2005年08月27日

アギト(12)〜Project G4

 「仮面ライダーアギト」の最後に劇場版「Project G4」をご紹介。
 この作品はテレビシリーズ放映中の2001年の夏公開。仮面ライダー誕生30周年の記念作品としてスペシャルゲストも迎えて見応えのある作品に仕上がっている。長くなるのであらすじとキャストは Read More にて。
★見どころ1
 紗綾香が両親とピアノの発表会の当日事故に遭う場面。紗綾香の心の中の想い出のシーン。絵に描いたような家族の幸せな姿。父はうじきつよし、母は渡辺典子。時間にしてほんの2、3分。父親が娘におまじないをするところで思わず背中がむずむずします。お父さんがうじきさんですよ。渡辺典子さんは意外と特撮に出ていたりします。
★見どころ2
 深海理沙は設定では25歳。わずか25歳で一尉程度の階級で一体なにができるねんと言いたい。小沢澄子はIQ180の天才、警部であの待遇ですよ。もし深海に実力があるなら自分がデータを盗みにはいかないでしょう。その深海理沙が尾室を誘って焼肉屋へ行き、泥酔させた上にパソコンのパスワードを聞き出す。私服でかわいい女を演じるところがなかなかいいです。そんな彼女にイチコロのぶざまな尾室。
★見どころ3
 仮面ライダー生誕30周年ということでスペシャルゲストに藤岡弘が警視総監として登場。もともとアクション俳優の藤岡さんが加齢とともに貫祿もつけて画面に登場しただけでその存在感は他を圧倒している。小沢澄子とは旧知の様子。「私のできないことを、今君たちがやれ」と言葉少なに翔一と氷川の肩をたたいて去る。目の表情がさすが。
★見どころ4
 クィーンに腕を切り落とされ進化するギルス、真魚の呼びかけに進化するアギト、両仮面ライダーの最後の戦いの場面。「生」に賭ける二人のパワーアップでアントロード隊長とクィーンを葬り去る。ここは是非映像をご覧ください。
★見どころ5
 G4との最後の死闘をGトレーラーからG3に指示を出す小沢澄子の姿。「G3として戦ったのでは勝ち目はないわ。氷川誠として戦いなさい」とアドバイスする。何とも抽象的な指示。性能は相手が上だから根性で戦いなさいと言っているようなものだが、氷川はマスクを外して戦い、限界に達したG4にとどめを刺す。「G4システム、完全に停止しました」。氷川からの報告を受けた小沢の顔の表情を見せない背中だけの演技がなかなか素晴らしいです。
 この作品の主題は「生」。冒頭の場面でアントロードにより重傷を負った水城史朗はG3の戦いを見る。「死」を背負うことによって人は最大の力を発揮すると主張する水城。水城は氷川にあかつき号事件で死を覚悟したからこそ一人で乗員乗客を救出することができたと言う。悩む氷川は翔一に尋ねる。翔一に尋ねるのは間違いだと思うが、翔一は「生はおいしい」と答える。翔一らしい。生きてこそ人はその力を発揮する、それが作り手が一番伝えたかったことだろうと思う。Read More
posted by KAZU at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮