2021年09月08日

「新・影の軍団 序章」



 「第二章」見て、その前のストーリーが見たくなり、「序章」を借りてきて見ました。やはり順を追って見るものですね。背景がよく分かりました。河内家の内情、伊賀の郷が滅びた事情、年月の経過、伊賀の残党が服部半蔵の元に集まった理由。全部すっ飛ばして見ていた訳で。
 印象的なのはこの物語に伊賀の忍の心のよりどころとされている「九字」。「臨兵闘者皆陣列在前」(りん・ぴょう・とう・しゃ・かい・じん・れつ・ざい・ぜん)、タイトルコールからのオープニングの後、服部半蔵が唱えます。その際は梵字が表示されます。本編中でも印を結びつつ唱える場面があり、それは「第二章」でも見られます。

★ストーリー
 10年前のこと伊賀の郷が襲われ、伊賀の忍は壊滅する。戦火の最中、幼い疾風、妖騎、金剛丸の三人は郷に戻って戦おうとするが、突然現われた服部半蔵に「今は生き延びよ」と諭され、逃げ延びる。そして10年が経過した今、町から盗賊まがいの盗みを働いては文字通り橋の下で暮らしていた。そんな虚しい生活の中から脱しようと、疾風は紫苑城へ盗みに入ることを持ちかける。見事河内家の本丸・紫苑城の蔵に忍び込むが、服部半蔵につかまってしまう。半蔵は三人の命を助け、忍として生きる気があるなら山城山の妙光寺に伊賀の者たちが集結するので来るように伝える。
 徳川家の資金源である河内家は藤姫の輿入れを前に、城主・河内篠忠が矢傷に倒れてしまう。御家存続の為に服部半蔵に全てを託した後、篠忠は亡くなる。篠忠の死を隠し、藤姫には婿を取って御家存続を計るため、半蔵が動き出す。
 一方、藤姫の輿入れ先・実葛家では、老中・薮田篤行が自分の娘を実葛の正室にし覇権を握ろうとしていた。そのため藤姫誘拐を風魔小太郎に依頼する。輿入れを前の藤姫を護衛する伊賀の忍と風魔一族との戦いが始まる。半蔵は千里眼で猿飛佐助の動きを察知するが、猿飛は先ず伊賀と風魔の戦いを静観することにする。
 風魔一族の急襲に伊賀者が一人殺され、一人が再起不能になり、藤姫は奪われる。寺の洞窟に閉じ込められた藤姫を奪還するために、総攻撃をかける。人数的には圧倒的な差をつけられながらも、風魔一族の手勢を全滅させて藤姫奪還に成功するが、助けた姫は影武者を含めて3人いた。3人の姫を輿入れ先へ護送する輿入れ道中が始まる。

★キャラクター&キャスト
○服部半蔵 / 千葉真一
○猿飛佐助 / 松方弘樹
○風魔小太郎 / 山本昌平

○疾風 / 山口祥行
○妖騎 / 高野八誠
○金剛丸 / 船木誠勝
○百地三郎 / 中山弟吾朗
○陸乃丈 / 小沢和義
○闘馬 / やべきょうすけ

○朝霧姫 / 勝村美香
○照手姫 / 中村愛美
○月夜姫 / つぐみ

○烏丸 / 金子昇
○菖蒲院 / 小野真弓
〇河内篠忠 / 本宮泰風
posted by KAZU at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編

2021年09月02日

「新・影の軍団 第二章」(3) / 朝霧姫



 忍者が活躍した時代には「忍者」という言葉は存在していなかったそうな。本作では「忍び」と呼んでいる。特に伊賀方にあっては「かまり」は敵の忍び、スパイである。
 服部半蔵は出立前に伊賀の残党たちを集めて命を下すが、その時「この中に“かまり”がおる!」と。居合わせた全員が、その言葉に驚き周りを見渡し疑心暗鬼に捕らわれる。が半蔵は続けて、「…やもしれん」(一同、胸をなでおろす)。油断するなという半蔵の戒めである。そして、実際にかまりがいた。しかし、三人の姫は最初から全部囮。伊賀の忍が全滅しても姫が全員暗殺されても、半蔵は目的を達成できた訳だ。



 さて、我等が勝村美香さんは三人の藤姫のひとり朝霧姫。実は甲賀のかまり、九の一。本物の姫を密かに狙う。集合場所である屋敷から飛火炬(とびひこ)を飛ばして位置を猿飛に報せた。それを護衛の者に見られてしまったが、襲われたふりをして自分に好意を示す妖騎に切り殺させた。最後は照手姫の首を取り、呼び子で使命成就を報せた後、自害して果てる。


半蔵の影を殺し、照手の首を取る。

 この「新・影の軍団 第二章」を見た後、美香さんに初めてファンレターを送ったので、すこぶる懐かしくて思い入れの強い作品でもあります。


本物の朝霧姫を殺して成り代わる。
posted by KAZU at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編

2021年08月31日

「新・影の軍団 第二章」(2)


「この中にかまりがおる!」

★キャラクター&キャスト
○服部半蔵 / 千葉真一
 ご存知、伊賀忍者の頭。集めた伊賀の残党に藤姫輿入れ旅の護送の命を出す。

○疾風 / 山口祥行
 伊賀の忍び。照手姫の護衛を任される。2丁の短剣を扱い、卓越した戦闘能力で最後まで生き延びる。



○妖騎 / 高野八誠
 伊賀の忍び。朝霧姫の護衛を任される。朝霧姫に好意を示し、もし朝霧姫が影武者ならさらって自分の妻にすると言い切った。

○金剛丸 / 船木誠勝
 伊賀の忍び。怪力の持ち主。剣がなくとも拳で戦う。月夜姫の護衛に加わる。

○朝霧姫 / 勝村美香
 三人の藤姫の内の一人。口数も少なく、不平ももらさず黙々と旅を続ける。実は藤姫の影武者。甲賀方のかまり(九ノ一)が朝霧姫を殺してすり代わっていた。斥候と連絡をとりつつ本物の藤姫殺害を目論む。最終場面で半蔵の影を倒し、照手姫を討ち取る。その後呼び子で猿飛佐助に知らせ自害した。



○照手姫 / 中村愛美
 歩くことすら嫌がる如何にもわがままな姫様らしい性格。食べ物にも不平不満をまき散らす。左の肩に藤の花の痣がある。このことを半蔵は利用する。実は藤姫の影武者。最後は朝霧姫に殺される。



○月夜姫 / つぐみ
 照手とは対照的に周囲を気づかう娘。体調が悪く籠で道中を行く。実は本物の藤姫だが本人は城を出ておらず、輿入れ道中の娘は半蔵の幻術による木偶人形で実体は僧侶だった。風魔の一手に銃で撃たれて亡くなる。

○風魔小太郎 / 山本昌平
 藤姫を拉致した風魔の忍者。奪還された藤姫を追って暗殺するため一党を指揮する。街道を行く月夜姫を追ったが、金剛丸に巻かれてしまい、猿飛佐助の助力を受けて伊賀方の行方を知る。一族の復活をかけて伊賀の忍に総力戦を挑むが、疾風、妖騎、金剛丸に三人がかりで倒される。

○烏丸 / 金子昇
 山賊の首領。伊賀の里に生まれた抜け忍。疾風と渡り合う程の腕を持つ。一度疾風と戦い敗れたが疾風が止めを刺さなかった。そのことで疾風を執拗に狙う。二度目も敗れているが、またも疾風は止めを刺していない。

○猿飛佐助 / 松方弘樹
 藤姫暗殺を狙う甲賀忍者の首領。風魔一族を利用、伊賀忍者を倒して豊臣の天下泰平を目論む。



○菖蒲院 / 小野真弓
 河内家に仕える尼僧。かつて藤姫の乳母を務めた女。服部半蔵ら伊賀方に情報を流した。本物の藤姫には左肩に「藤の痣」があることを伝える。実は半蔵が化けた姿で、猿飛が化けた半蔵に偽の情報を流した。狐の化かし合いは半蔵の勝ち。

○百地三郎 / 中山弟吾朗
posted by KAZU at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編

2021年08月30日

「新・影の軍団 第二章」(1)



 俳優の千葉真一さんが新型コロナの肺炎で亡くなられた。誠にもって残念。ご冥福をお祈りいたします。
 千葉真一さんが出演された特撮作品は多く以前に
「戦国自衛隊」(1979)
「黄金バット」(1966)
「海底大戦争」(1966)
「ゴルゴ13 九竜の首」(1977)
「キイハンター」
を、最近では「烈火」をご紹介しましたが、更に追悼の意味をこめて「新・影の軍団 第二章」をご紹介します。
 僕自身は「影の軍団」シリーズは全く見たことがありません。また「新・影の軍団」についても序章を見ていないのですが、第二章だけDVDを持っています。この一本に勝村美香さんが出演しているからです。最初ネットオークションでビデオテープを落札しましたが、後に格安でDVDが出ており、そちらも落札。千葉真一さんの登場シーンは少ないものの、その存在感は絶大です。
 製作 / 夏山易子、製作総指揮 / 夏山静香、企画統括 / 千葉真一・中島仁・夏山昌一郎、企画 / 松島富士雄・前田茂司、企画協力 / 岩崎統・小林正人・平湯謙司、プロデューサー / 田所幸三・夏山牧子・小松俊喜、脚本 / 友松直之、撮影 / 富田伸二、証明 / 横山秀樹、録音 / 小西進、監督 / 宮坂武志、制作 / ジェネックス・楽映舎、制作協力 / 東映京都撮影所、製作・販売 / シネマパラダイス、販売 / GPミュージアム。2003年シネマパラダイス、86分。



★ストーリー



 風魔一族に奪われた河内家の藤姫を乱闘の末に奪還した服部半蔵率いる伊賀忍者たち。服部半蔵の命で姫を輿入れ先へ護送することになるが、藤姫は影武者を含めて三人が存在した。本物の藤姫を見分ける術はなく、伊賀忍者たちは三班に分かれて護送することとなる。風魔一党の追手、山賊たちの襲撃、陰に潜む甲賀忍者たちの手を逃れて進むが、月夜姫が風魔の追手に殺され、甲賀のかまり朝霧姫は照手姫の首を取り、自害する。
 山中で出会った服部半蔵と猿飛佐助は刃を交えるが、朝霧姫の任務完了の合図で猿飛は引く。三人の姫いずれも守ることなく事を終えた伊賀忍者たちであったが、服部半蔵がそんな間抜けをする訳もなく、最初からこの三人の姫の輿入れ道中は囮であった。本物の藤姫は一歩も城内から出ておらず無事。全ては服部半蔵の陽動作戦であった。


posted by KAZU at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編

2021年08月28日

「心霊探偵八雲」(5)


晴香と姉の幼少の頃の写真。双子の姉妹ということだが二卵生?

★サブタイトル
 原作に忠実なのか、一話完結のエピソードは良いのですが、連続するエピソードのタイトルは却って内容を連想しにくいです。連続するエピソードは前に同じフレーズを持ってきて、後ろに漢語を添えている形です。

FILE 01 開かずの間
FILE 02 白狐の祟り
FILE 03 トンネルの闇



FILE 04 魂をつなぐもの 〜憑依〜
FILE 05 魂をつなぐもの 〜蘇生〜
FILE 06 格安の物件
FILE 07 つながる想い 〜罠〜
FILE 08 つながる想い 〜縁〜
FILE 09 つながる想い 〜光〜
FILE 10 失意の果てに 〜告知〜
FILE 11 失意の果てに 〜凶刃〜
FILE 12 失意の果てに 〜憎悪〜
FILE 13 失意の果てに 〜久遠〜


死者の霊が見えるだけの大学生にはあり得ない活躍。普通なら晴香は死んでたでしょう。


八雲の従妹の奈緒。耳が聞こえないという設定でしたが、
一心や後藤の話しかけには普通に反応している描写でした。なぜ?



鬼課長。好きなタイプのキャラクター。
posted by KAZU at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2021年08月27日

「心霊探偵八雲」(4)



★主題歌
○オープニング「Key」
「Key -Phase1-」(第1話〜第3話)
「Key -Phase2-」(第4話〜第6話)
「Key -Phase3-」(第7話〜第13話)
 3つのバージョンが存在するそうだが、実際視聴しているときには全然気づかなかった。言われて聞き直してみると、Phase3は「ああ、違うな」と思いましたが。フルコーラスのショートバージョンで歌詞も音も一部を省略しています。各Phaseは最初の出だしの部分が違うのみ。オープニング映像も印象的です。作詞 / 酒井ミキオ、作・編曲 / R・O・N、歌 / Jangled Cat(小野大輔)


Key of The light Chain reaction 
見つめるRed eye
真理(こたえ)を探していたんだ あてもなく彷徨いながら
幾千億の絡み合うElements (I feel) 思考の中で
まるでso Confusion
消えないんだSpritual pain Where do we go?
光と闇が無限に揺れる 天使が悪魔と踊りだす
時を超えたDNA(遺伝子)の記憶 Key of The life 真理(こたえ)はすぐそこに…


○エンディング「Missing You」
 オープニングとはガラリと異なるバラード調。八雲と晴香の映像の前に様々な家族の写真がちりばめられる。作詞・作曲 / 小峰理紗、編曲 / 窪田ミナ、歌 / コミネリサ。
posted by KAZU at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2021年08月26日

「心霊探偵八雲」(3)

★キャラクター&キャスト
 残りのキャラクターの内、複数話に登場した者を。

○両目の赤い男 / 高瀬右光



 両目が赤いことからそう呼ばる。梓を強姦した八雲の血縁の父。既に他界して肉体を失っており、七瀬美雪を操り、八雲を憎しみの虜にして魂を同調して、肉体を奪おうとした。しかし精神的に成長した八雲の強い意志はそれをはねつけ同調に失敗する。

○七瀬美雪 / 柚木涼香



 祖父と母の間に生まれた子供。家族から殊に父からは虐待されており、両目の赤い男の協力で、十歳の時に家族全員を惨殺した。「七瀬邸一家4人殺害事件」は武田の犯行とされたが、本編で自らの犯行だと宣言している。最後は両目の赤い男に置き去りにされ、半狂乱となりつつも車で逃亡。湖に車ごと飛び込むが遺体は見つかっていない。

○佐々木美樹 / 小清水亜美
 晴香と真由子の学友かつ親友。皆で肝試ししようと旧校舎に行に数体の地縛霊に憑依される。晴香の依頼で、八雲が事件の真相を突き止めて解放して助ける。以後何度か登場する。

○武田俊介 / 浜田賢二



 フリーのジャーナリストで斉藤梓のフィアンセ。「七瀬邸一家4人殺害事件」の容疑者。両目の赤い男に殺されて埋められていたが、晴香と八雲を助けるために一般にも見える霊体として動きまわり美雪の犯行を阻止した。事件後、梓とともに成仏する。

○新井真央 / 生天目仁美
 恵林堂医科大学病院の脳外科医。一心に余命1年の告知をした担当医師。幽霊調査の依頼人でもある。

○小沢恵子



 晴香の母で、斉藤梓の友人でずっと手紙をやり取りしていたが、梓が失踪してからは音信が途絶えていた。晴香から事情を知らされるまで事件のことは知らなかった。娘に対しては愛情豊かだけれど、あまり踏み込まず見守る。あそこまで自由にやらせる母親はめったにいないでしょ。なぜかクレジットに上がっていないのでCVは不明。なんででしょうね。
posted by KAZU at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション