2004年08月24日

「悟空の大冒険」



 「西遊記」を題材にしたアニメやドラマは結構たくさんあります。以前ご紹介した堺が猿、西田が豚、岸部が河童の「西遊記」、アニメでは「SF西遊記スタージンガー」などなど。どれもシリアスなストーリーの中にギャグを盛り込んでいるのが特徴。
 子供の頃に夢中になったのは何と言っても「悟空の大冒険」。悟空がチビ猿でやんちゃ坊主、さらに悟空はもちろんのこと、八戒、沙悟浄を含め三蔵法師までがギャグに加わり、ドタバタ劇を繰り広げる。それでいて「西遊記」の大筋は崩してはいないところがまたスゴイ。
 オープニングは「悟空の大冒険マーチ」で「3、2、1、0、ドカーン」から始まるナンセンスな歌詞が面白い。「カーッとなったらカッカッカッ、ボーッとなったらポッポッポッ 暴れだしたらとまらない、火の玉悟空の大冒険、ドカーン」
 エンディングは「悟空が好き好き」。悟空が通りを闊歩するシーンをバックにヤングフレッシュが軽やかに歌う。
 学校が好き好き好き、勉強が好き好き…
 そんなやつが悟空の大冒険を いっぺんみたら
 キスしてひっくりかえって ひょい
 てなことになってしまう かもね
 最後の「かもね」が何とも良いアクセントになっています。

 十数年前にこの歌を歌いながらアテネの夕暮れの町を歩く日本人の夫婦がいました。
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2004年08月23日

悲劇の小ぐま



 1980年のモスクワオリンピックのマスコットはミーシャ。オリンピックに先立って1979年に朝日放送系で放映されたのが「小ぐまのミーシャ」だ。ご存知の通り日本はアメリカに追随してモスクワオリンピックは出場をボイコットしたために、次のロサンゼルス大会まで八年の空白を作ることになる。
 「小ぐまのミーシャ」はロス五輪のマスコット「イーグルサム」に比べるとずっとマスコットらしくてかわいいが、まだ冷戦時代でモスクワということもあり、人気がもうひとつだった。それに加えてボイコット問題。このアニメも忘れ去られた存在になってしまった。ただ、ファンの間では結構根強い人気がある。モスクワ五輪組織委員会の協力で、制作は日本アニメーション。日本の子供たちになじめるような内容で作られた。完全な子供向け番組だったので時々しか見なかったが、あどけないミーシャやナターシャがカワイかった。
 オープニングは「ノルマリーナ・ミーシャ(好きだわミーシャ)」。作詞は阿木燿子、作曲は宇崎竜童、編曲は船山基紀と曲想からはちょっと想像できないメンバーの作品。歌は沢田冨美子さん。イーグルサムもアニメ化されたが、僕にとっては五輪マスコットアニメの最後の作品。懐かしい限り。
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2004年08月22日

「六三四の剣」

 今日は剣道アニメを。
 「六三四の剣」は週刊少年サンデーに連載された村上もとかの人気漫画をアニメ化したもの。1985年テレビ東京系から放映された。
 主人公は夏木六三四。剣道家の両親をもつ彼が宮本武蔵を目標に剣道の稽古を通して、精神と技術をみがきあげていくストーリー。1980年代ということで、かつてのスポ根ものとはちょっと違った雰囲気のスポーツアニメ。残念ながらこれも時間の関係で殆ど見ることができなかった。ということで内容を詳しくご紹介することができない。

参考サイト

 オープニングは「裸足のソルジャー」。売野雅勇作詩、井上大輔作曲、鷺巣詩郎編曲、歌は下山公介。この曲が結構印象深くてレコードを買った。「牙を闇に研げよ」と硬めの言葉から始まるのだが、軽快なリズム、ノリのあるメロディで、一度聞くと忘れ難い。下山公介はこれがデビュー曲か?1965年生まれの当時20歳のはずなのだが、プロフィールには都立青山高等学校在学中となっている。残念ならが手頃なCDがないのだが、「下山公介」で検索するとアニメ主題歌集がいくつかヒットする。1980年代スポーツアニメの屈指のアニメソングと思う。機会があればどうか聞いてほしい。

 俺たちみな闘うためうまれて来たぜ
 男たちは傷だらけの兵士さ誰も
 青春ってね夢の別名(なまえ)だね
 目覚める時まで痛みに気づかない
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2004年08月21日

「キックのあけぼの」

 タイ式ボクシングが「キックボクシング」として日本で紹介されて、テレビ放映が始まり、チャンピオンとして名をあげたのが沢村忠。この沢村忠のキックボクシングへの道のりを描いたのが梶原一騎・中城健太郎原作の「キックの鬼」(1970年放映)。
 オープニングに実写フィルムを取り入れてスタートしたこのアニメは今のキックボクシングの人気から考えると、ほとんど幻に近い存在になっている。実際のテレビ中継でキックボクシングを、沢村忠の真空飛膝蹴りを見た人は、あの頃のキックボクシング人気を知っておられるから納得がいくだろうが。
 エピソードの中では沢村忠が周囲から狂人と呼ばれながらも、必殺技「真空飛膝蹴り」を会得していくあたりが印象深い。
 オープニングはタイトルと同じく「キックの鬼」、エンディングは「キックのあけぼの」。確か沢村忠氏自身が歌っていたと思う。特にエンディング「キックのあけぼの」は作詞が梶原一騎、作・編曲が小林亜星で沢村忠の心境を静かに歌い上げる名曲。

Read More でちょっと歌詞紹介。
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2004年08月20日

「キャプテン・フューチャー」



 NHK制作のSFアニメ、1978年放映。原作はエドモンド・ハミルトンの有名なスペースオペラ「キャプテンフューチャーシリーズ」。僕は漫画は読まないがこの原作は小説ということで,アニメ化以前から読んでいた。それだけに期待をもって放映を待ったのだが‥。
 原作を先に読むと,それで頭の中にイメージができてしまう。ハヤカワ文庫で読んだのだが,挿絵もついているので小説といえども映像的なイメージもできてしまう。まずジョーン・ランドール。アメリカの大人の女性らしい風貌で描かれていたのでアニメのキャラクターはかなり子供っぽい。それにひきずられてかカーティス・ニュートンも若すぎる。オットーに鍛え上げられた屈強の男というには少々物足りない。一番イメージに近かったのは生きている脳サイモン教授。透明ケースに収められた脳,フレキシブルアイということで問題なし。いけないのがオットーとグレッグだ。原作では会った人が後ずさりする程の異様な風貌で描かれているが,オットーはパンダ顔のぬいぐるみ,グレッグはオズの魔法使いのブリキのきこりのようで,笑いを誘って奇怪さが全然ない。
 唯一アニメの方がイメージより上だったのは宇宙船コメットだ。原作に描かれていたのは単なる紡錘形のロケットでその先端にニュートン砲を4門備えているというものだったが,アニメのコメットは現代的でカッコイイものだった。球形の前部から後へ伸びた機体に4本の翼が出て,その先端にニュートン砲を備えている。ストーリーは原作を骨組みとした内容で読者としては納得のいくものだった。

 オープニングはヒデ夕樹の歌う「夢の舟乗り」,イメージ的な主題歌ながら,さすがはヒデ夕樹さん,見事な熱唱です。ちなみにヒデ夕樹さんの歌う主題歌には「Go!Go!トリトン」(海のトリトン),「風よ光よ」(快傑ライオン丸),「青春の旅立ち」(スターウルフ),「ゴーゴーキカイダー」(キカイダー),「駆けろスパイダーマン」(スパイダーマン)などがあり,いずれもパンチのきいた熱唱を聞かせてくれる。エンディングはピーカブーの歌う「ポプラ通りの家」で放映当時には「みんなのうた」でも流れた。今でも時々NHK番組で歌っているのを聞く。直接「キャプテン・フューチャー」には関係のない歌詞で,アニメソングとは知らない人も多いのではないかと思う。
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2004年08月19日

「エースをねらえ!」

 何年か前に「チャゲアスはユーミンを超えたか」というコピーが雑誌を賑わしたが、「いや、まだだな」という感じだった。十年前の勢いをチャゲ&飛鳥が維持しつづけていたなら今超えていたかもしれないが。
 さて「テニスの王子様」は「エースをねらえ!」を超えたか?「まだまだだね。」
 「エースをねらえ!」の初回放送は1973年、半年間の放映だった。スポーツアニメにしては動きのないアニメーションで静止画をイメージ的に使って、ちょっと手抜きかと思える程だったが、人気は抜群。その後夏休みごとに再放送を繰り返した。いったい何度見たか覚えていないくらいだ。
 キャラクターが全体的に面長で、女の子たちは目に星がキラキラと少女漫画的。主人公岡ひろみ以上に宗方コーチやお蝶夫人の人気も高かった。声優陣は岡ひろみに高坂真琴、お蝶夫人に池田昌子、宗方仁コーチにサンダーバードのスコットの中田浩二、藤堂貴之に森功至と個性ある声が光った。ストーリーは語る必要はないかと思う。
 五年後1978年にリメイク版「新エースをねらえ!」が制作される。この時も岡ひろみ、愛川マキ、お蝶夫人、藤堂貴之には同じ声優さんが声を担当した。顔は少しまるくなって、現代風なのだが、目つきはギャクにきつくなった感じがする。残念ながらこれは時間の関係でとうとう一度も見ることができなかった。
 オープニングは「エースをねらえ!」、エンディングは「白いテニスコートに」。ともに大杉久美子さんの熱唱。特に「白いテニスコートに」のレコードの歌は見事。テレビ版とアレンジが少し違うのだが、それを割り引いても聞く価値十分の熱のこもりよう。またこの初回版のレコードは結構めずらしい。
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2004年08月18日

完全無欠のヒーロー

今日はスポーツアニメをお休みして− 

 ハンナ・バーベラのアニメは皆さんよくご存知のことだろう。。「トムとジェリー」だけはDVDも出ている程、幅広い年齢層に人気があるが、年齢層ごとに思い出の作品は違うとは思う。「怪獣王ターガン」だったり、「大魔王シャザーン」だったり、「チキチキマシン猛レース」だったり。「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」くらいになると結構僕とは年齢差がある年代かと。日本公開第1作は「ドラ猫大将」だったと思うが、僕が見た記憶がある最後の作品が「ドボチョン一家の幽霊旅行」かな。
 さて、これら作品の内、敵と戦うパターンのお話ではアメリカらしい完全無欠型のヒーローが登場する。「大魔王シャザーン」あたりだと強敵が現れてシャザーンの魔法が通じないということもあった。ところが「スーパースリー」では絶対にピンチの場面がない。どんな敵が現れても、どんな武器をもってこようとも、難なくはじき返してしまう。日本なら絶対にピンチの場面でハラハラドキドキする見せ場を作ろうとするが、スーパースリーにはないのである。
 「スーパースリー」はちょっと軽めのギャグももりこんだ作品だけれど、もう少しシリアスなものでは「宇宙怪人ゴースト」が一番印象深い。ゴーストも強い、負けない、ピンチはない。Uバンドを盗まれたりする場面はあったが、ピッキーが必ず取り返してくれる。このUバンドはスゴイ。例えると自分に向かってダンプカーが疾走してくるとする。自分の手前2メートルくらいに迫ったところでこのUバンドを使うとアッという間にダンプカーは数百メートル先へ弾き返されてしまう、そんなパワー。昔のテレビシリーズの「バットマン」もそうだった。敵に捕まり縛り上げられてもバットマンは顔色ひとつ変えず、秘密の装置でピンチを脱出する。アメリカ的なのだろう。

 「宇宙怪人ゴースト」は1967年放映。Read More にちょっと歌詞紹介。
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