2004年06月16日

黒の協奏曲(コンチェルト)

 最近のアニメはオープニングもエンディングもかなり頻繁に変わります。歌(CD)を売るためというのが見え見えで、中身が伴っていればコレクションにも加えようかと思いますが、どうもその気にならなりません。レンタルできるCDならともかく、レンタル禁止盤については買わなければならないので、財布と相談。
 オープニング、エンディングの他に挿入歌が大きなウエィトを占める「マーメイドメロディ・ぴちぴちピッチ」はオープニングの神戸みゆきさんをはじめとして、声優さん三人という同じパターンで次々と歌を繰り出し、それがどれも大当たりです。敵をやっつける時に歌う挿入歌はオープニング、エンディング以上に重要な曲でこれがまた素晴らしい。通勤中に聴いていてリズムに思わず体が反応してしまいます。
 まずは、「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ジュエルボックス1」をお聴きください。TV、シングルバージョンのソングスを集めたCDです。仇役の「ブラックビューティシスターズ」の歌う「黒の協奏曲」は珠玉の一曲。
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2004年06月15日

ウシに食べさせたい?

 今朝の通勤は久しぶりにマイCDを聴きながら。曲目は「ぴちぴちピッチ」「おじゃる丸」「ケロロ軍曹」と「超星神グランセイザー」。ヘッドホンで聞いているから周りにはわからないが、なかなか楽しい曲のオンパレードだった。
 「目をくいしばれ!」

 「おじゃる丸」の初期エンディング「プリン賛歌」もなかなか楽しい曲である。スプーンでつつけばふるえるプリン(原料に海草エキスがはいっているやつです)だから、それほどおいしくないと思うのだが、うちの息子も僕が焼いた焼きプリンよりもそっちの方が好きなようだ。
 さて、本題。へいあん朝からやってきたおじゃるが、この世で知ったお菓子がプリンで、その甘さ、香り、味にほれこんでしまうという歌詞。おもしろのだが、二番の途中で「ほろり」としてしまう箇所がある。
 「大好きな、親にもウシにも 食べさせたいプリン」
 幼児番組の歌詞としては最高。初めて知った味を親に食べさせたいという気持ちはもう少し大きくならないと湧いてこないかもしれないが、ウシに食べさせたいというのはすばらしい。番組を見ておられぬ方のために補足しておくと、ウシはへいあん朝でおじゃる丸の牛車を牽いているウシのことだ。おじゃるといつも行動をともにしている大切な友達の一匹。このウシにもプリンを食べさせたいというおじゃるの心が聞いていて嬉しい。
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2004年06月14日

パウル・フォン・オーベルシュタイン

 田中芳樹氏の小説「銀河英雄伝説」がアニメ化されてから久しい。中にはアニメオリジナルストーリーも存在するが、小説を読んでみるとそのストーリーは原作に忠実、場面によっては完璧に小説そのままの動き、台詞であり、この原作が如何に偉大かがわかる。
 さて、この長大な作品にはまたたくさんのキャラクターが存在するが、僕が一番好きな人を一人選べと言われると、表題の男を迷わずあげる。
 パウル・フォン・オーベルシュタインは時には変人と呼ばれ、曲者と呼ばれ、他人に同調することは稀で嫌われ者である。しかし、周りには全く感化されず、冷静かつ非情に黙々とラインハルトと国家に尽くす姿は惚れ惚れする。オーベルシュタインは国家に忠誠を尽くす余りにラインハルトさえその一部とみなしているような記述も多々目にしたが、僕は例え作者がそう言ったとしても賛成はできない。オーベルシュタインはラインハルトに忠誠を誓っていたのだ。
 キルヒアイスが死んだその日、ラインハルトを狙ったアンスバッハ准将の銃口に対し身をもって盾となったのはオーベルシュタインだった。あのほんの僅かなシーン、表情ひとつ変えない動作にオーベルシュタインの忠誠心が見てとれる。そしてその後、意気消沈して動かないラインハルトに対し幕僚たちが集まり事態の打開を計る。その場にオーベルシュタインの姿は見えないが…。

ロイエンタール「ラインハルト閣下には立ち直ってもらわねばならない」

 皆が姉アンネローゼに説得してもらう策を妥当だと考えてはいるのだが、アンネローゼにとりつごうとする者はいない。

オーベルシュタイン「私がその役を引き受けよう」
 ロイエンタール、ミッターマイヤー、ケスラーいずれもが引き受けなかった仕事を当然のように引受実行する。銀英伝一かっこいい男だと思うのだが、いかがか?
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2004年06月13日

宇宙の星よ永遠に

 「無敵超人ザンボット3」の最終回「燃える宇宙」で勝平はバンドックに突っ込む。前回、ブッチャーを倒すため父親が散り、そして今回、宇宙太も恵子も宇宙に散った。機関部を破壊されたバンドックは制御を失う。勝平は中枢部へ突入する。ガイゾックの正体はコンピュータードール。瀕死のコンピューターと勝平の会話が続く。
「憎しみ合い、嘘のつき合い、わがままな考え、
まして仲間同士が殺しあうような生き物がよいとはいえぬ。
宇宙の静かな平和を破壊する、われはそのような生き物を、
排除するために、ガイゾックによってつくられた」

 「無敵超人ザンボット3」は日本サンライズの誇る内容の濃い作品。戦いの中で多くの民間人を戦闘に巻き込んで殺し、ガイゾックの人間爆弾によって多くの友を失いつつも、地球を守るために神ファミリーは戦い続ける。地球に落下するバンドックから勝平を脱出させるために残った神ファミリーはバンドックと運命を共にする。
 脱出に成功した勝平はザンボエースの中でつぶやく。
「おれたち、つまらないことなんかしなかったよな」
 不時着した勝平はミチのひざの上でまどろむ、たくさんの人が集まってくる。そして、エンディング「宇宙の星よ永遠に」が流れて物語は幕を閉じる。
 重いテーマを扱った作品だった。勝平には迷いがあったかもしれない。しかし、普遍の正義など存在しない。「星闘士星矢」でデスマスクが老師に「正義も負ければ悪となりうることもあるのです」と言っている。これは極論だとしても。神ファミリーは正しかった、正義だったと言いたい。

 勝平の声は大山のぶよさん。大山さんの参加した貴重なSFロボットもの。「メカ音痴の私は、おことわりしようと思ったのですが、ストーリー性の高さが気にいって、おひき受けしました」という。ご覧になる機会のある方、ドラえもんを意識せずに見てください。
 名場面はアキが人間爆弾として爆死する第19話「アキと勝平」、最終回の神北恵子の爆死シーン。胸がしめつけられる思いがぬぐえません。

Read More にちょっとだけ歌詞紹介
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2004年06月12日

ミュンヘンへの道

 オリンピックが近づくとアニメの世界でもオリンピックにちなんだ作品が登場する。レスリングでメキシコ五輪を目指す「アニマルワン」、「アタックNo.1」でも後期オープニングでは鮎原こずえのバックに五輪聖火台があった。「ミュンヘンへの道」はタイトルにミュンヘン五輪を掲げ、「松平一家」と呼ばれた男子バレーボールチームのお話。
 このアニメの仕掛け人は監督の松平さんということだ。男子バレーボールは東京、メキシコとメダルを獲得しながらも、女子バレーの蔭になってしまっていた。松平さんのその辺りのご苦労話はたくさん本が出ているのでそちらをご覧ください。とにかく、松平一家はミュンヘンでビッグ3(大古、横田、森田)と世界のセッター猫田を擁して金メダルを獲った。その感動までの物語である。ちなみにそのチームの層の厚さは今の日本チームとは比べ物にならない。補欠チームで世界を戦えたとまで言われた程。
 内容についてはドキュメントそのものなので省略して、主題歌の話を。オープニングは「ミュンヘンへの道」、エンディングは「燃える青春」。共に天才阿久悠さんの作詩、作曲は渡辺岳夫さん、歌はハニーナイツ。ミュンヘン五輪前後からモントリオール五輪で男子バレーボールがメダルを失うまでの間、月刊「バレーボールマガジン」の読者欄には「ミュンヘンの道」のレコードを譲ってほしいという投稿が毎月のようにあった。当時からプレミアつき。1972年の作品ですが曲は名曲、もう歌詞はさすが阿久悠さんという感じ。番組の性質上再放送やCD化がのぞめないので、レコードが頼り。時々ネットオークションでも出ていて、昔ほど高くないので是非聴いてほしい。ただ、今レコードプレーヤーを持っている人が少ないですね。

もし、レコードをお持ちでプレーヤーがないという方で是非とも聴きたいという方はCD化のお手伝いしますよ!
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2004年06月11日

ダラム・ズバ

 昨日「伝説巨神イデオン」の二番目に好きなキャラを挙げたが、今日は一番のキャラを。
 ダラム・ズバはオーメ財団私設軍隊の隊長。戦線最前線に立ち、行動的、沈着冷静、実力も伴う最も好きなタイプのキャラクターだ。重機動メカ「ガンガ・ルブ」を駆る。バッフ・クランの正規軍を追われ、ギンドロ・ジンムオーメ財団代表に拾われる。ダラム・ズバもカララを救えず正規軍を追われたギジェ・ザラルを拾ってソロシップを追う。
 先にも書いたがダラム・ズバの魅力は実力派で現実的、行動派のところ。劇場版では率いる艦隊の旗艦で艦橋を直撃され爆死する。額のところで腕を十字に組み爆風と破片を防ぎつつまだまだこれからという意気込みを見せるが艦橋の壁へ吹き飛ばされる。見事な死に様ではあるが、平凡。やはりTV版の方が良い。
 TV版では全てを失い、宇宙服に核爆弾を仕込みコスモに決闘を挑む。自らの命を以って敵を殲滅する覚悟である。僕はもう少し卑劣な手を使ってでも、自爆すべきだったと思うのだが、ダラム・ズバのプライドが許さなかったのか。殆ど成功と思われた時、かつての部下ギジェ・ザラルの手によって頭を撃ち抜かれて死ぬ。ドロドロとした人間関係もまたイデオンの魅力。
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2004年06月10日

アバデデ・グリマデ

 「伝説巨神イデオン」は最終回「コスモスに君と」で登場人物が通常の意味で全員死ぬというなかなか稀なストーリー。イデオンが無限エネルギーを使うために様々な常識をはずれたことが起こる。例えばイデオンがイデオンソードを使って惑星を真っ二つに切るというシーンがある。エネルギー量が無限である以上可能なことではあるが、実際に起こったとすれば星があのような崩壊の仕方はしなかっただろうと思う。最終回「イデ」が発動する。肉体は滅びて、意識だけが開放されるが、通して見ていたにもかかわらず理解を超えたものだった。

 さて、アバデデ・グリマデはバッフ・クランの士官(サムライ)で、重機動メカ「ドグ・マック」を駆る。ソロ星調査に向い消息を絶ったギジェ・ザラル隊を支援するためにソロ星へ向かうが。そこで異星人(地球人)に遭遇、捕らえられたカララ・アジバを救出するために尽力する。シリーズを通してバッフ・クランの正規の士官としては長期に登場し、妻子の3Dフォトを眺めたり、中間管理職としての愚痴をこぼしたり、独白する場面も多い。人間味のあるキャラクターとしてイデオンファンにアバデデファンは多い。
 ギジェ隊が異星人と遭遇した上、ドバ総司令の娘カララが拉致され、「貧乏くじを引いたものだ」と嘆く。更に、ドバ総司令とカララの姉ハルルに「カララ切捨て」を命じられる。それでも一人ドグ・マックを駆って出撃し、カララ救出に向かう。もし、カララがバッフ・クランを捨ててソロ・シップに残らなければアバデデは全てに成功して母星に帰ることができたものを。バジン作戦でイデオンが落ちなかったが、作戦は成功していた。

 不運なキャラだがイデオンに登場するバッフ・クランの士官としは一番士官らしい。二番目に好きなキャラクターである。
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