僕がニュージーランドで厨房に立っていた時のこと、ワーキングホリデーの若者はパワーがあって度胸もある。僕もロクに英語を喋られないが、よくもまあこんな貧弱な英語で来るものだと感心することも多々あった。「KAZUさん、ククンバーって何ですか?」。この時は一瞬言葉に詰まった。cucumberをククンバーと読むか!確かに学校では出てこない単語だが、仮にも海外に住む人間が身のまわりの物の名詞くらいはねえ。
キュウリがcucumberであることは中学の時に知った。学校の授業ではなくて、アニメ「ミュンヘンへの道」を通してだ。ミュンヘン五輪男子バレーボールチーム12人は、南将之、猫田勝敏、中村祐造、西本哲雄、木村憲治、深尾吉英、野口泰弘、森田淳悟、横田忠義、大古誠司、佐藤哲夫、嶋岡健治の錚錚たるメンバーである。松平監督がいう世界に通用する大砲、大古と横田にセンター森田を加えたビッグ3、名セッター猫田の不動のメンバー以外は誰が入っても戦力は同じとまで言われたくらい層の厚いチームだった。この男子チームがソ連に遠征した時、食事に大きなキュウリの酢漬けが出たそうだ。何かと訪ねると「キューカンバ」という。それが佐藤哲夫選手の顔にあまりに似ていたため、チーム全員爆笑だったそうだ。佐藤選手は確かに長身で細身、顔も面長だがそんなにキュウリに似ているとは思わなかったが。いったいどんなキュウリだったのだろう。以来佐藤選手のあだ名はキューカンバ(きゅうり)になったそうだ。一時はレギュラー6人にも入る勢いだったとのこと。
そんなある日、合同練習の当日、東京に大雪が降った。電車が不通になったため、チームのみんなは富士フィルムに所属する佐藤選手は今日は来ないものだと思っていた。ところが佐藤選手はコートを纏い、線路の上を何時間も歩いて東京の練習場まで歩いてやってきた。「監督、遅くなってすいません」。監督以下一同驚きの感動の名場面である。「ミュンヘンへの道」は大古のZ攻撃や森田の一人時間差など新しい戦法を生み出すエピソードを紹介しているが、この佐藤選手のエピソードはファンの間では泣ける名場面として有名。僕にとってはcucumberという単語を知った思い出のエピソードでもある。
2004年09月30日
2004年09月29日
「FIRE STORM」
「サンダーバード」や「謎の円盤UFO」を制作したジェリー・アンダーソンが原作を手掛けたということで話題になったアニメ。放映は2003年、3D映像を駆使した斬新なメカの場面とアメリカを中心に国際的な組織「ストーム・フォース」の外国人を中心としたキャラクターが魅力的。そして、それ以上にやはりストーリーがおもしろい。
世界的犯罪組織「ブラック・オーキッド」、実は宇宙からの侵略者が地球での侵略活動のために作った組織。これに対抗するのが各分野の精鋭を集めた「ストーム・フォース」だ。特に誰が主人公というわけでなく、チームが主人公といった感じに作られてはいる。監督は「世界に通用する作品を」とかおっしゃってますが、やはり日本的で日本人のナギザ・キサラギが中心的に描かれている場面が多いし、何といっても人情的。どうしてアメリカ映画のようにクールに描けないのかと思ってしまう。
ストーム・フォースの面々はナギサ・キサラギ(日本人、女性)、サム・スコット(アメリカ人、男性)、ローラ・ホープ (オーストラリア人、女性)、ウェズリー・グラント(アメリカ人、男性)、ジェームス・ブレーディ(アメリカ人、男性)等々国際色豊か。キャラクターデザインもそれらしく描かれている。中でも魅力的なのは巨大潜水艦「オーシャン・ストーム」の司令官リュー・マッキャリスター(スコットランド人、男性)。対する「ブラック・オーキッド」の地球指令はモレーリ。声は北斗の拳のラオウの内海賢二さんでヤンキーな声の多い中でひとり渋い声を聞かせてくれます。
先にも書いたように、この作品の目玉はストーリー。それを飾るのが3Dメカと国際キャラ、まずはこ覧あれ。DVDが発売されてます。最初と最後は大変質が高いとの評価。見るなら1話、2話と最終回を。
オープニングは The NaB's の「STORMY LOVE」、第一期エンディングも同じく The NaB's で「君といた地球(ほし)」。同一CDに収録されているのが嬉しい。彼等は1980年代生まれの若いミュージシャンだがなかなか歌がうまいです。迷わず新品を購入。第二期エンディングは TAKUI の「RE-SET」。こちらも聞けます。
世界的犯罪組織「ブラック・オーキッド」、実は宇宙からの侵略者が地球での侵略活動のために作った組織。これに対抗するのが各分野の精鋭を集めた「ストーム・フォース」だ。特に誰が主人公というわけでなく、チームが主人公といった感じに作られてはいる。監督は「世界に通用する作品を」とかおっしゃってますが、やはり日本的で日本人のナギザ・キサラギが中心的に描かれている場面が多いし、何といっても人情的。どうしてアメリカ映画のようにクールに描けないのかと思ってしまう。
ストーム・フォースの面々はナギサ・キサラギ(日本人、女性)、サム・スコット(アメリカ人、男性)、ローラ・ホープ (オーストラリア人、女性)、ウェズリー・グラント(アメリカ人、男性)、ジェームス・ブレーディ(アメリカ人、男性)等々国際色豊か。キャラクターデザインもそれらしく描かれている。中でも魅力的なのは巨大潜水艦「オーシャン・ストーム」の司令官リュー・マッキャリスター(スコットランド人、男性)。対する「ブラック・オーキッド」の地球指令はモレーリ。声は北斗の拳のラオウの内海賢二さんでヤンキーな声の多い中でひとり渋い声を聞かせてくれます。
先にも書いたように、この作品の目玉はストーリー。それを飾るのが3Dメカと国際キャラ、まずはこ覧あれ。DVDが発売されてます。最初と最後は大変質が高いとの評価。見るなら1話、2話と最終回を。
オープニングは The NaB's の「STORMY LOVE」、第一期エンディングも同じく The NaB's で「君といた地球(ほし)」。同一CDに収録されているのが嬉しい。彼等は1980年代生まれの若いミュージシャンだがなかなか歌がうまいです。迷わず新品を購入。第二期エンディングは TAKUI の「RE-SET」。こちらも聞けます。
2004年09月28日
「宇宙少年ソラン」
幼児期に見ていた作品は歌やキャラクターは覚えているのだが、肝心のストーリーがいまいち記憶にない。今回は記憶発掘のためかなり調べまくった。しかし、このデータの少ないこと。DVDが発売されているので持っている方、見た方ぜひぜひ情報をください。
「宇宙少年ソラン」はテレビモノクロ時代、1965年の放映。立花博士一行が宇宙旅行中に事故に遭い、赤ん坊だったソランを脱出ロケットで安全な星へと脱出させる。その星がソラン星。ソラン星人はソランが環境に適応できるようにサイボーグに改造した。そして成長したソランはまだ見ぬ姉を捜すために宇宙リスのチャッピーとともに地球に戻ってくる。古月博士に引き取られたソランは姉を捜しながら、人間の15倍の運動能力と時速300キロの走力を使って悪人たちを倒すというのがストーリー。オープニングの歌詞の中に出てくる「胸に輝く秘密のペンダント」は姉を捜す唯一の手がかりであるが、胸というよりベルトのバックルの位置ですね。非常に固い金属でできていてソランのピンチを何度か救った。敵が発射した短針銃の球(針)をはじき返したことも。確かスポンサーが森永製菓で、当時懸賞でこのペンダントがもらえた。ソランの乗り物はエンゼル号、名前は原作とは違いスポンサーによるもの。このエンゼル号は球体で上半分が透明になっている。高速で飛び、海中にも潜れる。ソランとチャっピーはテレパシーで会話することができ、チャッピーの尻尾は危険が迫ると光って警告する。僕の記憶にあるのはこのくらいです。最終回は姉と見事再会したそうですが、それは覚えていません。父立花博士の声はあの納谷悟朗さん。
さて、当時はソノシートがたくさん出ていたが、主題歌がカバーだったり、テレビとは編曲が違ったりと様々。僕が買ってもらったのはレコード、当時300円か350円だったと思う。今残っていればお宝なんですが。オープニングは「宇宙少年ソラン」で安井かずみ作詞、いずみたく作編曲、上高田少年合唱団の唄。エンディングは「いざ行けソラン」でいずみたく作詞、作曲、編曲、歌は吉田亜矢。オープニングの歌詞はネット検索で出てきますが、全然映像を覚えていません。エンディングはエンゼル号、ソラン、チャッピーが高速で走り、飛行する映像でした。「宇宙戦艦ヤマト」に発したアニメブームで1960年代のレコードが復刻され、今手持ちの音源はこのときのもの。
バビューンとソランが走る
バビューンとソランが駆ける
光のように飛んでゆけ ソランが走る
「宇宙少年ソラン」はテレビモノクロ時代、1965年の放映。立花博士一行が宇宙旅行中に事故に遭い、赤ん坊だったソランを脱出ロケットで安全な星へと脱出させる。その星がソラン星。ソラン星人はソランが環境に適応できるようにサイボーグに改造した。そして成長したソランはまだ見ぬ姉を捜すために宇宙リスのチャッピーとともに地球に戻ってくる。古月博士に引き取られたソランは姉を捜しながら、人間の15倍の運動能力と時速300キロの走力を使って悪人たちを倒すというのがストーリー。オープニングの歌詞の中に出てくる「胸に輝く秘密のペンダント」は姉を捜す唯一の手がかりであるが、胸というよりベルトのバックルの位置ですね。非常に固い金属でできていてソランのピンチを何度か救った。敵が発射した短針銃の球(針)をはじき返したことも。確かスポンサーが森永製菓で、当時懸賞でこのペンダントがもらえた。ソランの乗り物はエンゼル号、名前は原作とは違いスポンサーによるもの。このエンゼル号は球体で上半分が透明になっている。高速で飛び、海中にも潜れる。ソランとチャっピーはテレパシーで会話することができ、チャッピーの尻尾は危険が迫ると光って警告する。僕の記憶にあるのはこのくらいです。最終回は姉と見事再会したそうですが、それは覚えていません。父立花博士の声はあの納谷悟朗さん。
さて、当時はソノシートがたくさん出ていたが、主題歌がカバーだったり、テレビとは編曲が違ったりと様々。僕が買ってもらったのはレコード、当時300円か350円だったと思う。今残っていればお宝なんですが。オープニングは「宇宙少年ソラン」で安井かずみ作詞、いずみたく作編曲、上高田少年合唱団の唄。エンディングは「いざ行けソラン」でいずみたく作詞、作曲、編曲、歌は吉田亜矢。オープニングの歌詞はネット検索で出てきますが、全然映像を覚えていません。エンディングはエンゼル号、ソラン、チャッピーが高速で走り、飛行する映像でした。「宇宙戦艦ヤマト」に発したアニメブームで1960年代のレコードが復刻され、今手持ちの音源はこのときのもの。
バビューンとソランが走る
バビューンとソランが駆ける
光のように飛んでゆけ ソランが走る
2004年09月27日
「ひみつのアッコちゃん」
「Le jardin d’aya」のayaさんがテレビの画像をあげておられたので、今日は「ひみつのアッコちゃん」。
ご存知赤塚不二夫氏の原作。アニメ版ではそれほど感じないのだが、原作を見るとアッコは「おそ松くん」のトト子ちゃんにそっくり、赤塚氏の漫画だなーと思う。アニメ化は三回で最初は1969年。この時のアッコは太田淑子さんが声をあてている。第二期は1988年で堀江美都子さんが、第三期は1998年、最後のアッコは山崎和佳奈さんが声を演じている。第二期と第三期には共通の声優さんもいるが、20年、10年と間が空いているので声優さんはかなり入れ代わっている。
加賀美あつこの父親は豪華客船の船長で長い間家を空けていて、普段は母親と二人暮らし。ちょっと気弱でさみしがりやのあつこは、大事にしていた鏡が割れてしまったので鏡のお墓を作ってあげる。その鏡を大切にする心に感動した鏡の精が、何にでも変身できる魔法のコンパクトをプレゼントする。あとはご存知のとおり。いつもは自己満足のために変身はしないが、一度自分の部屋で不良少女に変身してポーズをとっていたところをお母さんが見て卒倒した回があった。(第一期)今から見ると大したかっこではないが…。不思議と頭に残っている。
オープニングは三期とも「ひみつのアッコちゃん」。歌は岡田恭子、堀江美都子、下成佐登子と歌い継がれる。エンディングはやはり第一期の「すきすきソング (アッコちゃんすきすきすき)」が圧巻。歌うのは水森亜土さんで、今聞いてもめちゃくちゃおもしろい。
Read More に、すきすきすきすき すきすきすきすき…Read More
ご存知赤塚不二夫氏の原作。アニメ版ではそれほど感じないのだが、原作を見るとアッコは「おそ松くん」のトト子ちゃんにそっくり、赤塚氏の漫画だなーと思う。アニメ化は三回で最初は1969年。この時のアッコは太田淑子さんが声をあてている。第二期は1988年で堀江美都子さんが、第三期は1998年、最後のアッコは山崎和佳奈さんが声を演じている。第二期と第三期には共通の声優さんもいるが、20年、10年と間が空いているので声優さんはかなり入れ代わっている。
加賀美あつこの父親は豪華客船の船長で長い間家を空けていて、普段は母親と二人暮らし。ちょっと気弱でさみしがりやのあつこは、大事にしていた鏡が割れてしまったので鏡のお墓を作ってあげる。その鏡を大切にする心に感動した鏡の精が、何にでも変身できる魔法のコンパクトをプレゼントする。あとはご存知のとおり。いつもは自己満足のために変身はしないが、一度自分の部屋で不良少女に変身してポーズをとっていたところをお母さんが見て卒倒した回があった。(第一期)今から見ると大したかっこではないが…。不思議と頭に残っている。
オープニングは三期とも「ひみつのアッコちゃん」。歌は岡田恭子、堀江美都子、下成佐登子と歌い継がれる。エンディングはやはり第一期の「すきすきソング (アッコちゃんすきすきすき)」が圧巻。歌うのは水森亜土さんで、今聞いてもめちゃくちゃおもしろい。
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2004年09月26日
結婚式
昨日「超星神グランセイザー」のエンディングが結婚式のシーンで終わった。これを見た時に思い出したのが「ウルトラマンティガ」の第47話のエンディング。この時はホリイ隊員とミチルの結婚式で終わった。ウルトラマンティガはエンディングに当日の本編の一部をダイジェスト的に流すので毎回異なるが、時々本編の後日談を挿入したりするので目がはなせない。
さて、ティガを見ていない方のために解説を。ホリイ隊員は特捜チームGUTS(Global Unlimited Task Squad)の隊員。演じるは増田由紀夫氏、設定年齢28歳。大阪弁を操る。「GUTSの頭脳」と呼ばれるとか(そこまではいかないと思うが)、数々の新兵器を開発しており、ウルトラマンの科学特捜隊のイデ隊員みたいな人物。ただ、体格はイデ隊員とは異なりガッチリ太めタイプ。
第4話で未知の生命体によりロケット、クルーごと怪獣化した江崎博士の娘ミチルが第22話で登場。ホラー調の第22話「霧が来る」でホリイ隊員が活躍、根性でミチルを救いかつ事件解決の中心を担う。このホリイ隊員活躍で科学や人間不信に陥っていたミチルは開眼、ホリイに惚れる。そして第47話「闇にさようなら」で見事ゴールイン。この結婚式には隊員全員が戦闘服を脱いで登場する貴重な場面になっている。
ということで、是非「ウルトラマンティガ」第4、22、47を続けてご覧ください。
さて、ティガを見ていない方のために解説を。ホリイ隊員は特捜チームGUTS(Global Unlimited Task Squad)の隊員。演じるは増田由紀夫氏、設定年齢28歳。大阪弁を操る。「GUTSの頭脳」と呼ばれるとか(そこまではいかないと思うが)、数々の新兵器を開発しており、ウルトラマンの科学特捜隊のイデ隊員みたいな人物。ただ、体格はイデ隊員とは異なりガッチリ太めタイプ。
第4話で未知の生命体によりロケット、クルーごと怪獣化した江崎博士の娘ミチルが第22話で登場。ホラー調の第22話「霧が来る」でホリイ隊員が活躍、根性でミチルを救いかつ事件解決の中心を担う。このホリイ隊員活躍で科学や人間不信に陥っていたミチルは開眼、ホリイに惚れる。そして第47話「闇にさようなら」で見事ゴールイン。この結婚式には隊員全員が戦闘服を脱いで登場する貴重な場面になっている。
ということで、是非「ウルトラマンティガ」第4、22、47を続けてご覧ください。
2004年09月25日
「超星神グランセイザー」
番組入れ換えシーズンを迎えて、今日もひとつ最終回だった。「超星神グランセイザー」、以前エンディングを褒めまくったが最近は余り見ていなかった。こんなことを言うとキリスト教徒の方に失礼だが、20年位前のアメリカの二流映画で最後理屈を抜いて神にすがるというパターンがあった。これはアメリカ的なのか?とにかく見ている方はおもしろくない。で、グランセイザーでは理屈や現実性を抜いて感情や人情に訴えてしまった。とかく12人もヒーロー、ヒロインがいるのだ。烏合の衆にならなかったのは素晴らしいが、人情に訴えては日本的、見ていておもしろくない。とはいえ最終回くらいはみてやろう、そんな感じだった。
なかなか感動的な終わりを見せてくれた。ロギアが「俺も戦いはもうゴメンだ」と捨てぜりふを吐く。ここあたりが作品の伝えたかったことなのか?最後グランセイザーが一人ずつ一言喋る。未加が「地球人が馬鹿なことしないかぎりね」と言っているが、それは直情径行型の大馬鹿、天馬に言っておかなければいけないだろう。
オープニング「Life goes on」は作詞と歌が浅岡雄也。この曲オープニングとしてはパンチが足りない。サビの部分からのノリが良いので持ちこたえているが、オープニングとしては70点。しかし今日の戦闘の部分でのフルコーラスでのBGMはよかった。何度も聞いているがこれほど感動的だったことはない。
今日のエンディングはグランセイザーの面々が元の仕事に戻って活躍する姿を写しながらの、これまたフルコーラスの「きみをつれていく」。早乙女蘭のダンスシーンさすがグラビアアイドル磯山さやか、俄然目立ってました。俳優さんのレベルがかなりバラバラで芝居としては「ええっ」と思うところも多々あった。赤星昇一郎さん演じる堀口一郎博士は抜群だが、アケロン人カリンを演じた千葉美加さんの芝居もよかった。最後の結婚式のシーン、花嫁のブーケを受け取ったのは堀口博士か?
なかなか感動的な終わりを見せてくれた。ロギアが「俺も戦いはもうゴメンだ」と捨てぜりふを吐く。ここあたりが作品の伝えたかったことなのか?最後グランセイザーが一人ずつ一言喋る。未加が「地球人が馬鹿なことしないかぎりね」と言っているが、それは直情径行型の大馬鹿、天馬に言っておかなければいけないだろう。
オープニング「Life goes on」は作詞と歌が浅岡雄也。この曲オープニングとしてはパンチが足りない。サビの部分からのノリが良いので持ちこたえているが、オープニングとしては70点。しかし今日の戦闘の部分でのフルコーラスでのBGMはよかった。何度も聞いているがこれほど感動的だったことはない。
今日のエンディングはグランセイザーの面々が元の仕事に戻って活躍する姿を写しながらの、これまたフルコーラスの「きみをつれていく」。早乙女蘭のダンスシーンさすがグラビアアイドル磯山さやか、俄然目立ってました。俳優さんのレベルがかなりバラバラで芝居としては「ええっ」と思うところも多々あった。赤星昇一郎さん演じる堀口一郎博士は抜群だが、アケロン人カリンを演じた千葉美加さんの芝居もよかった。最後の結婚式のシーン、花嫁のブーケを受け取ったのは堀口博士か?
2004年09月24日
「少年忍者風のフジ丸」
昨日は只今放映中の作品をあげたので、今日は時計を40年逆回ししていただきます。
「少年忍者風のフジ丸」はモノクロアニメ時代、忍者もの第1号の作品。放映は1964年。原作は白土三平の「忍者旋風」でテレビアニメ用にアレンジされた。藤沢薬品の提供でそこから「フジ丸」と名付けられたとか。
オープニングの歌詞の冒頭「時は戦国嵐の時代、でっかい心でいきようぜ」のように、戦国時代、猛禽にさらわれた赤ん坊が忍びの里で拾われ、優れた忍法の使い手と成長する。そして兵法書(巻物)「龍煙の書」をめぐって成長した忍者フジ丸と風魔十法斉および伊賀の忍者たちとの争奪戦を描く。少女ミドリに加藤みどりさんが声をあてている。
オープニングは「少年忍者風のフジ丸」歌は鹿内タカシ、エンディングは「たたかう少年忍者」で歌は 西六郷少年合唱団、作詞は共に小川敬一、作曲も共に服部公一。40年前とは思えないほど雰囲気のきまった歌だ。オープニングのラストが確か「火炎の術」で炎をまとい剣をかまえるフジ丸で終わる。そのあとに「ふじさわ〜」のコーラスが入るが。当時をご存知の方は「鉄人28号」では「グリコ、グリコ…」とスポンサーのコーラスがみんな入っていた。エンディングは止め絵だったと思う。何せ僕も幼児だったので記憶は不確か。
実写で忍者が忍法の解説を行うコーナーがあって、これも結構おもしろかった。みんなが忍者に憧れるきっかけになった。後のテレビ映画「忍者部隊月光」へと忍者の憧れが流れていく。
Read More に「たたかう少年忍者」の歌詞をちょっと紹介。Read More
「少年忍者風のフジ丸」はモノクロアニメ時代、忍者もの第1号の作品。放映は1964年。原作は白土三平の「忍者旋風」でテレビアニメ用にアレンジされた。藤沢薬品の提供でそこから「フジ丸」と名付けられたとか。
オープニングの歌詞の冒頭「時は戦国嵐の時代、でっかい心でいきようぜ」のように、戦国時代、猛禽にさらわれた赤ん坊が忍びの里で拾われ、優れた忍法の使い手と成長する。そして兵法書(巻物)「龍煙の書」をめぐって成長した忍者フジ丸と風魔十法斉および伊賀の忍者たちとの争奪戦を描く。少女ミドリに加藤みどりさんが声をあてている。
オープニングは「少年忍者風のフジ丸」歌は鹿内タカシ、エンディングは「たたかう少年忍者」で歌は 西六郷少年合唱団、作詞は共に小川敬一、作曲も共に服部公一。40年前とは思えないほど雰囲気のきまった歌だ。オープニングのラストが確か「火炎の術」で炎をまとい剣をかまえるフジ丸で終わる。そのあとに「ふじさわ〜」のコーラスが入るが。当時をご存知の方は「鉄人28号」では「グリコ、グリコ…」とスポンサーのコーラスがみんな入っていた。エンディングは止め絵だったと思う。何せ僕も幼児だったので記憶は不確か。
実写で忍者が忍法の解説を行うコーナーがあって、これも結構おもしろかった。みんなが忍者に憧れるきっかけになった。後のテレビ映画「忍者部隊月光」へと忍者の憧れが流れていく。
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