
「ラブ・ポジション〜ハレー伝説」は1985年、手塚プロダクションによる長編アニメ作品。原作は手塚治虫氏だが、手塚氏がかかわったのは原作のみで、レコードのジャケットを見るとまるで「ダンクーガ」だ。まあ、実際はそれほど極端ではないが。もともとオリジナルビデオ作品として制作されたようで、今でもビデオは入手可能だそうだ。テレビでは一度放映されたきり。
エンディングはアイドル歌手時代の長山洋子さんの歌う「素顔のままで」であることは以前書いたが、今回は本編について触れておくことにする。ただし、テレビで一度見たきりで、ネットで調べたものの記憶を掘り起こすほどの詳しい資料を得ることができなかった。かなりあいまいな記憶を元に書くので、ビデオをお持ちの方、録画をお持ちの方のコメントをお願いします。
76年で回帰するハレー彗星。そのハレーに乗って地球を滅ぼしにきた異星人がいた。しかし彼女は地球の美しさを目の当たりにして滅ぼすことができず、指令にそむく。そしてベトナムで少女ラミーナの姿を借りて地球に残る。それから何年か後、須春の父は、ベトナムで負傷したところをラミーナに助けられラミーナと恋に落ちるが、そのまま生き別れとなる。そしてハレー彗星が再び回帰するが、今度は前回の指令に背いた裏切り者を殺すためにザンバがやってくる。須春はベトナムでラミーナに会うが、ラミーナは全く年をとっておらず、須春が父親に似ていたためにかつての恋人がやってきたものと勘違いする。
殺人鬼ザンバとラミーナの76年を越えた因縁に須春と由美が巻き込まれた事件、ラミーナが地球を救うためにハレーに戻るという悲しい別れで幕を閉じている。
この作品の最大の魅力は少女ラミーナだろう。ラミーナが超人的な力で傷を癒したりする場面が印象的で、非常に美しく描かれている。結末が悲しいだけに余計に美しい。
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いよいよ今年最後の更新となりました。
四月に始めた頃は一日にアクセス数が10以下でしたが、
おかげさまで今や最低100、ここ数日は200以上のアクセス
本当にたくさんご訪問頂いて感謝しております。
今年中に40000hitsまでいくかな−と思っていましたが、
今月始めちょっと失速したので及びませんでした。
これからも多くの人に読んでいただけるよう
幅広い内容で書いてみたいと思います。