2005年08月09日

沢木哲也〜アギト(7)〜

 最初の方では一体何者なのかわからず、最終回まで来て大変物語の核心に近いところにいた重要人物だったのが沢木哲也 (本名・津上翔一)。
 翔一(本名・沢木哲也)があかつき号で水のエルに海にたたき込まれ、海岸に打ち上げられた時には記憶を喪失していた。持っていた手紙が「津上翔一」宛だったために名前が入れ替わっている事情がある。
 沢木は翔一の姉(沢木雪菜)の恋人で、超能力が覚醒した雪菜は暴走した超能力で真魚の父親・風谷信幸氏を殺害、その後自殺していた。その真相を確かめるために翔一は沢木に会いに行くためにあかつき号に乗っていた。翔一の姉・雪菜は物語中では常に過去の人であり、翔一や沢木の思い出の中でしか登場しないが美化された綺麗なイメージの中の人という感じ。演じているのは笠間あゆみさん。
 沢木は雪菜が自殺した後、自らも命を絶つが、「闇の力」が人からアギトの力を抹消するために蘇らせた。沢木は闇の力に協力することと引き換えに永遠の力と超人的パワーを授かる。ところが沢木は「闇の力」を裏切ってアギトの力を守る側に着く。正体が明らかになるまでは冷たい感じの男だったが、真魚の力を増幅させて涼を蘇生させたり、木野に力の使い方を忠告したりするあたりから温かみが出始めた。きわめつけは翔一のレストランの同僚岡村可奈がアギトの力に目覚めて自殺を計ったとき。彼女の手を必死でつかむ翔一にさらに手を差し伸べたのが沢木だった。最後に「闇の力」とテーブルで語りあった後、静かに息を引き取る姿が印象的だった。演じたのは小川敦史氏。穏やかな顔つきは悪人には向かないなと思うがいかがだろう。
posted by KAZU at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮