2004年06月23日

ダメおやじ

 「ダメおやじ」は1974年にTV放映が開始された。僕の両親は何も言わなかったが、友人の何人かは家では見せてもらえないと言っていた。「父親をバカにする番組」だということだ。しかしながら、必ずしもネガティブな意見ばかりだった訳ではない。古谷三敏原作の人気連載漫画であったから、アニメの方も結構人気があった。ダメおやじに大泉洸、タコ坊に雷門ケン坊とピタッとハマっていた声優陣のおかげもあったかもしれない。 原作では非常に毒の強いギャグと残酷シーンの連続で、アニメ化にあたって毒は薄められたそうだが、それでも相当なものだった。
 オープニングは「ダメおやじの唄」、タコ坊の掛け合いでダメおやじ自らが歌う。アニメ版のファンがみな名曲と讃えるのがエンディング「ダメおやじ愛のテーマ」だ。およそ番組とはかけ離れた内容の歌詞とバラード調のメロディ、おまけに男女のデュエットでハモります。僕は漫画は読まないし、アニメも全部見ていないので、ダメおやじがどういう人間かは判断できない。この歌詞の内容がダメおやじの心の中を語っているとは思えないのだが。アニメを離れて聞いても十分聞ける歌である。レコードは当時かなり捜したが見つからず最近CDをみつけてフルコーラスの音源を得た。エンディングでは二番を使用している。

Read More にちょっと歌詞紹介。ハモる練習をしてみてはいかが。
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2004年06月22日

BALDIOS(2)

昨日の続きを。
 
 「宇宙戦士戦士バルディオス」劇場版は1981年の作品。この作品が忘れ得ない理由のひとつが唯一仕事をさぼって見にいった映画だということ。映画館に掲げられたマリンとアフローディアの正面を向いた顔が「見に来い」と叫んでいた。
 この作品はTV版の予定されていたストーリーとは異なる展開になっている。一番異なるのはアフローディアが最後の場面でまだ生きていることだろう。戦いの中に人間関係をからめて、冷めたメロドラマを見ているそうだ。
 作品には超カッコイイ男が一人と超魅力的な女性が二人登場する。
 超カッコイイ男はデビット・ウエイン。女性ファンの間では一番人気。クインシュタイン博士を愛し、「おれは地球のためには死ねない。でも博士のためなら死ねる」と特攻兵器フィクサー1で出撃して果てる。嘘でもいいからこういうセリフを吐いて死にたいものだ。
 超魅力的な女性、一人はエラ・クインシュタイン博士。ブルーフィクサーで常に厳しく、非情な目でスペースコマンドを見つめる。劇場版では詳しくないが、TVシリーズでは第29話「地球氷河期作戦」でデビットとの慕情と愛情が語られる。この場面のクインシュタイン博士はきれいだったなあ。
 もうひとりの女性は何と言ってもローザ・アフローディア。グリーンの髪が魅力的なS−1星の戦略司令官。冒頭で灯台からS−1星の死の海を眺める表情、一日の任務を終えて自室で帽子を取ってグリーンの髪の毛が広がるシーンは吸い込まれてしまうほど。アニメの中で屈指の魅力的な女性だと思う。ラスト「マリン…お前などに助けられることはない」、思いっきりかわいくないのだが…。
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2004年06月21日

BALDIOS

 前にも書いたが僕はTV版と劇場版がある作品はTV版の方が好きだ。キャラクターそれぞれのエピソードがなくて、あらすじになってしまう劇場版はどうも好きになれない。その最たるものが「聖闘士星矢」。星矢の劇場版はオリジナルストーリーだけれども敵が違うだけでワンパターンとしか言いようがない。しかし、劇場版が忘れ得ない作品がひとつだけある。「宇宙戦士バルディオス」だ。
 「宇宙戦士バルディオス」は物語の完結を見ることなく突然放映が中止になった。事情はあったにせよ未完結のまま打ち切りは前代未聞、当然視聴者からの抗議は殺到、ファンの大きな後押しがあって、劇場版として復活した。
 声優陣に塩沢兼人(マリン)、潘恵子(ジェミー)、戸田恵子(アフローディア)、柴田秀勝(ガットラー)、玄田哲章(雷太)、田中秀幸(オリバー)と人気声優が揃い、主題歌もTONY、挿入歌に戸田恵子と劇場を興奮させた。
 物語は未来の地球(S−1星)に始まる。S−1星は放射能に汚染されていたが総統ガットラーは亜空間を越えたむこうに美しい星地球を発見、侵略を試みる。戦いの結果ガットラーは結果的に核を使用して地球に放射能をばらまくことになる。それが未来のS−1星であったことに気づくが、後の祭り。戦闘に人間模様が複雑に絡み合い、憎悪と愛情渦巻くドラマとなっている。DVDが発売されているので機会があれば是非観てほしい。
 ラストシーン、地球に降り立ったマリンがアフローディアを抱き上げて海岸をあるく。バックにエンディング素顔のままでが流れる。こころ熱くなるシーン。

 長くなりそうなので続きは明日にでも。
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2004年06月20日

「エネルギー全力噴射!」

 「スーパージェッター」は1965年放映の作品。同枠の前作は「エイトマン」でどちらかというと影のある作品だったが、「スーパージェッター」はそれを意識してか明るい作品になっている。ちょうどモノクロからカラーへの転換期の作品でいち早くカラー化した。放映開始時にはモノクロで途中からカラーに変わる。同年には「ジャングル大帝」がカラー放映されているが、以後もモノクロ作品が中心である。カラーテレビの普及も進んでいない時期で僕もカラーで見た記憶はない。
 「スーパージェッター」というとジェッターのセリフが有名。オープニング冒頭「僕はジェッター、1000年の未来から時の流れを越えてやってきた。流星号応答せよ、流星号。来たな、よし行こう」は特に有名。歌詞の途中でも一番
 マッハ15のスピードだ
 「エネルギー全力噴射!」
 二番は「自動操縦スタンバイ!」、三番は「潜航装置異常なし!」と続く。

 「エイトマン」より後なのにどういうわけか内容の記憶が少ない。たまたま、買ってもらったソノシートのお話「未来予言機」をかろうじて覚えているのみ。
 ジェッターの武器はパラライザー、反重力ベルト、タイムストッパー。一番欲しかったのはタイムストッパー。30秒間だけ時間の流れを停止できる。この間になんだってできる。
 エンディングは「流星号のマーチ」だが、この頃の作品ではエンディングがテレビ放映ではなかったり、版権の関係でソノシートにのみ収録されていたりする。僕もテレビで流れていた記憶はない。ソノシートのおかげて二番まで完全に歌詞を記憶しているのだが。
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2004年06月19日

Take Me Higher

 「ウルトラマンティガ」は平成ウルトラマンとして、満を持して制作されただけあって、非常に内容の濃い作品になっている。設定の甘さと、感傷に流される部分があって「ウルトラセブン」には及ばないながらも、「ウルトラマンコスモス」などとは一線を隔する。
 まずは、俳優陣。イルマ・メグミ隊長に高木澪、シンジョウ隊員に影丸茂樹、レナ隊員に吉本多香美、ダイゴ隊員にV6の長野博、ヤオ・ナバン博士に小倉一郎、月面基地のハヤテ隊長に京本政樹、サワイ・ソウイチロウ総監に川地民夫、ゲストでオビコに赤堀昇一郎、キリエル人に高野浩幸、と豪華ではないが個性派ぞろい。高樹澪さんは「ティガ」に出たことで今までと違う分野で名前が売れ、「ティガのイルマ隊長の…」という形容もあちこちでみられるようになった。
 おまけに特撮ファンには嬉しい面々が揃っている。吉本多香美さんはご存知、ウルトラマンのハヤタ隊員(黒部進)の娘。キリエル人の予言者を演じた高野浩幸さんは「超人バロム1」の健太郎、シンジョウ隊員は「平成ウルトラセブン」でもご活躍だ。
 オープニング「Take Me Higher」は「ウルトラシリーズ」としてはかなり異色だと思う。文字通り、ティガのテーマとして劇中でも使われた。特に最終回、フルコーラスとまではいかなかったが二番の歌詞が流れて、世界中の子供達の光が集まって「ティガ」が復活するシーンに使われた。意味深長な物語が続く「ティガ」の世界で感動を呼んだ名場面。
posted by KAZU at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2004年06月18日

メトロン星人のテーマ

 ウルトラセブンファンの間で「メトロン星人のテーマ」と呼ばれている曲がある。
 ウルトラセブン第8話「狙われた街」でメトロン星人は宇宙ケシから取った赤い結晶をタバコの中に仕込んで人間を一時的に発狂させる。この犠牲者の中にはアンヌ隊員の叔父さんもいた。この話でアンヌ隊員の名字が「友里」であることが初めて出てくる。
 ダンは友里アンヌ隊員と共に赤い結晶が仕込まれたタバコを販売する自動販売機を見つけ、タバコを補給しにきた男を追跡する。長屋に入った男を追ってダンが部屋に入るとメトロン星人がダンを待ってた。ちゃぶ台をはさんでダンとメトロン星人が語る。
 さてこの「メトロン星人のテーマ」、2度劇中で流れている。最初はメトロン星人がダンプカーを使ってダンに忠告した場面。2度目はダンとメトロン星人がちゃぶ台をはさんで語らう場面。冬木透氏の優曲。
 この曲は平成ウルトラセブン「ウルトラセブン〜1999 最終章」の第3話「果実が熟す日」で息絶えたレモジョ星系人とミズノ隊員の遊園地でのラストシーンにも流れた。この曲だけを聞くとクラシックだと思う人が多い。それほど洗練された曲ということか。
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2004年06月17日

鳥を見た

 昨今、かつての人気番組のBGM集がたくさん企画、発売されている。そういったもののなかからお気に入りのものを買ってきて聞いていると、
 「見ていない番組のGBMなんて、雑音といっしょや」
 と家内は言うのだが…。

 ウルトラQをリアルタイムで見た年代の方達にとっては「ウルトラQ」のBGM集はとてつもなく懐かしい。映像としては「2020年の挑戦」でケームル人がパトカーに追われて東京の街を疾走する場面や、「虹の卵」のラストでおばあちゃんが立って歩くシーンは忘れることはできない。それから、石坂浩二氏のナレーション。「明日の朝太陽をみてください、…」ゾクゾクしてきます。
 BGMとしては「カネコンの繭」でカネゴンが夕日の中で途方にくれるシーンで流れていた曲、「虹の卵」の冒頭で少年少女たちが野原を歩くシーンで流れている曲、「ガラダマ」で湖の遊覧船のラジオから流れていた曲、「バルンガ」で風船怪獣バルンガが画面に登場している時に常に流れていた奇怪なリズム音、などなど数え上げたらキリがない。映像と切り離しては意味のない音楽である。
 「ウルトラQ」唯一のエンディングと言われているのが「鳥を見た」の最後で流れた曲である。警察に隔離されたラルギュースは巨大化して建物を破壊し飛び立つ。最後少年の頭上を一度だけ旋回して海の彼方へ飛び去ってドラマは幕を引くが、その後流れるのが俗に「鳥を見たエンディング」といわれる曲。これは映像をはなれて単独で聴いてもすばらしい。
posted by KAZU at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮