいかがでしょう。
 主人公は大利根航空でセスナを操縦するパイロット・立花ナオキ。第1話のストーリーの細かいところはもう忘れてしまいましたが、アンチゴーネの侵略から地球を守るためにエメラルド星人がナオキに贈った宇宙サイボーグが「ジャンボーグA」。ナオキの操縦するジャンセスナが腕時計が光る時に「ジャンファイト!」と叫ぶことで、垂直旋回してジャンボーグAに変形する。ナオキはジャンボーグAの目の奥で動くとその動き通りにジャンボーグAも動くという仕組みになっている。
 そのジャンボーグAが倒されてピンチを迎えた時、さらにエメラルド星人から贈られたのがジャンボーグ9。こちらはナオキの自家用車、ジャンカーZが「ジャンファイト・ツーダッシュ」のかけ声で変形する。この変形、手足がびゅーんと伸びるコミカルなものだった。最大の弱点は空を飛べないこと。
 ストーリーはアンチゴーネ、マットゴーネ、サタンゴーネ、デモンゴーネと入れ替わっていく敵幹部に地球パトロール隊PATと共にナオキが立ち向かうというもの。PATは隊員の数が結構多かったのが印象に残っている。自衛隊が処理できない特殊な事例を扱うということで本来人数が多いのが現実的だろう。
 キャスティングを今ながめてみるとなかなかおもしろい。立花ナオキに立花直樹、PATの村上浩に和崎俊哉、小野寺参謀に佐原健ニ、岸京一郎に石田信之。大利根航空の社長・伴野大作に田崎潤、エメラルド星人の声に納谷悟朗、デモンゴーネの声に田中信夫&加川友里。
 オープニング「ジャンボーグA」は番組放映中にフルコーラスで使われた折りに歌詞を書き取ったのでしっかり今でも3番まで覚えている。短い楽曲ながら後奏が割と長くて印象深い。

posted by KAZU at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2005年12月21日

「ゴジラ ファイナルウォーズ」

 勢いにのって「ゴジラ ファイナルウォーズ」を見ました。かなり悪評が立っていたので期待しないで見始めたんですが、なかなかおもしろい映画でした。今までのシリアスかつリアルな設定のものを期待するならば見ない方がいいのかもしれません。かつての東宝の映画のストーリーを寄せ集めて、怪獣達を寄せ集めて、スピーディーな怪獣の動きとアメリカ的娯楽映画に仕上げています。あくまで娯楽映画、SF超大作ではありません。ゴジラ生誕50周年、区切りの最終作品としてふさわしいかはご自身で見て判断を。
 中尾彬が艦長を演じる戦艦がゴジラを南極の氷の下に封じ込めることに成功する。その後の巨大生物の脅威から人類を守るために地球防衛軍が結成される。さらに人類の中に現れたミュータントを集めたミュータント部隊"M機関"の結成。ドン・フライがダグラス・ゴードン艦長を演じる轟天号とマンダの戦いはかつての「海底軍艦」の再演。以前のマンダはかなり情けない守護龍だったが、ちょっと強くはなったものの結末に変わりはない。世界各地に一斉に怪獣たちが出現、それを突如現れたX星人達が消し去る。X星人は友好のためにやってきたという。地球に妖星ゴラスが近づいており地球と正面衝突するという。それを回避するのに力を貸すとも彼らは言う。実は怪獣達を操っていたのは当のX星人で妖星ゴラスの件も作り話。このストーリーもかつての東宝映画にありましたね。
 地球防衛軍指令に水野久美氏、国連事務総長に宝田明氏、生物学者神宮寺博士に佐原健二氏と東宝映画の顔が出演。ミュータント部隊・風間のケイン・コスギが主演の松岡昌宏(尾崎真一)以上に熱いアクションを見せてくれます。僕はどちらかというと風間のような性格の人間が好きですね。X星人の統制官に伊武雅刀氏。この統制官をやり方が気にくわないと若い参謀(北村一輝)が殺し実権を握る。この男の出現で映画は阿呆らしさを増すのですが。ある意味ギャグで固めて逆に今の人間社会を笑い飛ばしているようです。そして今までのゴジラにおける人間ドラマさえも。インファント島の小美人も登場。今回はショートカットヘアです。違和感いっぱいです。今までずっとロングヘアでしたから。女分子生物学者音無美雪を菊川怜が演じてます。さらにジャーナリストで美雪の姉・音無杏奈を水野真紀が演じます。ひと昔前の水野真紀さんが好きで、この映画の演技はちょうどその一昔前を彷彿させるもので大変見ていて好感が持てました。登場人物で一番の注目はゴードン艦長で二番目が音無杏奈でしょう。この二人の演技をみるだけでも楽しい。
 特撮はゴジラら怪獣のスピーディな動き、今までのゴジラとは違います。しかし巨大生物がスピーディに動くというのはもう物理学を無視した世界で、出すまでもないモスラを出して高速で飛ばすのはどうかと思う。カマキラスもそう。ゴジラ最後の対戦相手はお約束どおりキングギドラ。あの三つ首の形で登場しないで、最後に変形するあたりがちょっと度肝をぬかれる演出です。残された人類とゴジラの戦いを止めたのがミニラというのも笑ってしまう結末。
 以上とりとめもない感想でした。

posted by KAZU at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2005年12月20日

「ハードボイルド・ライセンス」

 「特捜戦隊デカレンジャー」は毎回各キャラクターひとりひとりのエピソードが多くて興味深く、さらにゲストに若手、ベテランをまじえてアッと驚く方も出演してました。戦隊シリーズは低年齢層向けということで派手は変身が合体が売りなんですが、またそうでないとちびっ子たちが興味を失ってしまいますから。その中で思い切り大人のドラマだったのがエピソード37「ハードボイルド・ライセンス」。基本的に変身したのはホージーただ一人、ロボットは登場しないという地味さ。ゲストにはマイク星人の女性テレサを演じる田中千絵さん。ギターを片手に弾き語りを見せてくれる。
 デカブルー(ホージー)は特キョウ昇格試験をみんなに内緒で受けており、第4次までをパーフェクトでクリアしていた。非番のホージーはぴしっとキメてクラブへ出かける。クラブの歌姫がテレサ。ホージーの心の支えはマイク星人の美しい歌姫だった。ところがそのクラブに突然弟のクロードが現れて姉に「無理をするな」「働くな」と連れて帰ろうとする。クロードの話っぷりからテレサの体調がよくないことは見てとれる。
 そんな中で若い女性がアリエナイザーに襲われ殺害されるという事件が続発する。その犯人は若い女性の体内からある特殊な成分だけを抜取っているということだ。ホージーはどうもテレサにプロポーズしている模様。家までテレサを送ったホージーは返事を求める。その時アリエナイザー出現の連絡が。ホージーは逃げるアリエナイザーの右腕を撃つが逃げられてしまう。その後の調査から事件の特殊性、地球以外での惑星でも同様の事件が発生していること、犯人がマイク星人の男性であることが判明、広域指定事件となる。長官はホージーに特キョウ昇格試験の最終課題にこの事件を48時間以内に解決するよう求める。バンたち仲間も応援する。しかし‥。
 犯人がマイク星人の男性であると聞いたホージーはテレサの弟クロードの元へ。右腕に傷を確認して詰め寄るホージー。クロードはその事実を認めて、真実を語る。姉は生活のために放射能が出ている鉱山星ガイガミュラで働いたために放射線に体を冒されあと僅かの命だという。クロードは自らの努力で医者になり、さらに研究を続けた結果、青いバラを咲かせる物質が姉の体を救う特効薬となることを見つける。そしてその物質が地球人の若い女性の体内にあることも。
 クロードは再び若い女性を狙う。クロードに銃口を定めるホージー。
「俺がいなくなれば、姉さんは死ぬんだぞ!」
「…俺はデカなんだ」
「姉さんを好きだっていうのは、ウソだったんだな!」
「ウソじゃない…愛している!」。
 ここでデカブルーがマグナムを放つ。感情にながされないデカブルーに花束を。
 事件は解決し、ホージーは試験に合格するが特キョウを辞退。クロードの墓を訪れたホージーは尼になったテレサとすれ違う。クロードの治療の成果は彼女の体を回復へと向かわせていた。見つめ合う二人。そしてそれぞれの道を歩んでいく二人。「怪奇大作戦」の「京都買います」のラストシーンのようでした。

posted by KAZU at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2005年12月19日

「超電磁ロボ・コンバトラーV」



 「超電磁ロボ・コンバトラーV」は「超電磁マシーン・ボルテスV」の前作に当たる。1976年、テレビ朝日系列で放映。制作はひろみプロ・東映。「ボルテスV」のプリンス・ハイネルもそうだが、この作品の美形キャラ・ガルーダが大変人気だった。下手をすると主人公達よりも人気があった。作画が「勇者ライディーン」に似たところがあったが、作品の完成度としては余り良くないように思う。後から様々な人が語っているようにかなりネーミングに遊び心がみられる。そちらの方はネット検索してみてください。
 地球侵略のためやって来たキャンベル星人は氷河期であったため行動を中止して眠りに入る。現代に至ってその事実を突き止めた南原博士と四谷博士はキャンベル星人に対抗するためにコンバトラーVを開発する。やがて目覚めたキャンベル星人と戦うために5人の少年少女が集められる。コンバトラーVは5台のマシンの合体による変形ロボ(♪身長57メートル、体重550トン)。その武器で一番特異なのがオープニングの歌詞にもある「超電磁ヨーヨー」。
 メインキャラクターは葵豹馬(三ツ矢雄二)、南原ちづる(上田みゆき)、北小介(千々松幸子)、浪花十三(山田俊司)、西大作(立壁和也)、ガルーダ(市川治)、ミーア(千々松幸子)、オレアナ(野沢雅子)など。ちなみに女性にはガルーダが人気でしたが、南原博士の孫娘ちづるはミニスカートに美脚キャラで男性にはこちらが大人気でした。勿論僕も注目は南原ちづる。(このレコードジャケットは酷いイラストです。こんなんじゃないですよ)
 オープニングは「コンバトラーVのテーマ」。八手三郎作詞、小林亜星作曲、筒井広志編曲、歌は水木一郎。エンディングは「行け!コン・バトラーV」。こちらも同じく八手三郎作詞、小林亜星作曲、筒井広志編曲、歌は水木一郎。オープニングの「VVV!ビクトリー」の冒頭から水木一郎氏の雄叫びが炸裂する。


81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日はアニメ・特撮・ゲームについて語り
アニメソングをかけ倒す(?)120分です。
posted by KAZU at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2005年12月18日

「宇宙魔神ダイケンゴー」



 これもまたミッチ(堀江美都子さん)がミニスカートで歌ったオープニングが印象に残る作品。1978年の放映、全26話。制作はクレジットではテレビ朝日・東映となっていたそうですが、実質は鳥プロによる原作・制作のようです。実は殆ど見ることができなかった作品。ということでストーリーを語ることができません。
 資料からキャラクターを拾いますと、ライガー(石丸博也)、クレオ(堀江美都子)、エンペル王、エリザ王妃、ユーガー、ブライマン、ロボレオン将軍、バラクロス総司令などなど。この作品は舞台が宇宙でスペースオペラ的要素を組み込んでいる。地球を舞台としないスペース物はこれ以前は人気がなかったが、ようやく70年代後半に来て視聴率も持ちこたえるようになってきた。
 オープニングは鳥海尽三作詞、小林亜星作曲、高田弘編曲の「宇宙魔神ダイケンゴーの歌」。堀江美都子さんの熱唱が光る。コーラスにこおろぎ'73とザ・チャープス。レコードジャケットに楽譜が入っている、この時代としては稀なケース。おまけにこのコード進行がかなり複雑で音楽好きには「ちょっと挑戦してやろう」と思わせる挑発的なもの。ちょっと頭のコードを並べてみるとBm F#m7/A G6/A Bm Bm/A GM7 A9 Dという具合。
 エンディング「宇宙の男ライガー」は酒井あきよし作詞、小林亜星作曲、高田弘編曲。歌はmojo、ザ・チャープス。こちらも音の進行がちょっと不思議な曲。mojoとザ・チャープスのハーモニーが微妙にかみ合うのが聞きどころ。


81.8MHz fmGIG が夜9時からお送りするムーンライト・ブレイク
月曜日はアニメ・特撮・ゲームについて語り
アニメソングをかけ倒す(?)120分です。
posted by KAZU at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2005年12月17日

「超電磁マシーン・ボルテスV」



 ミッチ(堀江美都子さん)がミニスカートで熱唱するロボットアニメソングといえば「超電磁マシーン・ボルテスV」のオープニング「ボルテスVの歌」だろう。20代のミッチの代表曲だが今でもコンサートでは定番(とはいっても最近は行ってないですが)。
 「超電磁マシーン・ボルテスV」は1977年、東映の制作でテレビ朝日系列で放映された人気ロボットアニメ。非常にストーリー性の高い作品で後のガンダムなどロボットアニメにストーリー性を持ち込むきっかけとなった作品。
 「角」のある者だけが貴族となりえるボアザン星、この星の国王の弟に角のない子が生まれる。両親は人工の角を着けて世間を欺いて育てるが、彼が国王を継承した時に、角なしの事実が暴かれ、妻は息子ハイネルを産んで死亡、国王は投獄される。しかし彼は脱獄して地球に逃れ剛健太郎と名乗り、地球人と結婚、健一、大次郎、日吉の三人の息子をもうける。ところがボアザン星人が成長したプリンス・ハイネルを総司令官として地球征服に乗り出す。それを健一、大次郎、日吉に岡めぐみと峰一平を加えたご5人が操縦する超電磁マシーン・ボルテスVが迎え撃つ。
 キャストは健一に白石ゆきなが、プリンス・ハイネルに市川治、峰一平に曽我部和行、岡めぐみに上田みゆき、ボアザンの女幹部リー・カザリーンに小原乃梨子他。
 オープニングは最初にご紹介したように「ボルテスVの歌」で八手三郎作詞、小林亜星作曲、高田弘編曲、歌は堀江美都子とこおろぎ'73、コロムビアゆりかご会。エンディングはこちらもストーリー性に富んだ歌詞の「父をもとめて」。あおいあきら作詞、小林亜星作曲、高田弘編曲、歌は水木一郎とこおろぎ'73。どちらも70年代を代表するロボットアニメソング。
posted by KAZU at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2005年12月16日

「ゴワッパー5 ゴーダム」

 「ゴワッパー5 ゴーダム」は1976年にテレビ朝日系列で放映されたロボットアニメ。制作はタツノコプロ、全36話。
 団地に住む津波豪(安原義人)、岬洋子(二木てるみ)、亀山大吉(肝付兼太)、河口のり助(千々松幸子)、小石川五右衛門(小宮山清志)ら5人は冒険を求めて探検する「ゴワッパー」を結成する。そしてある日奇岩島に探検に出かけた彼らは「ゴーダム」と呼ばれるコンピューターを発見する。この「ゴーダム」は亡き大洗博士が作ったコンピューターロボットで、地球上の怪奇現象が地底魔人によって引き起こされていることを知り、ゴーダムの指令のもとに地底魔人と対決する。ゴワッパーのリーダーは洋子さん。この洋子さんが随分人気でした。主人公はやはり津波豪でしょうが。ゴーダムの指令を受けて団地を抜け出していくゴワッパー達に憧れた子供達も多かったと思う。なかなかスリリングでした。
 オープニングは「行くぞ!ゴーダム」で若林一郎作詞、小林亜星作曲、青木望編曲、歌は水木一郎とヤング・フレッシュ。エンディングは「ゴワッパー5のうた」で同じく、若林一郎作詞、小林亜星作曲、青木望編曲、歌は水木一郎とヤング・フレッシュ。昨日ご紹介した「UFO戦士ダイアポロン」と同じくコスチュームがアメフトでメンバーは凸凹。これも何故か親しみを感じる。この五人の映像がめまぐるしく動く映像もおもしろかった。タツノコプロらしいオープニング・エンディング映像です。
posted by KAZU at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション