カリオストロの城

　映画ルパン三世「カリオストロの城」が公開された時に買ったポスターがあります。
　グリーンのジャケットのルパンとクラリスの絵、
　そして映画のワンシーンのフランス語での台詞。
　フランス語をよく知らない人達の手によるのでしょうか、綴りの間違い等があります。
　まあ、アニメのポスターですからね。
　映画を観たひとにはわかる有名なシーン。
　ルパンがクラリスの閉じ込められた塔に侵入して言葉を交わすシーン。
　さすがに正確な台詞を覚えてないのでポスターのフランス語を訳します。

−俺の手に入れたいもの、それは塔のてっぺんに隠された魔女の宝物さ。君をさらっていってもいいかい？
−私を？
−そう大金持ちから宝石を盗み、結婚にしばられた魅力ある娘を解きはなつのが俺の仕事さ。
−私を自由にしてくださるの？、本当ですか？　ありがとう。とっても嬉しいわ。でも、カリオストロ家がどんなに恐ろしいか、あたなには想像がつかなくってよ。さあ、このまま立ち去って下さい…。
−ああ、なんということだ。この娘は俺の力を信じちゃいない。そりゃ、魔法はおそろしいさ。でも彼女が俺を信じるなら、俺は空高く飛ぶことだって、あの湖の水を飲み干すことだってできるのに。

ゴールデンウイーク特別企画二元中継（笑）
フランス語はこちら

あいたいよ

　僕の携帯（ＰＨＳ）の着メロは「あいたいよ」です。もう五年以上使っている携帯で、買った当時は着うたなどもちろんないし、着メロはまだなかったかな。で元々五つくらい着信音がついていて変更はできるのだけど、余り個性がない。誰の電話が鳴っているのかわからない。ということで、楽譜を入力する機能があるので曲を入れることにした。
　最初入れたのは難波のモーツアルトと呼ばれるキダ・タローさんの名曲ＣＭ「とれとれピチピチカニ料理〜」と「あ〜あ越中日本海味噌」のメロディ。何処で鳴っても自分の携帯だとすぐにわかる。笑うやつもいるけどね。

　さて、1999年「未来戦隊タイムレンジャー」放映。この特撮でタイムピンクを演じた勝村美香さん（歴代女性レンジャーの中でも歌はピカイチ）が挿入歌として歌ったのが「あいたいよ」。ＣＤも出ました。2000年タイムレンジャー放映終了とともに勝村さんの大ファンになりました。長年使った「とれとれピチピチ」に代わって「あいたいよ」を入力。携帯は正味緊急連絡用でメールもしてないし、勿論インターネットにもつながらない。着メロ・着うたには無縁です。
　ＣＤを聞きながらまず楽譜を書き、やっとのことで完成。「あいたいよ」が鳴る携帯は僕のです。（その曲しらないって？）
　勝村美香さんの簡単なプロフィールは下のリンクで、詳しくは左のリンクのオフィスのページをご覧ください。
勝村美香さんの紹介

夜のエイトマン

　ＴＶモノクロ時代の名作「エイトマン」のエンディング。

　オープニングは有名な名セリフ
「警視庁捜査一課の刑事は全部で49人、７人ずつ７つの班を作っている。
私はそのどれにも属さない８番目の刑事、エイトマンである。
ロボットになった今でもエイトマンは優秀な腕利きの刑事なのだ。
この秘密は田中捜査課長だけが知っている。」
から始まる、克美しげるの名曲だ。

　「夜のエイトマン」の方は、エンディングということになっているが、放映当時に歌を聴いた覚えがない。ただ親に買ってもらったソノシートに入っていたので小さな頃から知っている。オープニングも好きだったがこの曲もお気に入りで、中学時代に笛のテストに何でもいいから好きな曲を吹けといわれ、楽譜を取って「夜のエイトマン」を演奏した。メロオケは劇中何度となく使われているので、エイトマンファンなら絶対に聴いたことのある曲。

　前田武彦作詞、萩原哲昌作曲、ミュージカルアカデミー歌
　「テールランプが闇に消えた、
　　行きかう車も、今はとだえた…」

ひとりぼっちのメグ

　NHKの「ひょっこりひょうたん島」の歌をうたっていたかわいい女の子(だった)前川陽子さんは、結構アニメの主題歌を歌っているのだろうと思っていたらそれほどでもなのですね。

「すてきなリリィ」/レインボー戦隊ロビン
「リボンの騎士」/「リボンのマーチ」リボンの騎士
「ガムのうた」/マグマ大使
「魔法のマンボ」/魔法使いサリー
「おんぶおばけ」/おんぶおばけ
「キューティーハニー」「夜霧のハニー」/キューティーハニー
「あの子はあさりちゃん」「私は女の子」/あさりちゃん

　こんなとこでしょうか。最初のひょうたん島から最後のあさりちゃんまでスゴイ年月の流れがあるのに全然声が変わっていないところが素晴らしいです。
　で、一曲だけ選ぶなら「ひとりぼっちのメグ」 (魔女っ子メグちゃん) です。オープニングの方も前川さんの歌ですが、エンディングの方が僕は名曲だと思います。流行った割にレコードが少ない曲です。

ヒロインはルナじゃねぇ！

上のタイトルのように友人が叫んでおります。

「たった一つの命をすてて
生まれ変わった不死身の体
鉄の悪魔をたたいて砕く
キャシャーンがやらねば誰がやる」

30年以上過ぎた今でも名コピーだと思います。
しかし、どうして今「キャシャーン」？
「新造人間キャシャーン」映画化、賛否両論。
テレビシリーズにとって、フレンダー、スワニー、ＭＦ銃、上月ルナは不可欠です。
でも映画のように短時間のストーリー展開にルナはいらないですね。
キャシャーンだけを描けば良いと思います。
ちなみに、アニメ版の主題歌はささきいさおさんの歌。
32年前の若きささきさんの絶唱です。
聴いたことのない方は是非一度、おすすめです。

水色の輝き／小出広美

　「聖戦士ダンバイン」の挿入歌、歌っているのは小出広美さん。
　小出広美さんは「あの人は今…」とかテレビや週刊誌で一時期よく話題にあがっていましたが、僕はこの歌でしか知りません。どういう活動をされて、どんな歌をうたって、その後どうなったか。
　レコードジャケットの裏面にモノクロの小さな写真。レコードは1983年製でプロフィールには昭和41年生まれとあるから、17歳前後の写真、なかなかカワイイです。

素顔のままで

　演歌若手歌手の長山洋子さんが、アイドル歌手時代にアニメの主題歌を歌っていたことはまあ、知られている。(演歌歌手はおばあちゃんと呼ばれる年齢の人が現役でゴロゴロいるから、間違いなく彼女は若手歌手であると思う。)
　有名なのが映画「ファイブスター物語」の「瞳の中のファーラウェイ」。もうこの曲はＣＤ時代に突入してからの曲だから比較的新しい。ジャケットの表はナイト・オブ・ゴールドとラキシス、アマテラスが描かれえいるが、裏面にはちゃんと長山洋子さんの写真もある。それに先立つこと、テレビのスポット作品で「ラブ・ポジション〜ハレー伝説」の主題歌「素顔のままで」を歌っているのは案外知られていない。テレビで一度流れたきりの曲ながらレコードはそこそこ売れたそうだ。