2004年09月17日

「ゲゲゲの鬼太郎」

 「ゲゲゲの鬼太郎」は計4回アニメ化された。1回目は1968年、これはモノクロ作品だ。そして2回目「新ゲゲゲの鬼太郎」は1971年、この時にカラー化された。この二作についてはモノクロからカラー化されたということだけで、内容的には完全に同一シリーズと考えてよいと思う。登場人物も、鬼太郎、目玉おやじ、猫むすめ、鼠男、砂かけばばあ、こなきじじい、一反もめん等々ほぼ同じ面々である。一話完結タイプで鬼太郎と人間界をおびやかす妖怪との対決を描いた。思い出深いのは「牛鬼(ぎゅうき)」「縁切虫(えんきりむし)」など。
 大きく変わったのが3作目(1985年)。舞台は現代の都会へ移り、農村部の暗闇の中からネオンサイン輝く都市部の裏に潜む妖怪を相手に鬼太郎が活躍する。特に後半はストーリーの質の高さから大変評価が高い。歌も吉幾三さんの歌になり、恐ろしいまでに様変わりした。しかし、評価は高いのだが僕はどうも馴染めない。第2シリーズでは原作のストーリーを使い果たしてしまったそうで、第3シリーズは全く新しい脚本が作成されたそうだが、やはり油すましはひと気のない山道を一人で歩く旅人の前に姿を現わすもので、都会の闇に現れては老けたキューピーにしか見えない。
 古きものが良いとはいえないにしても、やはり「ゲゲゲの鬼太郎」は熊倉一雄さんでなくてはならない。「カランコロンのうた」は意外や意外で加藤みどりさんの歌です。サザエさん以降は他の作品がない加藤さん、ある意味で貴重な歌です。「ナイナイ音頭」は「新ゲゲゲの鬼太郎」のエンディング。第3シリーズのオープニングは先に述べたように吉幾三さんの新バージョン。エンディングは同じく吉幾三さんの「お化けがイクゾー」。
posted by KAZU at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション