2004年07月05日

怪獣王子

 「マグマ大使」の終了後、同枠で放映された「怪獣王子」は「マグマ大使」があれほど人々の記憶に残っているのに、こちらは忘れられた存在となっている。放映期間も「マグマ大使」4クールに対し、「怪獣王子」は2クールだった。この結果は作品の質の違いによるものだろうか。
 大まかにあらすじを述べると、伊吹博士夫妻を乗せたジェット機が飛行中、火山島の大噴火に巻き込まれ海上へ不時着する。乗客は救命ボートで脱出するが、伊吹博士の双子の息子の内、兄のタケルが行方不明となる。この時の伊吹夫人の「タケル〜」と叫ぶ声がなぜが耳に残っている。そして十数年後、この火山島を調査に来た伊吹博士は恐竜と共に暮らしブーメランを操る少年タケルを発見することになる。この火山島へ地球侵略のため鳥人が潜入、この鳥人の兵器によって母ブロントザウルスは死ぬ。救出されたタケルは一旦博士と共に自衛隊の潜水艦で火山島を離れ日本へ戻り、弟ミツル、妹ヒカルと共に文明人の暮らしを始めることになるが…。鳥人の魔の手は日本へも伸び東京湾へ現れた子ブロントザウルス(ネッシー)と共にタケルは再び火山島へ、これより自衛隊とタケルとの活躍で宇宙からの侵略者を倒していく物語が始まる。
 怪獣は太古の恐竜を元にデザインされ、その名もテラノドン、ゴズラス、獅子竜、よろい竜、角竜、剣竜、ジアトリマ、イグアナドン、サンドラゴン、パキセファロザウルス、エダボザウルスといった具合。2クール目に入って鳥人が倒れた後は昆虫人間が登場し、戦いの場を火山島以外にも広げる。
 「マグマ大使」が怪獣ものでそのデザインがすばらしかったのに比べ、やはり見劣りはする。しかし、ドラマとしてはおもしろい。自衛隊の階級名なども出てきて興味深かった。最終回の記憶がきわめて薄いのでご紹介するだけの自信がない。

 記憶が確かな場面をひとつ。
 ジャングルでタケルが鳥をブーメランで仕留める。鳥を拾いにいくと、橋場一曹が先に鳥を拾っていた。「ずるい」というタケルに橋場は、
 「ジャングルでは早い者が勝ちじゃばい」
 タケルはブーメランで橋場の手から鳥を奪い返す。「飛び道具とは卑怯な」という橋場にタケルは、
 「ジャングルでは油断した者が負けだ」と返す。
 なぜかはっきり覚えているシーン。

 主題歌については明日に。
posted by KAZU at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮