2004年06月09日

ANALYZER



 言わずと知れた「宇宙戦艦ヤマト」の艦橋で分析を担当するロボット。自らの意志を持って思考・行動するが、どこか間のぬけたところもある。森雪のスカートめくりをしたりと何か訳のわからぬことをしでかすが、第1話からヤマト艦橋の中央部にデンと構え…というより設置されていたようだ。
 第6話「氷原に眠る宇宙駆逐艦ゆきかぜ」で古代、雪と共に調査に出てガミラス兵士に捕えられた時などはなかなか見事な動きを見せた。「宇宙家族ロビンソン」のフライデーのようだなあと感心した覚えがある。
 第16話「ビーメラ星地下牢の死刑囚」では雪とともに食料の調査にビーメラ星へ降り立つが、最後の場面でビーメラ星の原住民に「化け物」と呼ばれて、恐れられて傷つく。このあたりまでいくとちょっと度が過ぎている。
 仕事には忠実で正確、デスラー機雷のコントロール機雷の破壊、冥王星海底での周囲の警戒、ガミラス本星に着水した時の大気と水の分析となかなかのもの。しかし、人間味を持たせ過ぎた感がある。
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2004年06月08日

サラマンダーとイーラ

 今日はエイトマンから二つのエピソードを。

お断り
 さすがに、エイトマンとなると幼少の頃の記憶を掘り返して書くことになるので、特に今回については細かいところは正確でないことをご了承ください。


●サラマンダー作戦(第24話)
 ギャング連合の基地アリューシャン島、断崖に立つ男はデーモン博士。(この男は断崖が好きなようである) ギャング連合の旗がはためくこの島で博士が開発したサラマンダーの実験が開始されようとしていた。ちなみにギャング連合の旗は地球にナイフを突き刺したデザインである。
 厚さ1メートルのコンクリートの壁を10枚連続でぶち抜いたサラマンダーはエイトマン打倒のため発進する。デーモン博士はエイトマンを倒すことに生き甲斐を感じているが、ただ倒しただけではいけないようだ。エイトマンに優る性能を持つ自らの開発兵器でもって倒さなければならない。デーモン博士は東探偵事務所へ赴き、ラーメンで満腹のイチローをステッキでなぐり、さちこを拉致して電波発信機でエイトマンを誘い出す。
 「これはデーモン博士の私への誘いだな。」
 サラマンダーから怪光線を受けたエイトマンはダム湖へ落下する。高らかに笑うデーモン博士。しかし、次の瞬間エイトマンは水面から飛び出しサラマンダーのアンテナを破壊する。制御を失ったサラマンダーはダムに激突して沈む。
 特にこのエピソードが印象に残っているわけではないが、子供の頃に買ってもらったソノシートのお話がこのエピソードだった。デーモン博士失敗の段。 


●大怪物イーラ(第27話)
 停電事故が続発する。調査にでかけた東探偵は○×博士の研究室を訪ねる。
 「うるさい、じゃまだじゃまだ、忙しいから帰ってくれ」
 再び呼び鈴を押すが、またオウム返しのように同じセリフが返ってくる。不審に思った東探偵が研究室に入り込むと、クモの巣の張った研究室に壊れた設備、博士の研究日誌を発見する。日誌によれば博士はイーラと名づけた電気ウナギに電気を与える実験を行なっていた。イーラは電気を吸って巨大化していく。しかし、与えることのできる電力に限界がきていた。
 「わたしは、イーラに殺されるかもしれない。」
 日誌のこの言葉のどおり、イーラは博士を殺して逃亡した。これが停電事故の原因だった。
 エイトマンはスーパーロボットで、特に武器を装備されていない。谷博士は軍事利用されることを恐れてエイトマンを連れて母国を脱出したという。しかし最終回では新人類に対抗するために、デーモン博士と共にエイトマンに武器を装備する。両腕にレーザー砲、超高速振動装置、既出のエイトマンナイフ。このエイトマンナイフはエイトマンが投げつければそれだけで高速の飛び道具だが、「私が使えば、鉄もバターのように切れる。」というのがおもしろい。
 それ以外にエイトマンは両腕から10万ボルトの放電ができる。イーラはエイトマンの放電に誘導されていく。この後の結末を僕は覚えていない。
 やはり、もう一度ビデオを見直す必要があるようだ。DVDも出ているそうなので興味のある方はどうぞ。TVモノクロ時代の作品、映像は今とは比べ物にならないが、原作が平井和正、シナリオの多くを平井和正自身がてがけている。ストーリーのおもしろさは今も十分たのしめる内容だ。
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2004年06月07日

デーモン博士とタイガー

 エイトマンの最終回を覚えておられるだろうか。僕は初回放映時には小さかったのでかなり記憶が薄いが、再放送時に見たのではっきり覚えている。断崖にエイトマンを作った谷博士とエイトマン、さらにエイトマンの宿敵デーモン博士の三人が立っているシーンで終わる。今はレンタルビデオで見られる時代なので、改めて見直すこともできるがいくつかのエピソードで印象的なところを紹介してみたいと思う。
 最初はこのデーモン博士とタイガーの話。エイトマンの動力源は体内の小型原子炉である。ところがエイトマンの核燃料が残り少なくなってきた。谷博士は田中捜査課長に相談するが、核燃料を買うだけのお金がない。そこでギャング連合の基地に侵入して核燃料を盗み出すことにする。なんとも現実的で姑息。エイトマンは得意の変装でギャング連合の基地に侵入することに成功するが、デーモン博士は特殊モニターを使ってその正体を見破っていた。デーモン博士の作ったトラ形スーパーロボットのタイガー(そのままの名前だ)はエイトマンに襲いかかる。エネルギー切れ寸前のエイトマンは最新型のタイガーのスピードについていくことができずに敗れる。
 エイトマンの完全なる敗北。ここで手を抜かずに完全に破壊しておけばよかったものをと何度思ったことか。映画「眼下の敵」と同じだ。最後にわざわざ浮上して姿をさらすことなく、もう一発魚雷をぶちこんでおけばよかったのだ。デーモン博士はエイトマンをバラバラに分解する。電子頭脳に電源を入れて、博士はエイトマンと語る。

 エイトマン「私の完全な負けだ」

 その後がいけなかった。電子頭脳の電源をいれたまま、タイガーを見張りにおいてデーモン博士はその場を離れる。エイトマンは電子頭脳から電磁波を出して、とうとうタイガーの電子頭脳をコントロールすることに成功する。タイガーに核燃料を盗ませ、デーモン博士を捕らえて自らの組立を強要する。
 「わしは疲れた」
 そう言って腰掛けたデーモン博士を残して、エイトマンはタイガーを従えて海の彼方へ消えていった。

 教訓「敵は情け容赦なく息の根を止めよ」。デーモン博士もUボートの艦長も同じ間違いを犯したのだ。
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2004年06月06日

ガラスのクレア

松本零士氏の作品の集大成と言われる「銀河鉄道999」、氏の他の作品のキャラクターも登場する。ファンクラブも多く、今でもネット上で鑑賞することが可能な人気作品である。TV放映から25年が経過したが、その間劇場映画化もされ、短編も含めて数本が制作された。あまり詳しくないので詳細はファンサイトやオフィシャルサイトを参考にしてほしい。
 劇場版は映画館へ見に行ったが、基本的に個々のエピソードを詳しく描くことができない劇場版は好きでない。あらすじだけになってしまう。その点、TV版では様々なキャラクターが様々な物語を語ってくれる。黒づくめのメーテルがこれまた黒のビキニで空中遊泳する場面があったりもしたと思う。
 中でも有名なキャラクターがガラスのクレア。クレアは999の食堂車のウエイトレスで、両親が見栄で娘の機械の体をガラス製にしたという。このクレアが大変人気のキャラクターで短編もできているそうだ。TV版でも劇場版でもクレアは鉄郎をかばって粉々に散る。残されたクレアのガラスの丸い破片「クレアのこころ」を鉄郎は袋に集め旅を続ける。
 TV版では最初の方でクレアが登場する。当時のストーリー本でスタッフの方が「クレアのエピソードは最終回にもってくればよかった」というようなコメントをされていたように記憶している。それが反映されてか劇場版ではクライマックスに散っていく。

 TV版オープニング「銀河鉄道999」、エンディング「青い地球」共に橋本淳作詩、平尾昌晃作曲、青木望編曲、歌はささきいさお。物語の最後の大どんでんがえしを全く感じさせないロマンティックな歌詞だ。オープニングのサビの部分のささきいさおさんと杉並児童合唱団とのハモリの部分は999の汽笛を感じさせる見事なハーモニー。
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2004年06月05日

124875回路



 「ウルトラマン」第16話「科特隊宇宙へ」の一場面。
 フジ隊員が宇宙からの怪電波をキャッチする。
 フジ「とっても変な電波」
 そこでイデ隊員が吠える。
 「124875回路だ、フジ君僕の作ったパンペースインタプリターへつないでくれたまえ」
 アラシ「パンスペ…」
 イデ「今は非常の場合です、仮に全宇宙語の翻訳機とても申しておきましょう。善は急げ」
 フジ「124875回路ね」、カチャチャカチャ、「セット完了」
 イデ「鬼が出るか蛇が出るか」
 スイッチを入れるとモニターにはバルタン星人が姿を現わす。このバルタン星人は第2話「侵略者を撃て」の時のバルタン星人とは違って、スマートで頭部のフォルムが非常に自然で好きだ。これ以降、人気のバルタン星人は何度も登場することになるが、この二代目バルタンを越えるバルタン星人はなかった。だいたい同一生物種がそんなに姿を変えること自体おかしいと思うのだが。
 さて、宇宙で立ち往生している観測ロケットを救出するために、岩本博士は自ら開発したロケットエンジンをジェットビートルに搭載、宇宙ビートルが完成した。写真のプラモデル、放映終了後7年くらいたっても店頭でみかけた。よく売れたのか売れ残ったのか。
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2004年06月04日

雲のジュウザ



 「北斗の拳」で南斗最後の将を守る守護星が「五車星の男たち」。風のヒューイ、炎のシュレン、山のフドウ、雲のジュウザ、海のリハクの五人。日本の星座には五車星と呼ばれる星座や星はないが、ひょっとして中国にはあるのか。五車星と言われて思いつくのは「馭者座」。五角形で全天六番目の明るさの星カペラを擁する。
 さて、五車の中でも一番というより、「北斗の拳」の中で一番のお気に入りキャラが「雲のジュウザ」だ。愛する女を諦めると同時に己の心も捨てた男。心情としてはジュウザには動いて欲しくなかった。しかし動かなければ話は進まない。「俺は雲、俺はおれの意志で動く」、南斗最後の将の言葉にとうとう動いたジュウザはラオウと向き合う。
 「ならば、確かめよ、我が拳に一点のくもりがあるかどうか。」
 正面から疾走したジュウザはラオウの拳を空中にかわして、ラオウの兜を叩き割る。
 「浅かったか」
 ジュウザの戦いの場面でここが一番好きだ。ラオウを馬から降ろした実力に拍手。ラオウとの最後の戦いは壮烈だが、実力に差が出て勝負がみえているあたりが悲しい。
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2004年06月03日

南斗の男たち



 南斗の男達、それは勿論「北斗の拳」の南斗の戦士たちのことである。
 北斗七星に対して射手座にある南斗六星を視野に入れているのが、アニメでは南斗六星には触れられていない。その六人は、
☆南斗聖拳、殉星のシン
 ユリアをケンシロウから奪った男。
☆南斗水鳥拳、義星のレイ
 ケンシロウに次いて人気の高いキャラ。すこぶる強かったが、ラオウとの戦いであっさり技を見切られて秘孔“新血愁”を突かれる。その後の命尽きるまでの戦いがすさまじい。
☆南斗紅鶴拳、妖星のユダ
 自分の美しさと知略をめぐらす戦いを誇りにした男。何といっても最後、自分が美しさに心を奪われた南斗水鳥拳のレイの技に見とれて、拳を受けて絶命するあたり、「俺はこの世で誰よりも強くそして美しい」とほざくだけある。
☆南斗白鷺拳、仁星のシュウ
 ケンシロウが幼い時にその命と引き換えに両目の視力を自ら断った男。「今より輝こうとする子供たちの光を奪うことは絶対に許せんのだ」この言葉と共にケンシロウの少年時の記憶が甦る。他流試合で負けたケンシロウは命を奪われる掟であったのをシュウが自らの視力と引き換えに救った。シュウが奇跡的に視力を回復して成長したケンシロウを見つめる、シュウの最期の場面は屈指の名場面。
☆南斗鳳凰拳、極星サウザー
 最も冷血で最も憎い男…のはずであるが、最後ケンシロウは痛みを感じさせずに相手を葬る有情拳でサウザーに止めをさす。そして「やはりお前も友であったか」。う〜んと考えさせられていまう場面。愛と友情がテーマの北斗の拳においてそれを最も激しい形で描いた一コマ。涙するサウザーが意外で意外で…。名句「退かぬ、媚びぬ、省みぬ」は僕にとっては絶対に得られない憧れの心情だ。
☆母星、南斗最後の将
 実はユリアだったが、「わたしのためにお前の命が欲しい」とユリアらしからぬセリフを言わせた運命がまたすさまじい。言われたジュウザが戦いに覚醒する様が更に見事だった。

「南斗六星」についてはこちら
posted by KAZU at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション