2005年08月30日

エヴァンゲリオン〜「ヤシマ作戦」

 やっと「新世紀エヴァンゲリオン」のTVシリーズの方を全部見ました。実におもしろかったです。この作品の主題は何かというあたりを最後の2話を見ながらじっくり考えてみたいものです。ストーリーの中の謎の部分はまだ劇場版を残しているので、僕自身はすっきりしないですね。エヴァンゲリオンをご覧になっていない方にはストーリーの概要とキャラクター、専門用語理解のためにまずはオフィシャルページをご覧ください。今日はTVシリーズ本編から。
 僕の一番気に入ったキャラクターはずっとこの「アニメの森」を読んでくださっている方には好みがお分かりだと思いますが、無口だけれどきっちり仕事をするタイプ、感情を表さないけれど時折行動の端々にそれが見え隠れするタイプ、「綾波レイ」ですね。声を演じるのは林原めぐみさん。実は余りめぐねえは好きではないんですけど。レイはピカイチです。
 零号機の専属操縦者で“ファーストチルドレン”と呼ばれ、開発当初から操縦者としての訓練を受けていました。物語の最初から謎めいた部分が多く、終盤になってその実体が明何なっていきます。
 綾波レイを描いたエピソードは「第伍話 レイ、心のむこうに」。シンジは父碇司令と楽しそうに話すレイを見かけたことからレイを意識するようになる。ある日、ミサトからレイに新しいIDカードを渡すのを忘れたので届けるように頼まれる。古びた集合住宅の一室、ノックしても返事がなくノブに手をかけると鍵がかかっていない。「綾波、入るよ」とシンジが部屋に入ると、家具らしきものは殆どないうす暗い部屋。ベッドサイドボードの上にあったひびの入ったメガネを手に取ると、後ろで物音が。シャワーを浴びていたレイが全裸で立っていた。あわてて言い訳するシンジの手にメガネを見たレイはそれを奪い返すように取ると、シンジの鞄がボードにひっかかって二人は重なるように倒れる。あわてまくるシンジに対してレイの発した言葉は「どいてくれる」。シンジの前で平然と着替えるレイ。ファーストチルドレンの異常さを表したシーン。
 次話「第六話 決戦第3新東京市」の最後が印象的だった。加粒子砲を放つ第5の使徒「ラミエル」を倒すべくミサトが立案した作戦が「ヤシマ作戦」。敵射程外から陽電子砲の超長距離射撃で撃滅する作戦で、日本中の総電力を使い1億8000万kWの陽電子砲をぶっ放つ。この「ヤシマ作戦」ネーミングが粋ですね。平家物語の屋島の合戦、那須与一の話を引いているんですよね。射撃は初号機シンジ、バックアップは零号機レイ。作戦遂行直前レイはシンジに「さようなら」と告げて零号機に乗り込む。レイは一射目が干渉によって外れた直後、二射チャージまでの間、使徒の加粒子砲を耐熱光波盾を使って初号機を死守、シンジは二射で見事使徒を殲滅する。シンジは大破した零号機からエントリープラグを排出し、L.C.L.を廃棄して、高温のハッチを開ける。「綾波大丈夫か」「戦いの前にさよならなんて言うなよ」と涙を流すシンジに「こんな時、どんな顔したらいいかわからない」というレイにシンジは「笑えばいいんだよ」。この時の綾波レイの笑顔は素敵でした。
posted by KAZU at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション